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グッピー

グッピー(Guppy, 学名 Poecilia reticulata)は、ラテンアメリカ原産のカダヤシ目(キプリノドン目) カダヤシ科(ポエキリア科) グッピー属(ポエキリア属)に属する魚。1858年頃、イギリスの植物学者グッピーによって発見され、1859年に学名がつけられた。
全長約5cmで、雄のほうが雌に比べて色も形も派手。卵胎生を行う。古くから熱帯魚として広く親しまれている。

界 : 動物界 Animalia
門 : 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
上綱 : 魚上綱 Pisciformes
綱 : 硬骨魚綱 Osteichthyes
目 : カダヤシ目 Cyprinodontiformes
科 : カダヤシ科 Poeciliidae
属 : グッピー属 Poecilia
種 : グッピー P.reticulata


最大体長:♂3〜4cm。♀4〜6cm。
温度:20〜28℃
水質:中性〜弱アルカリ性
餌:人工飼料

総合難易度 ☆


おもにシンガポールで養殖されたものを外国産グッピー、日本国内で繁殖・作出されたものを国産グッピーとよぶ。外国産グッピーのほうが安価だが、国産グッピーのほうが日本の水で育っていること、輸送ストレスが低いこと、大切に扱われていることなどから大変丈夫である。

初心者向けと熱帯魚屋の店員に勧められる。それは外国産のグッピーだが、飼って直ぐに☆になった…という場合が多い。うちも何匹か2週間以内に☆になった。特に♂の方が☆になりやすいようだ…(経験談)

グッピーは酸素欠乏にひじょうに強い魚種で、相当ヒドイ環境でないと「鼻上げ」はしない。ソードテールが死ぬ酸素濃度でも、グッピーは全然平気だったりする。(故筒井良樹氏曰く)

グッピーは本当に初心者向けか?

店員にも言われたし、WEB上でも「初心者向け」と書いてあるサイトも存在する。勿論、ネットで熱帯魚を販売しているお店は難易度が☆1個だ。
しかし、本当にそうなのだろうか??…。

グッピーには国産と外国産という区別が存在する。
他の熱帯魚だって、国内産もあれば外国産もあるだろうに…なんでグッピーだけそうやって区分けするのか?不思議だ!
その上、外国産と言ってもほとんどがシンガポール産、後はスリランカ産やマレーシア、タイとか…
国内産の方がストレスが少なくて水にも慣れていて…etc兎に角外国産より強い…と言われている。(国内産飼った事が無いから判らん)外国産グッピーについては「輸入グッピーを飼おう」を読めばとっても勉強になる。

そもそも店頭に並んでいるグッピーに国内産と外国産がある事を知ったのは、グッピーを飼ってからだ。
今はネット時代。前もって調べる人もいるだろうが、少なくとも僕は知らなかった。そんな人間は沢山いるような気がする。
で、店員に勧められるまま、同じ水槽で底を蛇のようにのたうち回っているグッピーに不安を抱きながらも、ビニール袋に入ったグッピーを大事に抱えて持って帰り(車だったけど^^;)、そして☆にした…。ちなみにこの店は外国産のグッピーしか扱っていない。(この頃は国産も取り扱っているようだけど…)
水合わせは2時間かけてやったが、モザイクタキシードの♂は1週間で☆になった。あのテトラより丁寧にやったと言うのに…。そこで今度はイエローのタキシード(外国産)をペアで飼ったが、これも2週間程度で両方とも☆になった。
その後、残ったタキシード♂も☆になり、それを追うように腹ぼてで「いつ産んでもおかしくない」状態の♀が☆になった。
つまり、飼い始めて1ヶ月程度で4匹☆になって、1匹♀(ちょっと腹ぼて)が生き残ったと言う事。何処が誰でも飼える初心者向きの熱帯魚なんだ??

大抵が尾ぐされ病で☆になった。どうやら外国産は運ばれてきて、まともにトリートメントもせずに店頭に並んでいるようだ。(ネット情報)
まず最初に水槽の隅でじ〜と動かなくなる。たまに元気良く泳いでいるな…と思っても今度は底のヒーターの下あたりでじ〜としていたり…という行動に出始めたら、尾が白くなってぼろぼろになったり、裂けてぼろぼろになって2〜3日で尾が無くなったり…して☆になる。ぼろぼろになった頃に薬浴してもほとんど無駄だった。海水で尾ぐされ病の原因菌フレキシバクター・カラムナリス菌を殺菌しようとしたが、そこは初心者の悲しい性、塩の量が3%と書かれていても、思った以上に塩をぶち込むので「こんなに入れるのか?」と疑心暗鬼になって程々の量でごまかして手遅れにしてしまった。
海水熱帯魚を飼っている人は、思い切りどばっと塩を放り込む事に慣れているようだけど…。心置きなくどばっと塩を入れましょう^^

で、輸入グッピー
「選び方3割、飼い方2割、運5割」の熱帯魚だと思うべし!
と言う事が言えるようだ。(ネットで開眼)
その教えに従うと水合わせ→検疫とやらなければならない…。済みません…悟りきれませんでした…僕には出来ないようです。

フレキシバクター・カラムナリス菌自体は水槽内には常在している可能性が大きい。そこに、傷ついたりストレスが溜まったりした不健康な魚がかかるようだ。外国産グッピーはストレスが溜まり易い(特に♂)ようだ。狭い水槽に詰め込んだり、相性の悪いグッピーがいたりするとそのストレスで発病するようだ。(素人なので断言できない)
確かに同じ水槽にいる他の魚は発病しない。あの神経質で一度この水槽で発病したコリドラス・パンダでさえ平気だった。
ちなみに36cm水槽から60cm水槽(コトブキ ダックス60C)に変えてから発病しない。やはりそれなりの広さがないと魚もストレスが溜まるようだ。

どうやらグッピーは狭い所が苦手らしい…。

これ以来、グッピーを飼おうとしている人には「なるべく広い水槽で飼う」事を勧めている…と言っても馬鹿でかい水槽が必要なのではない。要するにたてに潜るより、横に泳ぐ方が好きな魚だという事だ。

60cm級の水槽が用意できるなら、それなりに初心者でも飼える熱帯魚なんだろう

病原菌を持って居ないことを願うより。それが発病しない様にする事の方が大事だ。
まず、最初の1ヶ月間を無難に乗り切ったら、後は結構飼育しやすいのかもしれない。
病気にさえならなければ、元気に泳ぎまくって食べまくっている…って当たり前か…
…ついでに言うとその上に増えまくる…^^;

レッド・モザイク系・タキシード系グッピーを飼ってみる

大体、初心者が初めて飼うというと勧められるのがグッピー。 飼育しやすいという理由なんだが、うちに関してはそれは当てはまらなかった。
取り合えず、勧められて買ったのはMIXと書かれた♂と♀に別けられた水槽から選ばれたグッピー。 この中にはきちんとした系統があるグッピーも雑種のMIXグッピーも居る。(ネット情報)
別に自ら選んだわけではないが、店員が勝手に選んだ♀2匹がレッドモザイクだった。
レッドモザイクと言えば、もっともポピュラーなグッピーのひとつ。名前のとおり赤いモザイク模様がとても美しい。


♂はモザイクタキシードとレッドタキシードだった。


暫くは、「今生き残っているグッピーが最後で、2度と飼うまい」…と思っていたが、1匹でテトラに囲まれて寂しそうに元気もなかった♀の姿を見るのが忍びなく、グレーの地味なタキシードを買ってしまった。
一人ぼっちの辛さは良く判る^^;

この地味だと思ったタキシード…家の水槽に入れてみるとグレーに青…紫がかったなんとも言えない渋い美しさがある…最初から期待していなかったのでとっても気に入ってしまった。まるでブレオのように綺麗な青紫グレーのタキシードだ。

タキシードと言うよりまるでドレスを着ているように見える。2009.06.07

モザイク系・リボンのグッピーを飼ってみる

ガンガンと飼ったばかりのグッピーが☆なるので、もう飼うのを止めようと思っていたが、熱帯魚屋で「繁殖用に飼っていた♀のモザイク系リボンがいるんですけど買いませんか?」といつものにーちゃんにいわれた。
殺し文句の「滅多に入らない♀のリボン」と言われると欲しくなってしまった…その上150円だったし…ということで即決で買った…。これでおいらもブリーダーか?^^;
「♂のリボンはほとんど生殖能力がなく、♀のリボンは繁殖用に出回るのでほとんど市場には出ない。」(ネットショップ店員談)
「1ヶ月ぐらいこの水槽で飼っているけど、どうですか?」と言われたので検疫も終わっているだろう。

早速これを水槽に入れたが、気が強いのか、周りの魚をつんつんと突っついていた。そのうちにやり返されていた…何処の世界もやり過ぎるとろくな事はない。^^2009.06.13
そんな心配も2日目には杞憂で終わる。仲良く3匹で泳いでいる。リボンの子供を見る日も近いかも…

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