TOP > まずは買いに行こう！！ > まずは買いに行こう！その2
はじめの第一歩
兎に角、熱帯魚を飼わない事には話しにならない。
いや、その前に熱帯魚屋に行ってみない事には、始まらない…と言うことでホームセンターによく併設されている熱帯魚コーナーに行ってみた。
｢どんな熱帯魚屋に行けば良いのか？」なんて事が実はヒジョーに気になっていたが、そんな間の抜けた質問を出来る相手がおいらの周りには誰一人居なかったので,
兎に角記憶の糸をたどり、｢そういえば…コーナンにそんな売り場があったような…｣と言う事でこの店を選んだ。そう、行ってみないと、飼ってみないと判らない
別にコーナンの回し者でもなんでもないが、たまたまそこが家に近かった上に熱帯魚コーナーがあった。
ちなみにイズミヤにもあったが…
後で見に行ったら水槽セットはイズミヤの方が安かった…ちっ！。
初心者向けの熱帯魚って…何だ？！
魚には淡水魚と海水魚がいる。淡水魚の方が飼育がしやすい…ここまでは素人の未経験者の初心者のおいらでも判る。
…という事で、初心者のおいらは淡水魚を飼う事にして熱帯魚屋へ向かった。
兎に角、良く判っているのか判っていないのか、それさえも良く判らない店員にあれこれ聞いきながら買った。
大体、この売り場の規模で、店員が1名しかいないとはどういう事だ！！と憤らない訳でもなかったが、それよりも買うと決めていたので、頼りになるのはこの店員しかいなかった。
本当なら、｢前もってネットで調べて行け！」と言いたいが初心者と言うものは、｢まず、何から調べれば良いのかさえも判らない｣から初心者と言うのである。
だから、初心者は、店員に納得いくまで聞く事だ。こっちが客なんだから堂々と聞けば良い。
しかし、残念ながら知ったかぶりをする店員も存在する。
事実、僕が買った店のこの店員もちょっと怪しいかったし、後日他の店員で同じ事を聞いたら違う答えが帰ってきた事もあった…。
人間は疑いだしたらキリがない…。少なくとも僕よりは知っているだろう…という期待値の元、信じるしかない。
第一、初心者が聞く疑問なんて、たかが知れているだろう…要するにちょっと知っていれば誰でも答えられる程度の質問しか出来ないはずだ。だから安心して聞くが良い。
もし、昨日入ったばかりのアルバイト店員に当たって、適当な事を言われたとしたら、それはよっぽど前世の行いが悪かったのだと思って諦めるしかないだろう。
で、｢70歳のおばーちゃんでも育てられる熱帯魚とは？｣と言う問いに出てきた答えは
｢ネオンテトラ｣
だった。
これを5匹買った。(後で10匹追加で飼ったが…)
ブラックネオンテトラ、グローライトテトラも5匹づつ買ったが、ネオンテトラだけ20〜30匹泳がせている方が綺麗だったのではないか？と後で思った。
やはりネオンテトラは集団で悠々と泳ぐ姿が、その醍醐味のような気がする。
ちなみに飼って4ヶ月以上経っても、1匹も☆にならなかった。流石、初心者でも飼える熱帯魚という噂は本当だった。
しかしながら、夏場に暑さ対策で水槽の上にのっかて居るガラス板を外したら、ブラックネオンテトラ、グローライトテトラが1匹づつダイブされて、朝干乾びた姿で☆になられていた…；；
彼から彼らなり自己の壁を越えようとしたのであろうか…
＊何も知らないビギナーのおいらは水槽と熱帯魚を一緒に買ったが、実はこれは止めた方が良い。
セットアップして水槽に水を入れたら、｢ぽい｣っと熱帯魚を水槽に入れてそれでおしまい…という事には間違ってもならない…
ちゃんと水合わせをしなくてはならない。簡単に説明すると
1.水槽の水の中に熱帯魚の入ったビニール袋を入れてお互いの水温を同じにする。
2.熱帯魚を1リットル程度の小さい水槽に入れて、水槽の水を徐々に入れて熱帯魚を慣らしていく。
3.2〜3時間かけて水槽の水と同じになったら、水槽に熱帯魚を入れる。
…という事になる。
熱帯魚は網ですくって入れる事。｢同じ水になったから良いだろう｣と水ごと水槽に入れるような横着はしないように…。熱帯魚屋から病原菌まで持ち帰る事になる場合がある。
超ビギナーのおいらは、実はそれをやってしまった…幸い1匹も☆になる事もなく助かったが、お勧めは出来ない。
初心者がお勧めするビギナー向け熱帯魚は
・ネオンテトラ…群れで泳ぐ姿は美しい。
・ブラックネオンテトラ…思った以上に大きくなる。メザシに見えてくる。
・グローライトテトラ…案外地味。結構じ〜としている。
それ以外には
プラティ…よく泳ぎ回る。可愛い。
グッピー…よく泳ぎ回る。
もお勧めしたいが、ビミョウーである。
何故ならば、グッピーは飼い易いと言えば飼い易いが、外れを引くと何匹も何回飼っても☆になる。
水槽はセットで買えばええやんか！…ほんまか？
熱帯魚は決まったが、そもそも何をそろえないといけないのかが判らないのがビギナーのビギナーたる所以。
・水槽
・ろ過機
・水温計
・エアポンプ…etc
ざっと考えてもこれだけある。実はチョービギナーだったおいらはろ過機の存在を知らなかった。
で、大抵、店員に勧められるのは60cmクラスの水槽。
確かに、これぐらいの大きさがあればある程度の事は出来る。勿論、ほしい。
しかしだ、これに水が満杯に入った状態を想像したら…結構な重さになりそうだ…。
例えば、幅614ｍｍ×奥行き307ｍｍ×高さ475ｍｍだと約57Lの水量になる。これに砂利や石が入ってライトやろ過機なんかが付くので60Kgは軽く超える。
標準体型の大人一人分の重さを、気楽にたんすの上なんかに、或いはカラーボックスの上に置けますか？
…という事だ。
広いリビングがあったり、一人暮らしだったり…要するに水槽を乗せる専用のラックを置けるような人は、全然悩まずに大きな水槽を買ってもらいたい。
しかし、我が家は狭い…。狭いが欲しい…かといって金魚鉢では嫌だし…。
その上、水槽以外にも色々必要な物もある。例えば、あの空気がブクブクと出てくる奴とか、サーモスタットとか…etc色々あるんだけど、本当に何が必要か判らん。まるでゴルフセットを初めて買った時の心境に良く似ている…って例えが良く判らんって？？^^；
要するに初心者は最初から何でもそろっているオールインワンの水槽セットを買うのが無難だ…という事で、取り合えず買ったのがこれ。
コトブキ デビュー ホワイト360
(熱帯魚屋で買った方が安いかも…。＾＾；)
横幅は36cmしかないが、これで20〜30匹ぐらいのテトラなら飼えるらしい。
ライト・ろ過装置・26℃設定のヒーター・温度計と付いている。エアポンプはないが充分熱帯魚は生きている。
大きさが、｢70歳のおばーちゃんでも扱えそう｣な上に、この大きさなら本棚に丁度置けるし、重さも何とか耐えそう。
ほとんど何も考えずに買ったが、白を基調にしたデザインでインテリア的にもおしゃれだったのでお袋も気に入ったようだった。例え何かを考えたとしても結果は同じだっただろう。
例えばろ過機には色々な種類がある。外部・外付け・上部…とか基本的な仕組みは全て同じ。ただ、外部ろ過機は価格が高いものが多い。その分性能は良いが…と今なら多少は語れるが、その時は何を言われても？？？だ。そんな状態で経験も無い奴が何を調べたところでピンとこない。
要するにろ過機は水替えをしたくない横着物のためにある…と思った方が良い。だからマメに水替えをするような人には無用の長物だ。
毎日…いや2日に1回の水替えが楽しくて仕方がない人は本当に要らない…。しかしそんな暇人いやマメな人間でないおいらには必要な物だ。
因みにおいらは外付けのろ過機を使っている。
さて、何も考えずに買ったオールインワンの水槽だが、25匹のテトラ3種類と3匹のコリドラスパンダと石巻貝5匹が共存していたが問題なく過ごしていた。5匹のグッピー以外は…
ちなみに水は1週間に1回変えているが、この水替えも案外楽しい。
70歳のおばーちゃんが本当に扱えるかどうかは判らないが、初心者ならこれで充分だ。しかし、その内に飽きてくる…もっと広い水槽が欲しくなる…とそう思った時点で充分熱帯魚に嵌っている。
この時点で初心者から脱皮しようとしていると言えよう…
そういう時は、グッピーでも繁殖させて水槽ごと友達に売りつけるのが良いだろう…
因みにおいらは1ヶ月で水槽を買い換えた…。
初心者がオールインワンのセットになっている水槽を買う事はお勧めである。
何をそろえて良いのか判らないビギナーにはもってこいである。
これで色々経験を積めば良いのである。
が、水槽の大きさは、スペースが許すのであれば最低でも45cmを買った方が良い。
因みにオールインワンのセットの水槽にエアポンプが付いてない物が多い。それはろ過機から落ちる水が空気を取り込んでくれるからそれ程必要ないからだ。(店員談)
うちの水槽もエアポンプは付けなかったが、全然平気で泳いでいた。
(今は外付けの飼育箱に水を送り込むためにつけているが)
最後に、こう言う小型の水槽の弱点を言えば、直ぐに飽きる事…と言える。
小さいとなんだか物足りなくなって飽きるか、結局大きな水槽に買い換える事になる。流木も石も満足に置けない。水草は直ぐに伸びて邪魔になる。…案外大きい水槽の方が掃除が楽だったりする。
その上、水は汚れやすい、水温が変わりやすい(夏場は温度が上がりやすい)…とか色々ある。
そう…何度も言うようだが、おいらは1ヶ月で水槽を買い換えた…＾＾；
それに熱帯魚にしたって狭いところに押し込まれるより広いところで泳いだ方がストレスも溜らない。
何故か飼えば直ぐに☆になっていたグッピーも水槽が60cmになった途端に☆にならなくなった。ほとんど☆になりかけていた♀のグッピーも元気になって、ガンガン子供を産みまくっている…＾＾；
最初から60cmの水槽を買っている方が無難と言えば無難。
