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オトシンクルス

オトシンクルス (Otocinclus)は、ナマズ目ロリカリア科ヒポプトポマ亜科に分類される魚の総称。体型はプレコに似るが、3cmから10cm程度の小型のものに限られる。プレコのように瞳孔の形が変化する種と、通常の魚のように丸いままの種が存在する。アマゾン川を中心に南米の河川に広く分布している。
界 : 動物界 Animalia
門 : 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
綱 : 条鰭綱 Actinopterygii
目 : ナマズ目 Siluriformes
科 : ロリカリア科 Loricariidae


最大体長:5cm
温度:20〜28℃
水質:弱酸性〜中性
餌:茶ゴケ、人工飼料

総合難易度 ☆☆


驚異的な食欲を持ってコケを食べる…と聞いていたが本当にそうだった。60cm水槽でも1匹で充分。2匹は要らない。
但し、好むコケの種類が偏っており藍藻などの一部の藻類は食べないのでイシマキ貝と一緒に飼うのが良いが、その場合イシマキ貝も1個ぐらいが無難。

水槽の中のコケを食べつくしてしまうと短命に終わってしまいがちだが、コケに代わる餌を給餌することで長期の飼育が可能になる。しかし、コケに代わる餌を与えても食べない…そう思っていた方が良いだろう。

オトシンクルスを飼ってみる

初飼育2009.08.29〜
ネグロが☆になってしまった。その内水槽がコケだらけになったらまた飼おうと思っていたが、案外水槽は綺麗なままだった。だから「まだ早いか?」とも思ったがいつも売り切れのこの熱帯魚屋に1匹だけ居たので買ってしまった。
買ったは良いが、苔も藻もそんなに生えていない…そう、問題は餌。なんせ、こいつら人口飼料を食わない。
そして飢え死にしていく…。ネグロよりは小食らしいのでもう少し長生きしてくれるかと期待しているが、やはり長生きしてもらいたい。
この問題さえクリアできれば、本当に飼うのは楽な魚だ。

毎日観察していると、オトシンクルスは案外決まった場所に居る事が多い事に気がついた。
そこで、その周辺にひかりクレストのブレコ用餌を1/4個にしておいて見た。
1日目、変化なしで翌朝取る。
2日目、少し減っている。もしかしたら…でもレッドビーシュリンプが食ったかも知れない。
3日目、明らかに減っている。レッドビーシュリンプではこれ程減らない。
4日目、オトシンクルスが食っているところを目撃。

これ以降、2日に1回の割合で1/4個を与えている。
エビ水槽の中でレッドビーシュリンプと仲良く共生している。勿論餌も仲良く一緒に食べている。^^
ちなみにブレコ用餌はレッドビーシュリンプもおやつ代わりに食べる。

オトシンクルス・ネグロを飼ってみる

初飼育2009.05.30〜2009.07.24
体長4cm 。全身が茶褐色をしており、わずかに斑点のような模様がある。並オトシンよりも強健でコケを取る能力が高いとされている。並オトシンと並び、オトシンクルスの仲間としては比較的ポピュラーに見ることが出来る。また、繁殖も他種より容易である。



現在:2匹→1匹→0匹
たまたま、ネグロしか居なかったので、「よく食べますよ」という店員の一言で買ったが本当に良く食う。
「神経質だ」とは聞いていたが…1週間も持たずに1匹は☆になった。
しかし、生き残った1匹は本当によく食べる。
赤ビーと仲良く共存しているが、運悪く目の前に稚エビが居たりすると食べる事もある。
ブレコ用の餌も買ったが、見向きもせずにコケを食っている…これがなくなったら…と思うとちょっと心配。

ひかりクレスト プレコ 82g(パック)


出張から帰ってきて、世話をしていたらネグロの姿が見えないことに気が付いた。確か出張前までは居たのに…帰ってきてから一度もその姿を見ていない。水槽を置いている棚の裏側にでもダイブしたか…それとも☆になった途端、さっさと赤ビーに食われてしまったか…。
やはり☆になったようなので、新たにオトシンクルスを飼った。(2009.08.29)

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