2006年GW トカラ列島(宝島、悪石島、平島、諏訪瀬島)その2

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朝6時に最初の島の宝島に入港。ここで3泊する予定だ。あまり眠れずに疲れた体に鞭打って出る。港ではいきなり巨大な壁画が私を出迎えてくれた。

宝島の壁画


船を見送って近くの待合室でしばらく眠る。宝島の看板があるので、自分も入って証拠写真を撮る。これまでに200以上の島に訪れたが、自分が映っている証拠写真をほとんど撮っていない。最近になって撮り出した。訪問した島の数は自己満足にしておくつもりなので特に支障は無いだろう。

宝島の証拠写真


重いザックを担ぎ、地図を見てキャンプ場を探す。20分くらい歩いたらキャンプ場に到着した。場所は島で唯一の海水浴場のすぐそばだ。水場とトイレが離れているが、水場の東屋のすぐ脇にテントを張る。天気は晴れて、とても暑い。マスクとシュノーケル、水中デジカメセットを持って来ればよかった。

キャンプ場


海水浴場


トイレのある建物を見ると、そばで人がポールを立てている。何をしているのか疑問に思いそばによって聞いてみると、アマチュア無線のアンテナを立てているとのことだ。トカラから送信、受信する人は珍しいのでGWに泊まりこみで集中して交信するとのことだ。話を聞いてみると2週間前に徳之島で、2週間後に奄美大島で無線をするらしい。

東屋で本を読み続ける。すぐに読めてしまいそうだ。

海のほうを見ると子供が2,30人くらい来ていた。おそらくは島の子供だろう。

昼食後に海を見ると引き潮になったので、リーフエッジまで歩いてみる。海はとてもきれいな青でとても水は澄んでいる。下は白い砂だろう。子供がタイドプールで魚を見つけたり釣りをしているのを横目に見ながら歩いてあちこち回ってみる。海に潜ったら気持ちが良いだろう。透明度は沖縄よりも高いだろう。



テントに戻ると、3人組のキャンパーが来ていた。宝島に釣りに来ているとのことだ。挨拶をする。聞くと大阪や神戸から来ていて、そのうち一人は私と家が近いようだ。

ちょっと町に散策に行く。キャンプ場から歩いて20分以上はかかるようだ。売店は7時〜8時、夕方5時〜7時までしか開いていない。ちょっと不便だが規模的には座間味島の105ストアを少しだけ小ぶりにしたような感じで中を見てみると物はありそうだ。
キャンプ場に戻って夕食の準備をする。3人は海に潜りに行った。

3人が帰ってきて夕食にする。ご飯は水が多かった。その後に地元の人がやってきて3人が釣ったロウニンアジを裁いて持ってきてくれた。キャンプ場裏の製塩工場で地元の人も含めて宴会が始まった。ロウニンアジをここ宝島の塩で塩焼きにしたり刺身にしたり、夜光貝の刺身や貝の地元料理、そして酒が振舞われた。

夜の宴会


宴会の後に夜釣りにご一緒させてもらう。酔いつぶれた人を抱きかかえながら20分くらい歩いて釣りのポイントに到着。私と酔いつぶれた人を残し、後の二人は別のポイントに移動。
イセエビを狙うものの全く釣れない。釣りをやること自体何十年ぶりだろうか?
酔いつぶれた人が海に落ちないかも見張らなければならないし、根がかりばかりで全く面白く無い。
疲れてきたので地べたで寝入る。しばらくしたら残りのメンバーがやってきたので、酔いつぶれた人を任せて道がこれでよいのか分からず不安になりつつ歩いてキャンプ場まで戻る。そして寝る。

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