2006年GW トカラ列島(宝島、悪石島、平島、諏訪瀬島)その1

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起きてから荷物の用意をしていたので、伊丹空港に着いたのは出発少し前だった。伊丹空港でダ・ヴィンチコードの文庫本上中下を買う。船やキャンプ場で読もう。チェックイン後機上の人となるも、チェックインが出発ぎりぎりだったので 一番後ろのエンジンの隣の席だ。ヘッドフォンをしていたら多少は騒音も防げる。

久々の奄美空港に到着。何年ぶりだろうか?天候は曇っているものの周りの植物や海の色が南国を感じさせる。名瀬港まではバスで1時間、過去に来た時はこの道を自転車で走っているが記憶からは消えている。バスを降り、食堂を探して前回には食べられなかった鶏飯を注文。

まずは港を探す。バスターミナルから歩いて数分のところにあった。周りにはフェリーターミナルの建物はない。ただ単に船から港にタラップが降りているだけだ。係員がいたので今晩船に泊まれるか聞いてみると泊まれるとのこと。港にテントを張らなくて済んだ。

この旅のためにカセットボンベが使えるバーナーを購入。EPIやプリムスはおそらくは奄美大島でも入手できないと踏んだ。カセットボンベならたいていのところには置いてあるので入手も楽だろう。
重いザックを背負って港から15分程歩いてダイエーに立ち寄る。食料5日分、ガス3本(250円くらい)などを購入し、さらに重くなったザックを背負って港に戻る。
途中、酒屋に立ち寄って黒糖焼酎を見繕う。普段はビールも含めて全く酒は飲まないがなぜか旅先では自分の土産に高い酒を買って帰っている。今回も少し高めの黒糖焼酎2本を自分用に購入。ついでにミニボトルのセットを会社の土産用、そしてキャンプ場で飲むための黒糖焼酎を買って土産用のものは宅配便で自宅まで送ってもらう。

5時ごろ港に戻る。フェリーとしま はすでに停泊しているが、周りにはフェリーターミナルなどは見当たらない。タラップは降りているが入れるかどうか分からない。入り口付近のホワイトボードには夜8時〜9時、2時〜3時の間に入れるようなことが書かれてある。しばらく外でダ・ビンチコードを読みふける。面白くてすぐに読めてしまいそうだ。係の人がいたので聞いてみると入らせてもらえた。乗船手続きを行い、2等船室のコンセント近くに陣取る。携帯電話がバッテリー切れを起こしそうなので充電する。当然のことながらまだ人は誰もいない。暇なのでダ・ビンチコードの続きを読みふける。

夜には何人か人が入ってきた。船を出て、今日の夕食と明日の朝食をコンビニで購入。お金を下ろそうと思い、銀行の場所を聞くがどうやらすでにしまっている模様。今回郵便局の通帳をスタンプを押してもらうために持ってきているが、判子は持ってきていない。キャンプに疲れてすぐに宿に泊まるようになってお金が足りなくなったとき、島で下ろせるかどうかが心配だ。予定では島では全てキャンプなのでほとんどお金は使わないと思うが少し心配になってくる。食料も5日分以上はあるし、水とトイレさえ確保できたら大丈夫なのでさほど心配はしていない。宿に数泊しても足りる分は下ろしているが、全て宿に泊まることはできない。

何もやることが無いので寝るが、途中2時ごろから入ってきた人が近くでうるさかったので注意したら船室から出て行った。


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