Planetarium Scenario


空に一番近い窓

少年は、ある夜、不思議な旅に出る…
病床の少年ハンスは、不思議な声に誘われ夜空に飛び出す。そこで出会う星たちとの語らい。どこまでも深い夜空をハンスはどこまで行くのか。
優しくて物悲しいメルヘン風の星座物語。

…童話風味
遥かなる空

俺は何故、空を飛ぶのか…
太平洋戦争も末期、米海軍のパイロットは不時着した島で一人の日本人航空兵と出会う。静かな戦地の空をともに見上げた一晩の会話。
遠い日の空に浮かんだ追憶の物語。

…ドラマ風味
失われた闇

取り戻したいんだ、この星が失ったものを…
300年前に故郷を離れた移民の裔Eliotが見たのは、技術の爛熟で夜を追放した惑星だった。しかし、そこには争乱の火種が燻っていた。
革命劇を通して辿る父祖の星空の記憶。

…未来SF風味

ここに掲載するのは、東京大学地文研究会天文部の学園祭におけるプラネタリウムで上映されるソフト(番組)用に起草した脚本です。 ただし、実際には製作・上映されなかった埋蔵シナリオ案のみ、再編集の上掲載します。 地文研でソフトを書こうという意欲を持つ後輩に、どのような脚本を書けばいいのか尋ねられ、物を書く才能のない私の拙作でも、アイディアの参考になればと思い公開することとしました。 実際に私が作成、上映したものに比べ、はるかに「プラネタリウム」していると思います。当時を知る人には、あの時に愚作を作って台無しにしておきながら、今になってどんな顔をしてこのようなものを、とますます不興を買うかも知れません。 それでも、あの当時私に本気で作りえたものはあのようなものであり、ここにあるものではなかったのです。 いずれにしても、私が「プラネタリウム」というツールを利用して表現に挑戦したかった思考の欠片を、後進に紹介します。

地文研天文部プラネタリウムについて