イタリア雑感。8/12〜21 '00

夏休みを利用して、8/12から8/21までイタリアに行ってきた。
アメリカや東南アジア、オーストラリア、ハワイやグアム等は何度か行ったがヨーロッパに行くのは初めてだった。
今回も怠け者の僕は添乗員つきのツアーに申し込んでの旅行である。

ロンドンのヒースロー空港で全日空からアリタリア航空に乗り継ぎミラノへと着いた。そのまま宿泊先のホテルにバスで移動したが、なんと僕のスーツケースがない!!僕のスーツケースどころか19人行ったツアー客の荷物の内7ケースがミラノの空港に着いていなかった・・・・・。さすがアリタリア航空
次の日やっぱりロンドンに置き忘れてやがったのが見付かったが届いたスーツケースは6個しかなかった。ん?1個足りない・・・。さすがアリタリア航空。やることが、そつだらけ。
結局その最後のスーツケースは「明日帰るぞ!」という日に出てきた。ローマ空港事務所には3日前から有ったそうだ。添乗員さんが必死になって探して貰おうと事務所に行ったら有ったそうだ。・・・さすがアリタリア航空
こんな、探しているのかいないのかも分からないような態度。・・・さすがアリタリア航空

まあ、墜落もせずに無事にミラノまでアリタリア航空で着けた事に感謝しておいた。
でも、離陸と着陸時以外は操縦席のドアは開けっ放しのアリタリア航空。ハイジャックするにはもってこい?

ちなみにこのツアーは名鉄観光のツアーでミラノ、ヴェネツァ、フィレンツェ、サンマリノ共和国、ローマ、ナポリ、ポンペイ、ソレントetcを回る添乗員さんも呆れ返るツアーでした。でも、楽しかった。
おかげで毎日のように朝早くからスーツケースをもってバスで移動。疲れる。

今回の旅行で観光に回ったいろいろな場所の記憶は余りありません。イタリアが如何にすばらしい国かどうかは、他のイタリア大好きな人のページでも行って読んでください。
僕がイタリアで感じたことのすべては「イタリア人はエエ加減」ということでした
前評判で食べ物は美味いと聞いていたけど、たいしたことなかったし、店の店員の愛想は悪いし、おつりは手渡さず投げてよこすし・・・「銭ほるな!!」。
いかにも「わたしゃぁ仕事が大嫌い」てな感じがぷんぷんする。こんな国と同盟結べばそりゃあ戦争にも負けるって・・・(古いなあ・・・)

しかしフィレンツェのお土産やのおばさんの愛想のよさは陽気なイタリアンそのものと言えるものだった。。もう少しここに住んでみたらイタリアの良さが分かるんだろうなあ・・・とイタリアを少し見直した。

ワインは水より安い
ビールはどこで飲んでもぬるかった。やる気がないビールを出すな!!
ベネチアは時間がほしかった。のんびりできそうでいい。
ナポリで見た地中海は以上に綺麗だった。海の色が違う。瀬戸内海とは違う。中学校時代の修学旅行で行った有明海とも大きく違う。
ポンペイの遺跡はなかなかのものだったけど、思った以上にはカンドーしなかった。やはり廃墟は廃墟でしかなかった。
真実の口に手を突っ込んで暴れるパフォーマンスはさすがにできなかった。これをやるには歳をとり過ぎたようだ。恥が先に出る。
どこの観光地に行っても売店ではぴかちゅうが売っていた。なんで?中には一目見ただけで偽者と分かる不気味なぴかちゅうも有ったし・・・。イタリアって不思議な国・・・

ローマで名物のスリとジプシーに出会えるかと思って期待していたら、全然見なかった。バチカンの2000年青年際かなんかで、全世界から訳の分からない騒がしいやつらが何百万人も来ていたので変なことをして袋叩きに合うのが怖くてどっかに逃げてしまったらしい。
満員の地下鉄でギター弾いて太鼓鳴らして「ハ〜レルヤ!!」なんて合唱するような集団に近づくなんて僕でも嫌だ。
挙句の果て(かどうかは分からないけど)ローマ大学の郊外のキャンパスに集まった200万人以上の集団は「ヨハネ」ちゃちゃちゃ!!「パウロ」ちゃちゃちゃ!!と騒いでいた。(Jリーグの応援か!!)
ローマに来るような奴は敬虔なクリスチャンばかりだと思っていたがそうでもなかった。観光がてらに来ている奴は夜まで騒いでいる。それともこの国でクリスチャンは何やってもいいのか?よく分からん

でもヨハネ・パウロ二世って人気有るんだねえ・・・・
僕はクリスチャンでもなんでもないから良く分からないけど・・・

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