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綴る徒然


ここは日々の生活を綴った随筆ページです。
最近は着物でのMobile
和装機付をテーマにしています。

和装される方がMobileする。
Mobileされる方が和装をする。
あまりいらっしゃらないかもしれませんが
これからの季節、お正月や成人式の時等
何かの参考になれば幸いです。



2000/12/25

通天閣と錦で飾る

〜 西陣織風皮ケースを纏ったPalm/WorkPad c3とともに歩くミナミ(その一) 〜


クリスマスイブ当日
勤務先の先輩夫婦を
日本橋(にっぽんばし)の古着屋に案内した。
飲み会に和服姿で現れた私を見て
和服に興味がわいたそうだ

古着なら案外安く買える事を教えると
ミナミに遊びに行くついでに
古着屋をのぞいてみようという事になった訳だ

これは好機とばかりに
Y.sahashi様さんからいただいた
西陣織風皮ケース(ウエダキカクさんの試作品レアケース)
Palm/WorkPad c3
矢立スタイラスをつけて帯にさす。


大阪日本橋の「きもの屋」さんは
五階百貨店の側の路地の奥にある
男の着物大全で紹介されている古着屋さんだ

店先に並べられた和服を見ていると
お店の男の方から「今日は何探しにきたン」と声をかけられる
私のウールの着物姿の私を見て
「兄ちゃん普段着(探しているの?)やネ」
「中に何でもあるから入って
矢継ぎ早に言われるので、始めて訪問した方は
気圧されそうになるかもしれない。
しかし二度目となれば心得たモノ
むしろ和服姿を普段着と言われたのが嬉しくて
意気揚々と店に入る


まずは私が買い物をして
同行した先輩夫婦にお店の雰囲気をつかんでもらう

早速Palm/WorkPadを取り出し以前メモしておいた
身丈(首から裾までの長さ)(袖から袖までの長さ)を確認
迎えてくれた御夫人にサイズと好みを言えば
次々と和服を出してくれる

遠慮してもしょうがないので
とりあえず袖を通す。

先輩の奥様の前でハシタナイかもしれないが
お店の方にことわってから
帯を解き長着を脱いで長襦袢をさらし
差し出された紬の長着を纏う

予算を少々オーバーするが
小粋な羽織裏と
立派な羽織紐が気に入り購入決意
せっかくなのでこのまま着替て行く事にする。

つづいて先輩の和服選びである
予算枠を伝えるて
ウールのアンサンブル(羽織と長着)と帯を出してもらう


貫禄があって、悔しいが私より和服が良く似合う
お店の方と私とで「あーでもない、こーでもない」と話しながらも
次の機会に備えて
帯から抜いたPalm/WorkPad c3で
先輩の身丈、裄を控えておく


あとはご本人の好みの問題
奥様を交えて好みの長着と帯を決めていただき
長襦袢とあわせて一揃えで1万円前後
まずまずの買い物ではないだろうか?



2000/12/25

あつあつのふーふー



買い物につきあった御礼にと
ミナミの飲み屋街で
モツ煮うどんをご馳走になった。

隣に座ってお酒をのんでいた年配の御夫婦が
気さくに話し掛けてくる。

なんでもクリスマスイブが奥方の誕生日で
ケーキがわりに二人で酒と肴を楽しんでいるらしい
旦那さんは「一度飲み屋に入ったら、夫婦の縁なんて切れる」といきまいていたが
そーゆー状況で、そーゆー事を言っても
ノロケになるだけだ

和服を買った先輩夫妻
酒屋でバーステーのご年配夫妻
左右を幸せなカップルに挟まれて
ヒトリモノの私は苦渋を飲む、、、
と言いたいところだが

あいにく飲んでいるのは
モツ煮うどんのツユ、、、


「く〜っ、うまい」
どうやら神様は私を見捨ててはいなかったらしい。




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