紀伊半島一周自転車旅行 その6
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朝6時に目が覚めるがまぶたは重い。さっそく起きて朝食を作る。アルファ米にどんぶりの素を入れる。それとみそ汁だ。食べ終えてから後片づけ、そして書き物の続きだ。昨日のライダーさんがあいさつしてきた。そして出発していった。テントを干し、8:45出発。
紀伊長島町との町境に9:18着。JR紀伊長島駅に10:00着。15分位休憩する。しかし田舎の駅だ。大名倉トンネルは結構きつかった。途中でレーサーに抜かれる。何とか休憩しつつも越える。そしていよいよ錦峠だ。新宮駅で会ったレーサーが一番きつい、と言っていた峠だ。まずは入り口に10:28スタート。途中の道は斜度は思ったよりもないものの狭く、また曲がりくねっている。行き交う車にプレッシャーを受けつつも「錦峠まであと〜km」の看板とガードレールの番号に励まされなんとか止まらずに11:39ピークの錦峠に到着。そして11:45出発。少し下ってピークのトンネルに11:58着。それからはお待ちかねのダウンヒルだ。しかし道がここも曲がりくねったうえに狭いのでブレーキングを余儀なくされる。疲れるダウンヒルだ。そして下の集落に12:10着。トンネルの前に休憩所があったのでそこでし30分くらい寝る。そして少し行った小方トンネル前の喫茶店で昼食にする。ここで頼んだみそかつ定食はうまかった。
13:25出発。吉津港を抜け、13:45河内トンネルに入る。2、3のトンネルを抜け贄浦の集落へ入る。つづら折れは10%を楽に越えていたが必死の思いでペダルを踏む。そしてピークに14:08着。ここからの眺めはいい。どんどん走り、14:42南勢町との町境のトンネルに、そして迫間浦に15:05着。ここは鯛の里らしい。
トンネルを越えて五カ所湾を回る。R260を浜島まで行くとしんどそうなのでショートカットする。結局ショートカットした道はすいているし、斜度もほとんどなかった。そして16:35海岸へ着く。ここで浜島へ行って対岸へ船に乗るか回ってゆくか少し迷う。迷ったあげくに港へ行って船に乗ることにする。さっそく港まで走る。小さな阪を3つほど越えて港へ行くが、乗り場がわからない。何とか人に聞いて行ってみたがすでに最終の船は4分前に出てしまった後だった。仕方がないので引き返す。キャンプ場へはどれも結構距離があるので東の国府白浜にテントを張ることにする。途中、スケートボードパークがあり、そこを見ながら走る。ランページは1mくらいしか高さがなく、ちょっと低い。
途中の寿司屋で水をもらう。浜のゴルフ場の中を通り、白浜に着くとサーファー、ボディボーダーが大勢いた。しばらく眺めている。スノーボードよりも難しそうだ。足が固定されておらす、不安定な場所で結構バランスも取りにくいだろう。テントを張り、食事の用意をする。しかしここはきたない海岸だ。そろそろアルファ米がなくなってきた。今日はハヤシライスと中華スープ、チョコレートだ。
月が海に映えてきれいだ。写真を取る。また、ドンドンと音がしたので見てみると花火が上がっていた。地元の人に話しかけられ、聞いてみるとスペイン村の花火らしい。写真を撮ろうと思ったが終わってしまった。食事の後片づけをしてから寝る。
本日の走行距離 118.2km