8/1 旅の始まり(比布〜塩狩温泉YH)

 朝5:30頃目が覚めるが、眠たいので再び寝る。結局6:30頃目覚ましの音で起きる。しかし眠たい。まあ、飛行機が早いので仕方なく起きて用意をする。小さなザックを担ぎ、カートを引っ張ってゆく。しかしカートの取っ手を持っていたら手が痛くなった。まあ、そのうちにテープか何かで補強をしよう。出発前に少しだけオリンピックを見る。なんとブブカが棄権した。

 寮を出発し、西神中央駅まで行く。しかし自転車以外の旅は初めてだ。自転車の分解が無いのは何か変な感じがするがまあいいだろう。輪行袋が無いが重さはいつもと変わらない。いったいどんな旅になることやら。7:01発の地下鉄に乗る。その後、三宮で7:43発のバスに乗る。そして8時少し前にKCATに着く。見ると、次の船は8:30発だ。もしかしたら旭川行きの飛行機に乗れないかもしれない。しかし何とか間に合う。

そして9:35離陸。なぜか小豆島や家島の方へ回っていった。それから丹後半島、東尋坊、能登半島を眺めつつ飛行機は飛んでゆく。GPSを機内に持って入ったが機内でも正常に動作する。小さな窓からでも衛星からの電波をちゃんととらえることができる。思ったよりも優れ物だ。現在位置を見て飛行機内の雑誌の地図と照らし合わせてどこを飛んでいるかを見てみる。また、速度は大体時速800〜900km位で飛んでいる。

旭川近くになると下に美瑛の丘が見えてきた。冬のスノーボードで来た時も旭川空港に降り立ったが、あのときは一面銀世界だった。しかし今回は私の最も好きな色、そう、緑と土のツートンカラーだ。機内から30枚近くも写真を撮る。そして旭川空港着。出発地をまだ決めていないがとりあえずバスに乗って旭川駅へ行く。しかしここから富良野、美瑛に行く人が多い。一瞬、美瑛に行ってもよかったかな、と思う。

しかしバスはよく揺れる。バスの中で5万図を見ながら今日の出発地を決める。とりあえず塩狩峠付近にユースがあるはずだ。今日はとりあえずそこに泊まろう。そして比布なら塩狩峠に近い。出発地は比布にしよう。旭川駅から比布に行く列車は、大体1時間位後だ。それまで駅で昼食にする。そういえば、冬もここの店で食べた。それから比布まで列車で行く。

 そして比布に到着。比布は以前自転車で来たことがある。しかしそのころに比べてだいぶ変わっている。あのときに駅前にあったテントのライダーハウスが無くなっている。それに、結構駅前がきれいになっている。駅前でインラインに履き替える。プロテクターを付けて腰にカートの取っ手をひもで固定し、14:28出発する。しかし腰に固定したカートはよく転ぶ。しかし何とか人は転ばずにすむ。結局、腰に固定するのをやめて取っ手を手で持って滑ることにする。最初は要領がつかめずに疲れたがそのうちに要領をつかみ楽に滑れるようになる。

とりあえずは自転車道があったのでそちらをひたすら滑って行く。そしてR40に入る。車道を滑るのは危ないので歩道を滑る。蘭留に15:46着。そこから今日の予定の宿である塩狩温泉ユースの電話番号を調べて予約の電話を入れる。すると今日泊まれるとのこと。そしていよいよ塩狩峠越えに入って行く。上っている途中で歩道が無くなってしまう。そこはあぶないのでサンダルに履き替えて歩いて進む。

 なんとかゆっくりながらも16:58塩狩峠に到着。そしてしばらく進むと和寒町に入り、そこからは下りだ。スキーのボーゲンのようにしてスピードを落としながら下って行く。そして途中で塩狩駅に行こうとするが、ダートでブーツを再びサンダルに履き替えて歩いて行く。駅自体は見てもおもしろくないのですぐにユースに向かう。しかし砂利道の中、カートを引っ張って行くのは結構きつい。すぐに車輪に石が挟まり動きにくくなる。なんとかユースまでたどり着き、宿泊手続き、荷物の搬入を行う。しかし荷物がやたらと多い。同室の人は自転車が3人、車が一人だ。食事はジンギスカンで、食べ放題だ。その後風呂に入り、ミーティング。ここのミーティングは観光案内だ。その後寝る。

 本日の走行距離 14.7km



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