96夏 インラインスケートによる北海道ツーリング



サロベツにてライダーさんに撮ってもらう

夏に向けて

 今年の夏はまた北海道だ。これで7年連続だ。今までは自転車でのツーリングだった。しかし、今年は今までとは違って生まれて初めての徒歩とインラインスケートでの旅だ。徒歩は、礼文の8時間コースが2回と地震の時に歩いたくらいだ。また、インラインスケートは最長でも六甲アイランドから阪神大石駅まで滑ったくらいだ。一体どうなるのだろうか。はっきり言って今は不安ばかりが先行している。

 出発の1週間前に東急ハンズでカートを買う。大体30kgまで荷物を乗せることができる。これを使うと重そうなザックを背負わずにすむ。以前、対馬で会った徒歩のおじさんがそうしており、この方法だと結構楽そうに思ったからだ。取手を腰につけたらインラインで結構引っ張って行けそうな気がする。

 しかしインラインでは1日何キロまで進めることができるのだろうか?また、膝パッドをロングツーリングでも楽そうな物を買う。



持って行った物

・インラインスケート、パッド、換えのウィル(8ヶ)、ベアリング(16ヶ)、工具
・衣:下着靴下Tシャツ5着分、ゴアテックス製カッパ、半ズボン、ジャージ下、フリース長袖
・食:ガソリンストーブ(SIGGファイヤージェット、1Lタンク)、コッヘル3ヶ、シェラカップ、スプーン、フォーク、ナイフ(以上チタン製)、箸(分解できるタイプ)、6Lウォータージャグ、食料3〜4日分
・住:テント(ゴアテックス、1,2人用)、シュラフ(ダウン)、シュラフカバー(ゴアテックス)、エアマット(サーマレス)、
・その他:地図(国土地理院5万図15枚)、GPS(マゼラン製)、スポーツサンダル、カメラ(コンタックスTVS)、三脚、フィルム(リアラA×5本、ベルビア×1本)保険証コピー、通帳、筆記用具、メモ


7/31

 18時半に仕事を終え、寮に帰って見ると部屋には電話が付いていた。これで留守電ができ、旅行中の連絡先はできた。ザックに色々荷物を詰め込んでいく。しかし60Lでは荷物が入りきらない。テントなどがはみ出してしまう。まあ、カートに積むのであまり気にしなくていいだろう。カートに積むと絶対に背負うよりも楽だ。しかしインラインスケートが入らない。結局25Lの小さい方のザックに詰め込むことにした。色々荷物を探しているうちに1時を超してしまった。結局ラジオが見つからなかった。


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 旅の記録

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