芸予諸島ツーリング(part1)

向島にある 映画「あした」 で使われた島の地図

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昨日は2時半位まで起きて、今朝は8時ごろ目が覚める。本当だったら、昨日のうちに今治行きのフェリーに乗っていたが、仕事が長引き、また昨日のうちにお金を下ろすのを忘れていたため結局乗ることができなかった。急きょ予定を変更して尾道からスタートして島を巡ることにした。朝、生口島シーサイドユースに予約の電話を入れると、予約が取れた。これでキャンプ道具を持って行かずに済む。結局持っていく荷物は着替えが1日分と自転車の修理セット位で、キャンプの時に比べて約5分の1位だ。

さっそく出発する。いつものように西神中央駅で分解、パッキングする。三宮に着く頃は満員だ。キャンプ道具を持たずに来たのは正解だ。しかし自転車はゴールデンウィーク以来だ。インラインで痛めた腰がまだ痛い。しかし今回は荷物が少ないので何とかなると思う。そして新神戸から新幹線に乗って新尾道まで行く。

11:07新尾道駅に到着する。さっそく自転車を組み立てる。駅から海までは全て下りなので楽だ。途中の写真屋さんでリアラAを買おうと思ったが置いて無かった。R2を海沿いに尾道大橋の方へ行く。途中、自転車屋さんでリムセメントを購入。置いてあってよかった。それから走り、写真屋さんがあったので入ろうとすると、先ほどの自転車屋さんの人がバイクで追いかけて来て色々情報をくれた。結局、この写真屋さんにもリアラAは無かった。結局、フジの100を買う。自転車屋さんに教えられたとおり、結局尾道大橋を通らずに渡し舟で渡る。

2分位で対岸の向島に到着。映画のロケ地もある。島を走っていると何故かしら小樽を思い出した。雰囲気がとてもよく似ている。どんどん走ってゆき、12:25向島大橋に到着。さっそく岩子島を走る。右回りに一周する。やはり島を回るときは右回りの方が眺めがすばらしい。海岸が道に邪魔されずに見える。湖の場合は逆に左回りがいい。途中、因島大橋がきれいに見える。島の中ほどでジュース休憩する。そして12:55再び向島大橋に戻り、向島を走る。

因島大橋を少し過ぎ、橋を渡るために歩行者用の入り口まで上る。橋までの上りは、おばさんの原付についていくが結局しんどいだけなので途中で止める。しかし傾斜はそんなにきつくはない。そして因島大橋を渡る。料金は因島側で料金箱に入れる。

13:21橋を渡りきる。途中の風景は島々を見下ろすのでとてもよい。ふと見ると、細島行きのフェリーに間に合いそうなので飛ばして乗り場まで走る。そして13:37フェリー乗り場に到着。急いで切符を買って13:40出港。13:55本日4番目の島である細島に着く。見ると店は全くないが自動販売機は数台ある。14:10に因島に戻るのでそれまでで走れるだけ走っておく。本当に何もない島、純粋に生活の場だ。まるで、沖ノ島か間崎島のようだ。それにしても小さな島といえどもアップダウンが結構ある。途中、因島大橋がきれいに見える。14:07ごろ港に戻る。スタンプを探すがどうやら無いようだ。船に乗り込み、出港。

小細島を左手に見ながら因島に着く。船の中で佐木島への時刻を見ると14:44に佐木島に着いて、15:25に出港なので40分位で回ることができたら行けそうだ。結局、佐木島にも渡る。これで予定は完全に狂ってしまった。まあいいだろう。とりあえず速効で切符を貝、14:32出港の船に乗る。今日5つめの島佐木島を右回りに一周する。とにかくひたすら走る。この島はさほどアップダウンは無い。向田の集落で15:00頃ジュース休憩する。何やら腹が減って来た。ハンガーノックにならないためにも何か腹に入れるべきだ。そして再び走り出す。島の上部に差し掛かった所で少し上りが続く。何とか走り、15:15再び鷺港に到着。これで島一周が完成した。ここでトラックに乗っていたおじさんに「トライアスロンの下見か」と話し掛けられる。どうやらこの島はトライアスロンの会場となっているようだ。そういえば、シマダスにも載っていた。このおじさんはトライアスリートだそうだ。私のロードレーサーを見て私のことトライアスリートと思ったようだ。いつもならキャリアにキャンプ道具をつんでいるのだが、今回は軽装なのでそう思われたようだ。生口島で泊まるとの事を言うと、「耕三寺は色々な建造物を真似した建物が多いのでお勧めだ」との事を教えられる。さっそく明日にでも行ってみよう。また、「生口島でユースまで運んであげよう」と言われるが、どうしても自走で一周したいので断る。そして再び因島へ戻る。見ると、因島と生口島の間に橋がかかっているではないか。持って来た5万図は古いので橋が載っていなかった。これで船の時刻を気にせずに済む。ラッキーだ。

さっそく走り出し、とりあえずは生名島へ渡る。乗り場を間違えたが、正しい乗り場へ行くと、そこからは本当に近くに生名島が見える。さっそく16:30乗船する。そして今日6つめの島生名島にすぐに到着。また今回も右回りに一周する。ふと見ると、弓削島と佐島に橋が掛かっているではないか。しかし車は通っていない。また、生名島の案内図には5万図に載っていない島一周の道路が書いてある。ラッキーだ。しかし地図は新しいものに限る。走っていると、すべて道路はアスファルトでレーサーでも走りやすい。弓削島、佐島、赤穂根島、岩城島を見ながら一周する。明日にはそれらの島を走るつもりだ。島の道路はほとんど平らだ。17:04島を一周し終える。そして船に乗り、再び因島へ戻る。

因島から今度は来た道を引き返し、生口島への橋を渡る。橋への上りはさほどきつくはない。橋を渡ったところで荷物満載のMTBとすれ違う。今回、私はキャンプじゃないので何か今までとは違った感じを受ける。しかし自転車同士、お互いに挨拶する。そして今日7つめの島生口島へ。ふと見ると、太陽が傾いて来た。海に沈む夕日を見たいので急ぐ。途中、酒屋に公衆電話があったのでユースに現在地を連絡する。あと30分位で着くだろう。とりあえず心配を掛けるのはまずい。そして腹が減ったのでソーセージとジュースを買って腹に詰め込む。考えたら、朝の駅弁以来今日は食べ物を何も口にしていなかった。それに今回、食べ物や飲み物の予備を全く持たずに走っている。これははっきり言って失敗だ。

どんどん走ってゆき、やっと垂水の集落に入る。ふと見ると、夕日がきれいだ。写真を数枚撮る。なにやら近くに島が見える。ひょうたん島だ。広島と愛媛の県境の島だ。これも数枚写真に収める。それから少し走ると、サンセットビーチがあった。ここでも夕日の写真を撮る。もう少し走り、集落の端まで行くとそこに本日の宿泊地である生口島シーサイドユースがあった。さっそく手続きをしてから風呂、食事にする。しかし宿泊客は、高校生の団体以外には私だけだった。ペアレントと話すと、観光ガイド作成の為に近くの島をあちこちたずねているそうだ。そして話し終わってから寝る。

本日の走行距離  87.7km

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