1994年GW 東北・北海道touring その7

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 朝,6時ごろテレビの音で目が覚める。眠い。今日は休息日。しばらくゴロゴロしてから9時ごろ出発。先ずは駅前喫茶でモーニングを頼む。ここはねぶた祭り関係の物が室内にたくさんある。雨の中アスパムに立ち寄る。ここでは青森の名産がたくさんあり,また青森県内の観光ガイドをLDで見られる。祭りのLDで,ねぶた祭りをやっており,感動する。今年の夏はハネトになりたいものだ。また他の祭りや,今まで走って来た所のLDを見て,色々と思い出す。2Fのパノラマ館で映画を見る。青森県内の観光ガイドのようなもので,360度マルチスクリーンで前の方を見ると前の風景が,そして後ろを見ると後ろの風景が見られ,見応えがあった。ここでもねぶたをやっている。感動だ。

 アスパム裏の青い海公園に出てみると,少し晴れて来た。しばらく付近の散策だ。それから青函連絡船メモリアルシップ「八甲田丸」近くの列車休憩所でメシにする。再び青森ベイブリッジを渡り,フェリー乗り場で室蘭までの乗船手続きをする。予約のチェックが無かった。メシ,おかずを買い,室蘭行き乗り場に戻る。「びるたす」6327トンだ。「おがさわら丸」の2倍弱なので揺れはそんなに無いだろう。乗客はそんなにおらず,寝転べるだろう。14:45〜21:30の7時間弱の船旅だ。車を積む所から客室への上りはエスカレーターで,今まで乗った船の中では一番ゴージャスだ。 今回で7度目,自転車では5度目の渡道だが,船での渡道は初めてだ。

 14:45青森港を出港。しばらく下北,津軽の両半島を見て,そのうちに津軽半島の竜飛崎あたりが見え,下北半島がかすかに見えるだけとなった。外は曇り,また,船内はゆれがあまりない。カップ麺を買って食べたり,フェリー乗り場で買ったメシ,おかずを食べ,19時ごろから2時間ほど寝る。起きて用意をし,下船に向ける。そして21:40,いよいよフェリーのハッチが開く。7度目にして初の船での渡道だ。

 2年ぶりの室蘭。取りあえず東室蘭駅が一番大きいはずなのでサウナ,ビジネスホテルを探す為に行く。母恋,御崎,輪西とJRの駅を眺めつつ「いざとなったら駅寝がある」と考える。そして東室蘭駅着。気温は 11.7度。駅前の電話からサウナに電話する。駅西口すぐのサウナセンチュリが1800円(12時間)とのことだ。取りあえずスタンプを押しにみどりの窓口へ行く。待合室で寝ている人がいる。駅員さんにスタンプを出してもらい,「待合室で寝れますか?」と聞くと,「終電から始発まではシャッターを締めるので通用口なら寒いけどいいよ」と言われる。

 近くのコンビニで夜食と明日の朝食を買い,自転車をくくりつけて荷物をもってあがる。そして最終列車までは暖かい待合室にいる。

 本日の走行距離 20.73km



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