1994年GW 東北・北海道touring その2

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 朝7時15分位に目が覚める。昨日は運転中にウトウトしてあやうく車の方に突っ込みそうになったり危なかった。まあ徹夜明けで走り続けて来たので疲れていたのだろう。今日は12時間程寝たので疲れも取れたと思う。しかし朝は大変寒い。8:15頃出発。鶴岡方面を目指す。

 由良の白山島に行こうとするが行きすぎてしまい,結局パス。途中の商店でカロリーメイトを買おうとするが無く,仕方無しに軍手,蒸しパン,バナナを購入。どんどん北上し,庄内空港,最上川を通りすぎ,酒田市に着く。

 駅前の自転車屋でボトルゲージを探すが,1.5Lのペットボトルが付けられるものは無かった。 しばらく店の人と話をし,酒田駅に着く。昼食を購入し,スタンプを押し,観光協会で地図をもらう。それから日和山公園で休憩にする。葉桜が見られ,春の遅さを実感する。日本中の港町の碑のような物があり,行った所を見ると,懐かしく思い近寄ってみると,地面に花びらが落ちていると思った所が実は水。靴がはまってしまった。それから展望台に行く。工場の間から飛島と思われる島が見れた。

 その後R7を北上,酒田街道は松林で海が全く見えない。吹浦の橋から見た鳥海山は雲に隠れていたが大変印象に残った。近くの海産物売り場でライダーが2人おり,話をする。彼らは鶴岡へ行くそうだ。観光協会の人が話していた十六羅漢の坂はさほどきつくなく,海に岩がゴツゴツとあるだけの感じを受けた。秋田県との県境前の三崎公園の前の坂が少しきつかった。

 象潟駅で休憩。R7を北上。本荘市で駅寝しようとするがまだ体力的,時間的に走れそうなので気合いを入れて秋田まで行く事にする。途中で幟を立てた原付4人組にピースサインされ,私も返す。まるで夏の北海道だ。気温は寒いけど。途中の展望台で休憩後,夕日を左手に眺めながらひたすら秋田を目指す。

 夜になり,ナイトランだ。雄物川の手前の道では桜が満開だ。新潟,山形では葉桜,ここでは満開,桜前線の北上を体験できる。秋田駅に着き,スタンプをおし,ビジネスホテルに電話し,素泊まり2500円の所にする。行ってみて,自転車旅行の事を話すと,「1500円にしといてあげる。」と言われた。助かった。3畳の部屋で,テレビが見放題。名前はナショナルプリンス。

本日の走行距離 151.33km



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