2002年秋・北海道ツーリング(9月18日)
9月18日(水)
- 06:50、目が覚める。朝から小雨がぱらついている…
- 08:30、カッパを着て出発。
ライダーハウス「蜂の家」さん、ありがとうございました。
- 摩周湖目指し道道52号を走るが、ものすごい霧。ほんの数メートルしか前方が見えない。
第三展望台へ到着するが、結局素通り…「霧の摩周湖」の「霧」だけは堪能できました(苦笑)。
- 道道53号を南へ進む内に雨がやむ。
- 10:15、釧路湿原の展望台に到着。広大な湿原が広がっている。こんな自然が(ほとんど)手つかずで残っている北海道はやっぱりすごいと思った。
時間に余裕があれば、北斗木道を歩いてみたかった。

- 釧路の市街地へは入らず、国道38号を西へ。
11:00、道の駅しらぬか恋問へ到着。この時点で、空はすっかり青空になっている。
これから自分が向かう方向の西側からやってきた、ボルティのお姉さんに訪ねてみたところ、帯広から来たけど、雨は全然降っていなかったとのことなので、ここでカッパを脱ぐことにする。
BMWのお兄さんとお話しをする。
とりあえず襟裳岬のYHに泊まる予定はしているが、どこに行こうとはっきりとは決めていないと言ったところ、帯広にある「ぱんちょう」の豚丼と「六花亭」のケーキは是非とも食べておくべきとアドバイス(?)をいただく。
- 帯広へ向けて国道38号を進む。
途中、浦幌の手前あたりでトラックを追い越そうとしたところ、そのトラックが、さらに前を走っている軽トラを追い越そうとして突然の車線変更。あわやトラックの右後部とゴッツンコというところで、なんとかブレーキをかけることができ、最悪の事態は回避することができた。
頭の中では「あちゃぁ、下手したら北海道ツーリング、ここで終了?っていうか、自分の命も終わっちゃう?ブレーキがロックしたら、それはそれでマズいなぁ」とか妙に冷静に考えていたのだった…
- 13:30、帯広駅前へ到着。
「ぱんちょう」の前まで行ってみると、「本日休業」の貼り紙が…
途方に暮れているところに追い打ちをかけるように、また雨が降り出してきたため、「六花亭」もあきらめ、再びカッパを着用し、襟裳岬を目指す。
- 雨足はだんだんと激しくなってくる。旧幸福駅も素通りし、道の駅なかさつないで休憩(雨宿り)。
セローのお兄さんといろいろとお話しをしながら、えりも岬YHへ予約の電話。
雨もやみそうにないので、出発することにする。
- 土砂降りの雨の中を、国道236号→国道336号と、走り続ける。
国道336号の海岸線沿いの部分「黄金道路」では、高波が激しく、道路までかかっているところが何カ所もあった。
- 「黄金道路」の石碑のある展望台あたりで雨がやむ。トイレがあったので、展望台で休憩。
海に向かって展望台に立ち、襟裳岬の方向(右側)を見ると、きれいな夕焼け空が見える。それなのに、さっき来た方向(左側)を見ると、真っ黒な曇り空が見える。立ち位地はそのままなのに、首の向きを変えただけで正反対の空模様が見られるという、珍しい体験をした。
- 襟裳岬まであと一息、きれいな夕焼けの中、草原(道道34号)を走り抜ける。
「え?今の自分、なんかカッコ良くない?」とか、ちょっとナルシス入ったりして(苦笑)。
- 18:00、「えりも岬YH」へ到着。
ライダーハウスとは違い、バイク以外で旅をしている方も泊まっているのだが、やっぱりバイクの人と話が弾んでしまう。
ゼファーのお兄さんに、室蘭の地球岬へ行くことを勧められたので、せっかくだから行ってみることにする(実は翌日の予定をほとんど立てていなかった)。
お兄さん曰く「なんで、バイク乗ってる人って、岬とか先っちょに行きたがるのかな?」言われてみみると確かにそうだなぁ…(笑)。
- 部屋はZX-12Rのお兄さんと同室だった。
翌日のルート検討のため、ジパングツーリング7月号特別とじこみ付録「北海道 格安&0円 MAP 2002」を開く。
後ろの方の「おすすめ食事情報」のページには、「道の駅しらぬか恋問の豚丼」が紹介されていた…
23:00頃に寝る。
本日の走行距離:349km
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