ttanabe's homepage
ここは日々の生活を綴った随筆ページです。
最近は着物でのモバイル
和装機付をテーマにしています。
2000/10/27
野暮な時計は漢字で舞い上がる
ラピュータという携帯情報端末がある
ラピュータこの奇妙な名称は
ガリバー旅行記に登場する
空飛ぶ都市の名に由来する。
ラピュータという携帯情報端末は
腕時計型のコンピュータで
こちらも、ある意味「飛び」道具と言える代物といえよう
ラピュータ愛好家の方には失礼だが
正直、デザインは私好みでは無いため
あまり格好良いとは思わない
しかし「野暮だからこそ着物にあう」
と言うと首をかしげる方も多いだろうか、、、
四角い液晶画面の黒いボディに
オレンジ色（！）のポインターは
日本人的感覚が生み出す格好悪さではないかと感じている。
私に受け止めるだけの感性が無いだけかもしれないが
海外のSF映画やファッションショーに登場するデザインにも
時々、首をかしげてしまう物がある
それはおそらく、その国の人だからこそ生み出せる
格好悪さなのではないかと感じている
多分、諸外国の格好悪さは和装には似合わないだろう
和風の格好悪さ、野暮だからこそ
着物に合わせても許されるのではないかと私は思うのだ
、、、褒め言葉のつもりなのだが
どう好意的に解釈しても悪口にしかみえない
我ながらひどい（苦笑）
悪口（？）ばかり書いたが
ラピュータの最大の魅力は
ユーザーが培ったソフトである
なかでも「漢字表記の時計」は
和装機付のために用意されたとしか思えない逸品だ
着物の袖からのぞく
野暮ったい時計を指差され嘲笑われたとしても
漢字表記された液晶画面を見れば
「なるほど、それなら、、、」と
納得していただける方も表れるかもしれない
なお和装機付のさいには
パワーマネージメントを
常時ONにしておくことをオススメする
さてラピュータには、コンピュータとしての
実力も隠されているのだが
すべての機能を語ろうとするのも野暮な話だ
「漢字表記ができる変な時計」と思われただけでも
和装機付としては上出来だ
ボタンを触りたい気持ちをグッと我慢して、次の機会を待とう
あせらなくても天上都市の名をいただいたラピュータは
野暮な姿には似合わぬ小粋な演出をしてくれるのだから、、、
失敬、どうも熱く語り過ぎたようだ
どうやらラピュータよりも
私の方が舞い上がっているようだ
ラピュータ
詳細はhttp://ruputer.com/
ガリバー旅行記
数年前、NHKで放映していた海外制作の実写版は面白かった
小人の国、巨人の国ばかりでなくラピュータも描いていた
機会があれば、ぜひ見ていただきたい。
パワーマネージメントを常時ON
ラピュータのもう一つの欠点
電池の持ちの悪さを軽減するため
パワーマネージメントを利用している方がほとんどだと思うが
和装機付するさいは
ぜひ常時電源を入れておいていただきたい。
スリープ時から漢字表記の時計を表示させようとして
待たされては
せっかくの漢字表記も興ざめである
和装のさいには「電池の持ち」よりも
「心持」をたいせつにしていただきたい
what's new
2000/10/24
新章突入
随筆ページに変更後
あえて主体にすることを避けていた
モバイルに再び取り組むことにしました。
和装するモバイル
「機付」を考えていきたいと思います。
2000/07/05
私事で停滞していた更新を再開致しました。
トップページを随筆ページにして
しばらくのんびりと更新していきます。
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