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綴る徒然



2000/07/13

黒き丹波と澄んだ丹波
黒豆の枝豆

八百屋の軒先でフト目にとまった
丹波産の黒豆の枝豆に思わず笑みがこぼれる。

ほくほく顔で枝豆をかかえて帰った私は
靴をぬぐのも、そこそこに
鍋に水をはり、一掴みの塩を入れ
湯を沸かし始めた。

湯が沸く間の、もどかしげな時間を
枝豆のさやを茎からむしりとる作業に費やす。

一つ、また一つと、さやをむしりとる毎に
太古の昔、、、いや原始の昔より培った
食への衝動が満ちてきた。

伯方の塩でゆでる

一人暮しには充分な鍋だが
こんな折には
(大き目の鍋があれば良かったな、、、)
と後悔する。

鍋の中でひきめしあいながら茹で上がる枝豆を迎え入れるために
私も「ひとっぷろ」浴びることにしよう、、、




浴衣風のねまきに着替え
窓を明け夕凪を部屋に招いて
すっかり仕度は整った

さっそく丹波産の黒豆と
丹波の酒、辛丹波を思う存分堪能するとしよう、、、

枝豆には日本酒!!

さやを押しスルリと豆が飛び出すと
若干黒みがかった、その色に、まず驚く

期待にうちふるえながら口にすれば
(少しゆですぎたかな?、、、)
と若干の後悔をしつつも
野趣あふれる香りに
意味の無い相槌と舌鼓を打ち
日本酒をあおる

酒は五体の自由と四感を奪うが
その代償として味覚を研ぎ澄ます。

さながら寄せては返す波のごとく
黒き丹波と澄んだ丹波を繰り返し堪能しながら
かの地の友へ乾杯しよう



〜 自分宛のeメール 〜


2000年7月13日
昨日から、しおからとんぼを見掛けるようになった

2000年7月13日
うなだれた気分を晴れやかにかえる日差しと空の高さ


携帯電話:J-Phone SH02

「今年初めて〜を見た」を書き留めたいなという気持ちが
自分宛のEメールのキッカケです。

デジタルカメラ:Canon IXY DIGTAL

接写はあまり得意では無いIXYですが
枝豆までなら何とかなったみたいです。

栴檀林小隊前線司令部

再開を祝っていただいた島津さまへ乾杯
(、、、と今回も思いっきりスカしてみました(^^))




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