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綴る徒然



2000/07/09

熱くて冷たい所
海を渡るWorkPad


台風の過ぎた翌日の風は
海の香を運んで来てくれる
私は風に誘われるように
(海に行こう)と思い立ち
文庫本がわりのWorkpad c3
バックパックに放り込んで電車に乗り込む。




10分程電車に揺られて明石駅に到着
魚の棚商店街を左手に望みながら岩屋行きの高速フェリーへと向かい
淡路島まで13分の船旅を楽しむための乗船券を購入する。

先日からのばしたままの不精髭をなでながら白く崩れる波を眺めている間に
船は明石大橋をくぐって岩屋港へ到着
花博へ向かうバスに乗り込む人達を横目で見送りながら
私は近くの海水浴場まで歩き出した。

昨年より若干整備された砂浜を意外に思いつつも
新しく置かれたベンチに腰かけて、日光と海の風を受けながら
気ままに思い巡らせ、時折、海を眺めたり、浜辺で遊ぶ家族づれの光景に心和ませる。

(せっかく来たから泳いで行こうかな、、、)
ジーンズの下には水着も着て来てるのだが、なんとなく思いとどまっている。
(まぁそんなことで悩んでもしょうがないか、、、)
せっかくのんびりするつもりで来たのだし
なにごとも気がムイタラでいいのだ



浜辺のガジェット
案ずるより海は優し
結局1分もせずに海に飛び込んで、ひとしきり海水の冷たさを堪能した後
甲羅ぼしをしている私がそこにいた、、、

海に向かって吹く風と
陸に向かって吹く風とが
複雑なうねりを作り出しながら吹き抜けて
陽射しがキツイにもかかわらず
心地よい涼しさを感じさせてくれる。

戯れに砂浜に手をつけば
砂の細かい粒子に手の皮が削れていく
幼いコロノ砂遊びで感じた感触がナントモ懐かしい、、、

ウトウトしかけたころ電子音で目が覚めた
目覚しかわりにセットしたWorkpadが鳴りだしたのだ。

帰りの船の中、乗り合わせた子供が
水面に怖いぐらいに沢山浮かんでいるクラゲに「バイバイ」と声をかける

子供たちは祖母かに買ってもらった
ジュースを飲んでいる
喉が乾いていたが、私はグッと我慢する




私が暑さと喉の乾きをがまんして
何も飲まずに明石まで戻って来たの訳は
「カキ氷を美味しく食べる為」である。

自動販売機の誘惑にもくじけず、何とか喫茶店まで我慢して
ようやく目的の「宇治金時」を注文し、ホッとしたのものもつかのま
伏兵はゴール寸前に潜んでいたのだ!

思わず「お冷や」を飲んで溜息をついた後
フト我に帰り後悔している私がそこにいた。

失敗したなと思いつつも
ようやくめぐり合えた
キンキンに冷えたカキ氷に目頭が熱くなる、、、
、、、もとい目頭を押える私だった



〜 自分宛のeメール 〜

2000年7月7
嵐の前の風は、少し温かくて、何だかワクワクする

2000年7月7
帰りの電車でちょっとだけ停電



携帯電話:J-Phone SH02

今回は海に行く前、台風が来る前の風景
海辺ではWorkPad c3にお株を奪われてしまいましたい。

デジタルカメラ:Canon IXY DIGTAL

今回は期せずしてWorkPadの画面が反射して
IXYが映り込んでいます。
海に行くような場合は、オプションで販売されている
防水ケース(水中撮影可)が欲しくなりますね。
しかしケースをつけるとせっかくのIXYの小ささが損なわれますから
本家IXYのように防水タイプを出して欲しいところです。

PDA:IBM WorkPad c3

新製品ではなく、中古で手に入れたメモリー2Mのタイプ
噂には聞いていましたが、これほどすばらしいモノとは想像していませんでした。
IBM ChipCard VW-200でやりたかった事(それ以上)が全部できてしまい
なんとなく悔しささえ感じます。
今回の本文は、ほとんどWorkPadの手書き機能入力で行いました。

PDA:HP200LX

WorkPad c3もそうですが、私は予定時刻にアラームが鳴る機能を
寝過ぎちゃいけない、休日の昼寝用の目覚ましとして活用しています。

VW-200

TYPE3PCカードサイズのTYPE2PCカードの折畳式PDA
今見てもカッコイイと思います。
アナログ時計をインストールして海中時計のように使うのが好きです。




メールを送る ttanabe@kh.rim.or.jp
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