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綴る徒然



2000/07/05

端末転倒

モーニング
フト気がつくと、いつの間にやら、すっかり時代に取り残された気がする。
そう気づいた「きっかけ」は、携帯電話を最新の機種に変えた事だった。

機種変更を終えて、新しい携帯電話を使い始めた瞬間、その性能に驚いた
(パソコンと比べても遜色の無い長さの電子メールを読み書きできるようになったナ、、、
何よりも保存件数が比較にならない程増えたのがありがたい)

時代に取り残されたと気づいた落胆は驚きに変わり
やがて好奇心に姿を変える
(これと、、、後はデジタルカメラさえあれば、私のやりたい事は全部できそうだ)
始めてメール機能を持った携帯電話を手にした時に感じたワクワク感が蘇る

「これは短冊だ!!」
(漂泊の旅を重ねた先人たちが、折々に心動かされて短冊に書き記したように、私も、この携帯にしたためたい、、、
書き記した文字は電子メールとして送信する事で書斎に保存でき、しかも日時付で管理できる、、、)
期待感が高まり気持ちが押さえられなくなる。

ミニノートやPDAは街中で広げると、どうしても身構えられる
しかし携帯電話ならば、誰でもが当たり前に使っている
これほど最適な道具があるだろうか?

取り残された時代に追いつこうとしていたハズの自分が
時代錯誤もはなはだしい輩である事に苦笑しながら
日常という名の漂泊の旅を楽しめ喜びに祝杯をあげた。




数日後、車通勤をやめて電車で通い始めた私は
つい先日手に入れた小型のデジタルカメラとともに携帯電話を首からぶらさげ
モーニングセットをパクつきながら、喫茶店の窓からポッカリと青空を眺めていた。
(余裕を持って通勤するのは良いが、、、)
紅茶をすすりこんだお腹を撫でながら、私は思う
(そもそも電車通勤にしたのは、ふくらみ始めたコノお腹を
引っ込めるためでは無かったっけ?)

どうも私は本末転倒になりがちだ
しかし漂泊を志すにはチョウド良いかもしれない。



携帯電話:J-Phone SH02

J-Phoneのメールは受信通知メールは無料
読み出し毎に料金が発生するが、削除してしまえば料金は発生しない。
プロバイダからのメールをすべて携帯電話のアドレスに転送しても
必要なメールのみ選んで読み出せばヒジョウに経済的。

デジタルカメラ Canon IXY DIGTAL

中田選手よりも江角マキ子のCM「IXYを着よう」に既に心動かされていたと言うべきか、、、
現在、SH-02(携帯電話)とIXYと家の鍵を、ネックストラップで首からさげて最小限の装備としている。
首から下げるという輸送方法は、他のどの方法よりも「すぐ使える」ため
IXYの特徴を最大限に引き出すと考える。
ただし、雨に弱いのが難点。

携帯電話:J-Phone DP-212

始めて手に入れたメール機能付形態
前面液晶のメール向け端末
まさに短冊といった面持ちだが、いかんせん保存件数が少なすぎた
当然、DP-212のの後継機種も気になったが
「より携帯電話らしい携帯電話の方が街中で使いやすい」
という理由で断念




メールを送る ttanabe@kh.rim.or.jp