思い出の島

ここでは、今までに行った島のうちで印象に残った島を紹介します。



天売島(北海道苫前郡羽幌町)
 羽幌港から途中焼尻島を経由して海鳥の相手をしながら1時間少しで着きます。
 周囲は10.9kmくらいの小さな島ですが、標高が高く、一番高いところは隣の焼尻島を見下ろすことができ、焼尻島に向かってのダウンヒルは格別です。
 宿やキャンプするところもあり、夏はウニがおいしいです。

・個人的な見所 焼尻島へ向かうダウンヒル



舳倉島(石川県輪島市)
 輪島港から船で渡ります。途中に7つ島を見て、出航後1時間50分で着きます。周囲が5.1km、海抜12mの小さな島です。海女さんの島で、輪島市内から夏だけ移住して冬は輪島市内に住む、というパターンです。
 私が行ったのはGWの頃でした。
 島には小さな売店、というか駄菓子屋さんみたいな感じの店が数件あります。公衆トイレは無く、私は宿で借りました。公衆電話やポストはありました。
 舳倉島灯台は見学することができ、上から島が一望出来ます。しかし本土を見ようと思ったのですが見ることが出来ませんでした。
 自転車で島を一周しましたが、坂らしい坂はありませんでした。全く足をつけずに一周した島はここくらいです。(結局4周しました)
 島には宿が数件あります。龍神池の近くの岩場で誰かキャンプを張ってました。
 バードウォッチャーの人がたくさんおり、「ヤマショウビン」という珍しい鳥(私は鳥のことはわかりません)がそのときいたようです。

・個人的な見所:舳倉島灯台



父島(東京都小笠原村)
 東京都にありますが、東京から日本で2番目に遠いところです(一番は母島ですね)。
 東京の竹芝桟橋からおがさわら丸で28時間半の船旅で、父島に着きます。
 船は1週間に1便しかなく、とくに年末年始、GW、夏休みなど長期休暇に訪れる人が多いです。私が行ったのは年末年始で、船のチケットを取るのが大変でした。なんせ発売2日くらいで売り切れてしまったようです。それから島内は全島キャンプ禁止で、宿に泊まるしかないです。
 父島に3泊しましたが、初日はMTBでの島一周。翌日は元旦の初泳ぎ(海開きが元旦です)をして、毎日ウェザーステーションの夕日を見に行きました。ここの夕日は、世界で2箇所でしか見ることが出来ない特別の夕日(ブルーフラッシュ)で、沈む直前に青か緑に染まるそうです。元旦の夕方は雲が無く、きれいに見え、周りの人はブルーフラッシュが見れたといっていましたが、私はよくわかりませんでした。
 自転車にとってはとてもきつい島(10%の坂がゴロゴロ)ですが、歩いてでも1日で一周出来てしまいます。

・個人的な見所:
  ウェザーステーションからの夕日(絶対におすすめ!!)
  長崎から見た青い海
  中央山からの眺め(入り口から徒歩10分位です)



答志島(三重県鳥羽市)
 鳥羽港から船で20分くらいです。鳥羽から行ける4つの島(坂手島、答志島、菅島、神島)のうちで一番印象に残った島です。答志スカイラインを自転車で走ると、島を縦断することが出来ます。答志スカイラインは、さほど坂もきつくなく、ピークからの眺めは、鳥羽湾の島々を眺めることができ、疲れも吹っ飛びます。途中に温泉もあります。

・個人的な見所:
  答志スカイラインからの眺め



沖ノ島(香川県小豆郡)
 香川県の小豆島の小江から渡し船で10分くらいです。周囲2.8km、22世帯の小さな島です。
 宿はもちろん、店や自動販売機も全くない島です。SHIMADASに載っていたので行ってみました。渡し船の看板はとても小さく、すぐに通り過ぎてしまいそうです。ダイヤがありますが、実際は人がきたら船のおじさんがきてくれる、という感じです。自転車も載せることが出来ますが、とても小さな島なので別に必要はありませんでした。
 船着き場から小高い丘を越えて反対側の海へ行くと、瀬戸内海の風景をのんびりと眺めることが出来ます。昼に瀬戸内海を見ながらパンでも食べたら幸せです。
 ここで思ったことは、どんな小さな島でもお墓があり、自分の生まれたところで死にたい、というのがあります。

・個人的な見所:
  瀬戸内海の風景



対馬島(長崎県)
 小倉、博多から船で渡ります。周囲844km、45801人です。とにかく自転車にとってはとてもきつい島です。とにかく150〜200mの坂を越えてばかりです。
 看板はハングルの表記もあり、「さすが国境の町」、と思わせます。ハングルをよく見ると、母音と子音のパターンがあることがわかります。架橋島である沖島、赤島、泊島、島山島もアップダウンばかりで、暑い日などすぐに押しが入ることでしょう。
 風景は、浅茅湾のいくつにも折り重なった陸と海のリアス海岸美が楽しめます。また、韓国展望台からは空気が澄んだ日は58km先の韓国が見えるようです。(私が行ったときはよくわかりませんでした)
 食べ物は、豚を独特のたれで焼いた「とんちゃん焼き」が名物です。
 とにかく自転車にとってはとてもきついのが印象でした。

・個人的な見所:
  リアス式海岸の景観



諸浦島(鹿児島県出水郡)
 長島と橋でつながっており、島を縦断すると諸浦港から天草へ渡ることが出来ます。
 わずか6kmくらいですが、アップダウンばかりで「山椒は小粒でピリリと辛い」島です。
 「木の根」バス停近くの展望台から見る島々はおすすめです。

・個人的な見所:
  パーキング木の根からの島々の眺め



竹富島(沖縄県八重山郡竹富町)
 石垣島から船で10分くらいで、周囲5.2km、人口273人の小さな島です。
 赤屋根、シーサーなど八重山の風景を残しており、のんびりした雰囲気の島です。
 八重山を旅したときに2回(それぞれ1時間少々)行っただけですが、与那国や波照間よりも印象に残りました。メジャーですが最初に白い砂浜のコンドイビーチを見てから気に入り、波照間から帰ってからすぐに渡ってコンドイビーチで泳ぎました(1月2日)。晴れた日は元旦に海開きの小笠原よりも暖かかったような気がします。しかし泳いだのは私だけでした。
 とにかくのんびりとして、時間が止まったような感じの島です。

・個人的な見所:
  コンドイビーチ、




まだ増えます


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