8/3 3年ぶりの美深のライダー宴会(士別〜名寄、美深駅〜美深アイランドキャンプ場)

 朝6:30頃目覚ましの音で目を覚ます。外を見ると天気は雲行きが怪しい。カロリーメイトの朝食後、パッキングする。しかし荷物が多いので大変だ。しかしエアマット、シュラフカバーは思った以上の性能を発揮している。サイクリング部を見送り、テントを少し干してから8:12出発。道が濡れているのでカッパを着て歩く。サイクリストに抜かれ、8:30士別橋に着く。しばらく歩き、下士別駅近くに9:23着。

そしてしばらく歩いて行き、天気も悪くならなさそうなのでカッパを脱いでインラインを履く。昨日までカートに乗せていた小さい方のザックを担ぐ。すると昨日よりも楽に進めることがわかった。多寄駅に10:03着。反対側車線に渡りジュースを買う。どんどん北上する。追い風なので昨日よりも楽に走れる。ペースは昨日よりもよい。瑞穂駅近くに10:32。ここで北東に進む。そして風連駅に11:00着。約30分の休憩後出発。東風連駅近くの橋に12:00着。それから再び北上する。

 今は無き深名線の跨線橋を一気にかけ上る。12:28橋の上で倒れ込む。このまま寝たら気持ちがいいだろう。しばらく休むと楽になった。そして脇道に入り、名寄駅に12:46着。ここで昼食にする。駅弁のたこ寿司だ。しかし量が少ないので腹がすぐに減る。今日は美深のライダー宴会の日だ。このまま滑っていっても今日中には美深には着くことができないだろう。結局しんどいので美深まで輪行する事にする。まあ、美深駅から滑っていけば宴会には間に合うだろう。14:27発まで休憩する。まあ、そのうちに名寄から美深までは自力で走覇すればいいだろう。

 そして急行に乗車。まあ、いいか。別に全てを自走せねばならないこともないだろう。その都度臨機応変にいけばいいだろう。しかし昨日と言い、今日と言い、美瑛のように丘に畑の風景が多い。

 車窓を見ると西の方に日が射している。列車に乗ると、何と楽なのだろうか。全く自分の力を使わなくても進んでいくなんてすごいことだと思う。自転車で旅しているときはあまり意識しなかったことだが、今回は自転車の数倍しんどい旅なのでそう意識するのだろう。天塩川沿いの道を見ると、フラットで全く車の通行がない。おまけに道もきれいなようだ。しかしインラインで旅をしていると、今までの自転車での旅では気づかなかったことに気づいてくる。たとえば、道でも場所によって虫たちが多いところと少ないところがあることなどだ。

 美深駅に14:57着。久しぶりだ。前回来たときも電車で美深駅で降り、森林公園キャンプ場まで自走した後ライダー宴会だった。とりあえずはR40を北上する。まずは近くの売店で缶詰、パン、ジュースを買う。やはりライダーが多い。彼らもここで物を買って行く。やはりみんなライダー宴会に参加するようだ。初野駅の近くに15:39。ここで歩道が反対側に変わったので車の途切れたのを見計らって渡る。

美深大橋を15:53に渡り、どんどん北上して行く。キャンプ場まであと1kmの所に16:00。ここで再び歩道が変わり、また車の途切れたのを見計らって渡る。そこからストップウォッチでキャンプ場までの時間を計ると、ゆっくり滑り、休憩を1回して6分37秒だ。まあ、歩きの2倍以上のスピードが出ているのでよしとしよう。

 そこから森林公園へ入って行き、受付を済ませる。やはりみんなはインラインでの旅を初めて見るらしい。色々聞かれ、テントを張ろうとすると、「瀬戸崎さんが呼んでいる」とのことを聞き、疾駆北駆の編集長である瀬戸崎さんに会いに行く。すると、2年前に来たインラインスケーターのことと思っていたらしい。しかし、3年前の美深のパフォーマンスコンテストなどのことを話すと、覚えてくれていた。それからテントを張り、近くのライダー2人と一緒に食事を作る。私のガソリンストーブはすぐに詰まってしまう。代わりにライダーのストーブに私の白ガスを入れて、それで湯を沸かす。私は山用の食料、ライダーはカップ麺だ。

 しばらくすると雨が降ってきた。もうすぐ宴会が始まるのでカメラとシェラカップをもって会場へ行く。雨がだいぶ強くなってきた。しかしそれでも人は多い。だが例年の半分くらいだろうか。だがバンドのライブで参加者の熱気は最高潮に達する。宴会終了後、別の所に行き、10人くらいで談笑する。しかし酔いつぶれて倒れている人もいる。彼らを介抱し、各人のテントまで数人で運んで行く。しかし人を担ぐのは重かった。1時頃テントに戻って寝る。おそらくは明日も雨でここで連泊だろう。

 本日の走行距離 32.1km



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