1994年GW 東北・北海道touring その10
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ついに今日で旅が終わる。朝7時半起床。朝食後ホステラー3人で旭山展望台に行く。ぽんぽん船から約20分で着く。行きにエゾコクチョウを,帰りにはエゾリスを見掛ける。帰りついたらちょうど船を見送りに行く所だったので私達も一緒に行く。港に着き,新潟行きフェリーの前で乗船したホステラー3人を探すが,なかなか出て来ない。船が出港してからやっと出て来た。
見送りの後,宿に戻って出発する。ブレーキを掛けながら船見坂の15,6%を下りる。まずは余市側に少し行った所に19%の坂があると聞いたのでそこに行ってみる。やはりカベだった。3mほど上ってすぐに引き返す。それから再びヴェネチア美術館で見学する。そして運河を走り,13:25小樽駅着。男鹿以来の友「南アルプスの天然水」の1.5Lペットボトルに別れを告げる。分解後,土産に夕張メロンポッキーを買う。14:02いよいよ小樽を出発だ。一昨日,昨日と自転車で走った所を逆に電車で走る。新千歳空港に着き,土産物屋で白い恋人,ラベンダーカルピスフィズを買う。搭乗手続きを済ませ,出発ロビーで待つ。大阪の気温は21度だ。これまで10日程寒さに慣れて来たので,暑さに耐えられるかが心配だ。
17:50千歳空港発。席は右の窓側だ。18:10右手に支笏湖が見える。18:12室蘭が夕日の赤に染まる。18:15ごろ大沼。18:17奥尻島,また,真下には函館が見える。18:20渡島小島,渡島大島。18:23頃津軽半島が見える。おお,懐かしの竜飛崎だ。本当に飛行機から見たらこんなに近いなんて。十三湖が見えた。18:33頃男鹿半島が見える。懐かしい,きつかった道だ。ガスがかかり何やら下が見え辛くなってきたようだ,と思ったら海の上を飛んでいた。新潟までは右手には海しか見えない。18:41頃左手に鳥海山が見えるとの放送があった。18:48,夕日がそろそろ沈む頃だ。佐渡島が夕日に浮かんでいる。自転車で新潟から9日かかったのに飛行機だとわずか1時間!!日も沈み,下を見ると,雲の隙間から都会の光が見えてきた。恐らくは金沢あたりだろう。
そして毎度おなじみの大阪の光の絨毯。いつ見ても飽きない。大阪空港で荷物を受け取り,バスで三ノ宮へ,その後,地下鉄で西神中央,そして寮へ。いよいよ現実の世界に引き戻されてしまった。
本日の走行距離 7km
総走行距離 913.4km+α