スノーボード2級への道 その1
私は、94年の暮れにスノーボードを始めました。2年目の最後の96年3月に今までの実力を試したくて木島平で行われるスノーボード検定パックに参加しました。少し前は「今年は3級取れるかな」と思っていましたが、思い切って2級に挑戦する事にしました。JSBA(日本スノーボード協会)の検定では、2級からJSBAの会員しか受験資格が無く。急いで入会しました。
私はフリースタイルに乗っていますが、これまでワンメークやパイプはほとんどしたことが無く、もっぱらカービングターンばかりやっていました。2級はカービングのロングターン、ショートターンです。果たして合格できるのでしょうか?とても心配です。
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定時に退社、寮で荷物の用意をする。先週は湿布、歯磨き等を忘れてしまったので今回は注意する。しかし前回のスノーボードMLのオフミではカメラを持っていけば良かったと後悔した。6時頃寮を出発、三宮で旅行会社へ行き、ボード積み込み代金を払いに行く。その後本屋で立ち読みをして、夕食にする。バスの出発は8時半なので暇だ。今回でスノーボードは今シーズン5度目、トータル20日になる。しかし久しぶりのスクールだ。サホロで生まれて初めてのスノーボード以来だ。今回はJSBAの2級に挑戦だ。一体どうなるか心配だがとにかくやってみよう。
ゲームを少しした後、集合場所に行く。そしてバスに乗車。隣の人も一人だ。聞いてみると斑尾でスキーだそうだ。車中のテレビでは料理の鉄人をやっている。数回インターチェンジに入って、あまり眠れないうちに木島平に着く。
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ホテルに着くと、すでにロビーには人があふれている。ロビーでゲームを少しした後、宿泊とスクールの手続きをする。その後朝食。着替えてから下のリフト乗り場まで滑る。雪面は良い。カービングがびしびし決まる。天気は晴れだ。回数券を買ってからスクールが始まるまでに数回滑る。コンディションは良好だ。
そして集合時間がやってきた。歩いて反対側の牧の入ゲレンデまで行く。スクールを受ける人はトータルで50人くらいはいるだろう。大多数が初めての人だ。私もそういう時があったなあ。中級の人は7人でそのうち検定パックは5人だ。内訳は1級がアルペン1人、2級がアルペン1人とフリースタイル3人だ。しかしスクール中のリフト券を自分で買わなければならないのには参った。先ほど買った回数券が無駄になってしまった。
午前のレッスンはロングターン、ショートターンを数本見てもらう。やはりインストラクターの人に見てもらうのはとてもためになる。私はショートターンは何とかできるが、ロングターン(4ターン)は目標がつかみにくいのでやりづらい。ペース配分が難しい。いつもはフリーランばかりやっており、ターンの回数など気にしたことが全くなかった。
12時頃に午前の練習を終え、昼食にする。その後数本滑る。
午後からはビデオを撮ってもらい、自分のフォームをチェックする。やはり自分のフォームを客観的に見るのは自分の悪い点がわかってためになる。
スクール後、同じスクールで一緒だった2人組と一緒に滑る。しかし彼らはペースがとても早い。フリーの人は3年目、アルペンの人は今シーズン始めたばかりだが、とても早い。その後、地下のディスコに置いておいた荷物を持って部屋へ行く。部屋は宴会場を3部屋に仕切ったうちの一つだ。食堂で夕食にする。メニューは結構多い。さすがはホテルだ。その後部屋に戻る。1人は今日の出来に不満足そうでナイターに出かけていった。3人で部屋で飲む。部屋には我々検定パック以外に高校のスキー部がいる。飲んだ後風呂に入り、それから寝る。明日合格するといいな。
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