くすひろし雑記帳
(2000年分)
新田次郎著「孤高の人」を読みました。
この物語のモデルとなった「加藤文太郎」は、自分の故郷兵庫県美方郡浜坂町出身で、最近では町に「加藤文太郎記念図書館」も建てられました。
当然自分も加藤文太郎という名前は前々から知っていたのですが、「登山家」ということ以外詳しくは知らず、「そんなにすごい人なんかいな?」という程度の認識しかありませんでした。
で、なんで「孤高の人」を読んだか?というと、先日夢枕獏著「神々の山嶺」を読んだんです。
すっげぇ良かったです。今年読んだ本の中では一番でした。最後は泣いたよ、俺。
その「神々の山嶺」、岸文太郎っていう登場人物が出てきます。第五章のタイトルはもろに「孤高の人」でした。
「えっ!?山岳モノっていうことで、やっぱり元ネタはそこから?っていうか、加藤文太郎ってそんなに有名な人なの?」と思い、いろいろ調べてみたら、「山やってるんなら読まんと」っていう本のようですね>「孤高の人」。
「ありゃ〜これはいっぺん読んでみよ」と思い立って、書店で購入しました。
すごいよ加藤さん。登山は裕福な人のやることという感じだった昭和の初めに、社会人の登山家の第一人者として、日本アルプスの山々を踏破していきます。しかも単独で。
冬山登山のため、有給休暇は1、2月で使い切っちゃいます。でも、仕事もバリバリやります。「仕事する時はきちっとする。趣味は思いっきりのめり込む」というのは見習わなければ(^^;
でも、人付き合いは苦手で、いろいろ伝えたいことはあるのに、それがうまく伝えられず「何思ってるんだ?この人は」と相手に思われてしまうことも多々あります。この辺は「う〜ん、但馬の人間ってそういうとこあるよなぁ」と同感するところもあるのですが、あまりにも下手すぎ(^^;
「単独行の文太郎」として有名になった加藤さん、結婚して赤ちゃんも産まれて、「これで冬山は最後」と決めた登山で、初めて他人とパーティーを組みます。
ところが、この一緒に組んだ人、かなり自分勝手です。無謀です。いいとこ見せようとして無茶します。そしてとうとう、二人は…最悪の結果に…
結局、この本を呼んで得た教訓は、
「自己中な基地外デムパさんと一緒に行動すると、ロクな目にあわねえぞ」
っていうことだったりします(爆)。
正月帰省しても休館してるんだろうなぁ…>加藤文太郎記念図書館>実際に加藤さんが使った装備なんかも展示されてるそうだ。
一番印象に残ったのは、テロリスト役の吹越満さんのイカツサ。
「えっ!?あのNTT北海道の帯津さんと本当に同一人物なんですかぁ!?」と驚いてしまいました。
ストーリーはそらもう「女の子が妖怪と戦うお話」で説明できてしまう単純明快さです(誉めてます)。いや、ホントはもうちょっといろいろとあるんですけどね。
普通、「怪獣映画」なんかでは、「怪獣映画」とはいうものの人間側のお話のシーンが多く、小さなお友達はそこで退屈してしまって、ぺちゃくちゃと話し始めたり、酷いのになると劇場の中を走り回ったりするのですが、今回はそんな悪い子はいませんでした。
さて、「原案・監督:原口智生 特技監督:樋口真嗣」で期待することといえば、当然特撮です。
まずはタイトルにもある「妖怪」(の造形)ですが、今の技術ならもっとリアルにできるはずのところが、モロ着ぐるみです。
パンフの原口監督のコメントには、昔の「妖怪映画」への思い入れを書かれているので、その辺はあえてそういう造形にされてるんでしょうね(実際、パンフの完末には大映「妖怪3部作」のDVDの広告が載ってます)。
「妖怪百物語」をテレビで観て、恐くて夜トイレに行けなかった小学生の頃を思い出しました(^^;
怪猫(化け猫)の毛が、なんかふわふわしてそうで、ずんぐりした感じがなんともラブリー(爆)でした(ネコ好き)。
で、特撮の方ですが、やっぱすげぇよ、これは。ミニチュアとか合成技術はかなりのクォリティーです。
ラストの土蜘蛛の女王とのバトルはぜひとも劇場で観るべきです。
さぁ、この映画を観るもう一つの理由は、安藤希ちゃんだぁぁぁ!!
「ガメラ3」の時は、まだ幼い感じで、ほわぁ〜んとした印象があったのですが、「さくや」では、違います。メッチャ凛々しいです。
っていうか、あの目付きがなんともたまらんのですよ!!カッコイイんですよ!!もう彼女になら、村正でバッサリやられちゃっても文句言いません(<バカ)。
ちょっと台詞棒読みっぽいところも数カ所ありましたが、これからの活躍に期待しています。
つうことで、少なくとももう一度は映画館に観に行こうと思います。
あと、藤岡弘さん、やっぱりかっこいいです。
17日にトイザらスに行くと、「桑田二郎の漫画版ウルトラセブン」のアクションフィギュアなるものが売られていた。
「でもどうせなら『内山まもる版』ウルトラシリーズのアクションフィギュア出して欲しいなぁ」と思った30歳前後の人間って、自分だけじゃないですよね。
「なんだって!?」の終わり方って、本当に「なんだって!?」な感じでしたね…
仕事帰りにマンガ喫茶へ行くと、「サムライダー」の愛蔵版みたいなの(以下「愛蔵版」)が入荷していました。
ヤンマガKCスペシャル版(B6サイズ)から一回り大きく(A5サイズ)なってるぞ。いいな、いいなぁ。
しかも「外伝」とか収録されてるし。
というわけで、家に帰ればいつでもヤンマガKCスペシャル版を読むことはできるのだが、ついつい読み始める(笑)。
いやぁ〜、やっぱり何度読んでもオモロいし、カッコええわ。
だがしかし、この愛蔵版に一点だけ残念なところが…
ヘルメット軍団&津血乃呼との全面戦争→サムライダーとのバトルの翌日、マサオ達がTVのレポーターに囲まれた時のマサオのセリフが、「お◯んこです!!」と伏字になっていました。ヤンマガKCスペシャル版でははっきりと言ってるんですけどね…
そりゃまぁ、伏字にするべきなんでしょうけど、その後のレポーター達のリアクションや、マサオ達がパイレーツでワイドショー見てる時の「ああっ音消してるぜ」っていうセリフの面白さが微妙に違ってくるような気がしたのは自分だけでしょうか…?(^^;
で、突然話は変わりますが、メディコムさんあたりで「1/6 サムライダーアクションフィギュア」出してくれませんか?自分は迷わず買いますよ。
当然、タミヤの「1/6 GSX−1100S KATANA」も一緒にお買い上げです(笑)。
声優の塩沢兼人さんの訃報を聞き、大変ショックを受けています。
「北斗の拳」のレイ
「スナッチャー」のランダム・ハジル
「ポリスノーツ」のレッドウッド
「メタルギア ソリッド」のニンジャ
「ストリートファイターII(劇場版)」のバルログ
などなど、主人公を食ってしまうぐらいカッコイイ脇役(というか準主人公)の声といえば塩沢さんというイメージが大きかったです。
業務用「ストII」で初めてバルログを見て、その勝ちポーズ、そのセリフを目の当たりにした時から、「こいつの声を塩沢さんが当てたらドハマりやろなぁ」と思っていたのですが、劇場版のバルログ役は本当に塩沢さんと聞いた時には、マジで踊り狂いました。
最近では、「プレステ2で『メタルギア ソリッド2』も出るみたいだし、塩沢さんも当然また誰かの声を当てるんやろなぁ」と、楽しみにしていたのですが…
謹んでご冥福をお祈りします。
久々に「麻雀放浪記」を読んでます。やっぱり何度読んでも面白いです。
映画化された当時、自分は中学校3年生だったんですが、ちょうど麻雀のルールを覚えた頃で、CMの「大四喜字一色爆弾」のシーンは興奮ものでした。
その翌年ぐらいにテレビで放映されたのを観て、すっかりハマってしまいました。
'93年に神戸で行われた映画のイベントで、初めて映画館で観た時には感動のあまり泣きそうになっちゃいましたね…
高校生の時は毎日友達の家で1000点10円ぐらいで打ってました(オイ)。負け組でしたけどね(^^;。
で、当時の「ちょっぴりバクチ打ち気分の高校生(若さ故の過ち)」の憧れ(?)といえば、「麻雀放浪記」、「哭きの竜」、「ぎゅわんぶらあ自己中心派」、「はっぽうやぶれ」とか色々とあって、自分を含め、みんなが決めゼリフを真似していました。
「あんた、背中が煤けてるぜ」とか、「おっしょい!!」(つい先日福岡出身のPLEさんから指摘されたのですが、自分達の発音は本物とは全然違っていました(^^;)とかね。ちなみに自分の得意なセリフは「づがーん!!」だったりします(泣笑)。
「アガってるよ。天和だ!」と言ったら、みんなから「アガってもないのにアガってると言うのはチョンボだ」と突っ込まれて親チョンになった可哀相なヤツもいたりします(自分の事ではありません)。
そういえば、本物の牌で麻雀したのって何年前なのかなぁ…
ゲーセンの麻雀ゲーム(≠麻雀)も最近プレイしていないなぁ…
藤井隆の「ナンダカンダ」をカラオケで歌ってみたいなぁとか思っていたりします。
CD買っちゃおうかな…
いまだに「2チャンネル君」の時の真面目そうなイメージが根強く残っていて、今の「ホット!!ホット!!」とかオカマ風のテンション高い芸風に戸惑いを感じてるのって自分だけでしょうか?
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