FM TOWNS II Flesh
- マルチメディアな母艦都市 -
FM TOWNS II Flesh
486SX,RAM 6MB,HDD 170MB,FDD×2,CD-ROM
TOWNS OS,MS-DOS,Windows3.1
with 4M RAM,DX4 100MHz ODP
1GB HDD,RATOC REX-3586
FMT-403A
なぜTOWNSなのか?
ネットワーク接続
基本機能強化「増設RAM」と「ODP」
定番「外付けハードディスク」で、ファイルサーバにする
きわもの「TOWNS用Windows95」で、TOWNSで95する
レアアイテム「TOWNS用LANボード」で、ネットワークに接続する
MIDIで作曲
TOWNS OS用シーケンスソフト-奏-
TOWNS用MIDI音源ボード
音源はRoland SC-88VL
キーボードはKORG X5
隠れた名機YAMAHA DD-50

TOWNSの魅力はマルチブートなマシンであることでしょう。
TOWNSは、標準搭載されたCD-ROMからの起動ができます。
たとえハードデイスクが壊れても、CD-ROMから比較的簡単に修復可能です。
また、後述するTOWNS OS対応のソフトならば、ハードディスクいらず、ゲーム専用機感覚で使用することもできます。
TOWNS専用のMS DOSを拡張したGUI OS「TOWNS OS」やWindows95、Linux等、複数のOSをインストールして、ブート区画を切り替えて共存させる・・・なんて事も簡単にできます。
・・・もっとも、私の場合は、始めて使った「音楽ソフト」がTOWNS OS専用のソフトで、そのソフトから離れられない事が一番の理由なのですが・・・
さて、そんな魅力的なTOWNSも、AT互換機勢に押されて「純粋な形」では、消えてしまいました。
しかあし!ありがたい事に「TOWNS用のWindows95」が存在します。
私はこの初代愛機にWindows95を導入し、他のマシンとのデータ共存を図ることにしました。
(Windows95には、AT互換機用、98用、TOWNS用の他に、Mac用(Soft Windows)、FMR用、EPSON製98互換機用なんてのもあります、本体とあわせてコレクションして、ネットワークでつなぐと面白いかも・・・)
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ネットワーク接続
Windows95搭載以前に、メモリーとオーバードライブプロセッサは増設してました。
本体搭載分のメモリーとあわせても10Mとちょっと非力ですが、TOWNSのWindows95で使用するアプリケーションソフトは動作が軽いものばかりなので、これで「良し」としておきます。
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TOWNS本体のハードディスクは170MBしかありません。
Windows95はOSをインストールするだけで、100MB近い容量を占めます。
加えてTOWNS独自の「TOWNS OS」をインストールしますから、ハードディスクは全然足りません。
そこでOSだけ、無理矢理170MBの中に放り込み、増設したハードディスクにデータを放り込むことにしました。
(TOWNSはSCSIボードを標準搭載していますから、ハードディスクのみを買ってくればOKです。)
本体内蔵170MBハードディスクを二つの区画に分けて
増設1GB外付けハードディスク(Logitec HardDiskUnit SCSI-2 JUSTIN)
上記の区画のわけ方はTOWNSユーザーなら納得していただけると思います。
これからTOWNSにWindows95の導入を検討されている方は、導入をスムーズにするためにも、DドライブにTOWNS OSを、EドライブにWindowsを置く事をお勧めします。
もちろん内蔵ハードディスクをD、増設ハードディスクをEに設定して、TOWNS OS、Windowsともにガンガン使い倒す・・・のがあるべき姿?なのでしょう。
増設したハードディスク(F区画)は、ネットワーク上のコンピュータで共有し、全てのデータを、このハードディスクに収める事にしました。
TOWNSをファイルサーバーとして活用しようという訳です。
ダウンロードしたオンラインソフト等も、共有したドライブに入れておけば、環境の再構築や複数のパソコンでの環境の統一も楽にできます。
万が一の場合、CD-ROMドライブから、容易に再セットアップできる「TOWNSならではの安心感」もあります。
最悪TOWNS本体が壊れても、増設したハードディスクだけ別のマシンにつなげば「データは無事」なわけです。
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TOWNS用のWindows95は、パソコン通信「Nifty serve」のオンラインショッピングで購入可能です。
TOWNS Fleshには、もともとWindows3.1がプレインストールされいましたので、アップグレード版を注文しました。

私の場合は、注文して2日後にパッケージが届きました。(意外と早かったです)
(余談になりますが、TOWNSの場合、Windows3.1もCD-ROMでした、さすがにCD-ROMからのWindows起動はできませんが・・・)
TOWNSにWindows95を導入すると、起動ドライブがWindows95を置いたドライブに変わってしまいます。
セットアップ画面や、CD-ROMからTOWNS OSを起動するなどしてTOWNS OSの起動を設定し直す必要があります。
またWindows95ではTOWNS独自の再起動コマンドreiplが使用できなくなります。
このあたりの詳しい説明は、TOWNS用Windows95のパッケージの中に説明書がありますので、一読することをお勧めします。
区画設定さえ素直に設定すれば、マニュアルどおりのインストール手順ですんなりとWindows95が動き出します。
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ネットワークにつなぐためには、LAN機能を付加する拡張ボードが必要です。
TOWNSの場合、拡張ボードを入れるためのスロットも独自な形をしていますから、お高い純正ボードしか使えないものと、ネットワーク接続はあきらめていました。(安いAT互換機が買えてしまいます。)
ところが周辺機器メーカーとはありがたいもので
というFM TOWNS用LANボードが発売されています。
私の場合はアイツーの通販専科で、通信販売で\33800で購入しました。
それでもAT互換機用のボードと比べると高額ですが・・・店頭では、まず見かける事がありませんので、貴重なレア物、プレミア価格と思ってスパっと買っちゃいましょう。(・・・かなり悩みましたが・・・)
こちらも頼んで2日で届きました、タイミングが良かったのでしょう。(思い立ったら吉日!)
Windows95用のドライバも付属のフロッピーに同梱されています。
ただし、プラグアンドプレイには対応していませんので、コントロールパネルのハードウェアセットアップからドライバをインストールする必要があります。

Windows95をインストールし、LANボードをセットしたら
ネットワークコンピュータのプロパティから、マイクロソフトネットワーク共有の設定を変更しファイルを共有できる設定にして、エクスプローラからファイル共有の設定をする必要があります。
このあたりは、AT互換機の場合とおんなじです。
思っていたよりトラブルも無く、はれてネットワークに接続できました。
残念ながらTOWNS OSからは、ネットワークに接続できません、このあたり今後の課題は残りましたが、フロッピィでファイルを渡すよりは断然快適ですし、幾つものパソコンにファイルが分散することを防ぐことができます。
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MIDIで作曲
ここで、ここまでしてTOWNSにこだわった作曲ソフト「奏」を簡単に紹介します
私の場合、メロディラインを作りコードをつける「まっとうな?」作り方をしていますので、一番苦労するところは、やはりコードづけです。
どうせ音階なんて12音、4分の1の確立で、和音の構成音を当てる事ができる・・・と、ほとんど耳に頼って和音づけしてます。
奏は独自のステップ入力で、キーボード(鍵盤)で押さえた音階を、楽譜で確認しながらステップ入力を行うことができます。
この機能が、博打式和音発見方式でコードを振る、私にはピッタリで手放せません。
また、もともとがDOSベースのソフトですから、軽快に動作します。
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上記の奏は、8ポートのMIDIポートを制御する事が可能です。
もっともTOWNS本体には拡張スロットは2つしかありませんから、スロット増設用のボード(これまたお高い)を接続する必要があるのですが・・・
もちろん私には、そんなお金もありませんし、2ポートを使用する曲も満足に作れませんから、私の実力では2ポートを制御できるMIDIカード一枚で十分です。
私は富士通純正の
を使用しています、このボードはSC-55MkII相当のGS音源を載せてますので、本体だけで立派なシーケンスマシンになってます。
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自分の実力もかえりみず、買い足した音源が
です。
この音源はMIDIの1ポートと、シリアル接続用のポートとの共存が可能です。
そこで別ページで紹介するPC-9821La7と共有しています。
TOWNSでは作曲用に、9821La7ではリスニング用にと使い分けています。
TOWNSからは、ごく普通にFMT-403AのMIDI OUTポートから、MIDIケーブルで接続し、9821La7からは専用の接続ケーブルをしようしてつないでいます。
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入力用のキーボードには、軽量で場所を取らない
を使用しています。
こちらも音源を内蔵しているのですが、あまり活用できてないです。
重厚なシンセサウンドで、まさに音作りマシンといった雰囲気なのですが・・・
だれか使い方教えてくれませんか〜
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デジタルドラムなんですが、これ最高なマシンなんです。
お遊びと実力のバランスが取れたマシンで、使って非常に楽しいマシンです。
ドラムパットを普通のドラムスティックで叩いて鳴らす、わっかりやすい操作性
スネアドラムだけでなく、ハイハットのオープン、クローズも足元のスイッチでシュミレートできる優れもの。
しかもMIDI IN/OUTが可能ですから、シーケンスソフトを使ってリズム入力も行えます。
YAMAHAからは、サイレントドラムシリーズで、より本格的なデジタルドラムが出てますが、その技術が惜しみなく提供されているようなきがします。
隠れたファンも多いんじゃないでしょうか?
そのうちYAMAHAのDDシリーズのページもつくりたいな
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