SWEET ホームページ (更新2000年4月24日)
SWEET結成
ブライアンコネリー、ミックタッカー、イアンギラン、ロジャーグローバー
の4人は1965年「ウェインライツ・ジェントルメン」を結成。分裂後コネ
リー、タッカーは、スティーブプリースト、フランクトーピィを加えて「SW
EET」を結成する。
デビュー直後の1969年、フランクトーピィが脱退し、アンディスコット
が加入。SWEETの基本ユニットが完成する。
SWEETのユニット構成
ブライアンコネリー リードボーカル
ミックタッカー ドラムス
スティーブプリースト ベース
アンディスコット リードギター
SWEETデビュー
1968年シングルレコード「SLOW MOTION」でデビュー。
アルバムデビューは「FUNNY HOW SWEET COCO CAN BE」で1971年。
真のデビューともいえるオリジナルアルバム「SWEET FANNY ADAMS」が発売
になるのは1974年である。
SWEETの歴史
・1968年 7月 デビューシングル
A面 SLOW MOTION
60年代イギリスの歌謡曲を想像させる軽快で明るいポップス
B面 IT'S LONELY OUT THERE
60年代イギリスの歌謡曲を想像させる軽快で明るいポップス
・1969年 9月 セカンドシングル
A面 LOLLIPOP MAN
60年代イギリスの歌謡曲を想像させる明るいポップス
デビュー曲に対し少しキャッチーさに欠ける
B面 TIME
60年代末イギリスのロック音楽の台頭を感じさせる明るいポップ
ス。ピアノがオルガンになり、ギターソロが登場。
・1970年 1月 サードシングル
A面 ALL YOU'LL EVER GET FROM ME
60年代イギリスの歌謡曲を想像させる軽快で明るいポップス
デビューシングルにキャッチーさで負けない楽しい曲。
B面 JUICER
ブリティッシュロック。ギターがリフをきざみ、ギターソロも導入
今までの曲と明確に異なるスタイルの曲。
・1970年 6月 4thシングル
A面 GET ON THE LINE
60年代イギリスの歌謡曲を想像させる軽快で明るいポップス
B面 MR McGALLAGHER
SWEET初のバラードっぽい曲。ギターのからみ方はロックだが
全体には暗めのポップスという感じ。
・1971年 3月 5枚目のシングル
A面 FUNNY FUNNY
キャッチー!キャッチー!ひたすらキャッチーの超楽しい、軽快で
明るいポップス(^_^) 一緒に歌ってしまいます(^_^) 理想の歌謡曲
だ(^_^)
B面 YOU'RE NOT WRONG FOR LOVIN'ME
正規のスタジオ録音版は未入手。
ライブ録音とデモテープから想像するにSWEET初の本格的バラ
ードと思われる。おそらくボーカルとコーラスとアコースティックギ
ター1本のみの構成の曲。
・1971年 5月 サードシングル再発
・1971年 6月 6枚目のシングル
A面 CO-CO
歌謡曲。トロピカルすぎてTRONにはついていけない(-_-;
B面 DONE ME WRONG ALLRIGHT
正規のスタジオ録音版は未入手(;_;)。
1971年のBBC放送のライブ録音ではヘヴィなグランジ風ロックン
ロール。1973年クリスマスのロンドンライブではヘヴィでハードなハ
ードロックを聞かせてくれる。
歌謡曲のアイドルバンドから、攻撃的なハードロックバンドに転向
した記念すべき第1曲。
80年代末のグランジムーブメントがノスタルジックに取り入れた
1968−1972年頃のハードロックの音がそこにある。
ギターの音を歪ませ、自由奔放に弾きまくるアンディスコットのギ
ターを聞くと、自分のやりたい曲に出会ってよろこびまくってるスコ
ットの姿が目に浮かびます(^_^)

写真はどこかのTVに出演しているとおぼしきSWEET
・1971年10月 7枚目のシングル
A面 ALEXANDER GRAHAM BELL
メロディック歌謡曲(^^) ブライアンコネリーの魅力大爆発(^_^)
いやー、コネリーは歌がうまい。間奏部分のチェロの暗いメロディも
ぐぅ。
B面 SPOTLIGHT
未入手。どんな曲なのか不明。
・1971年発売月不明 「GIMME DAT DING」企画物のアルバム
A面 SWEET
B面 PIPKINS
未入手。収録曲不明。
・1971年11月 「FUNNY HOW SWEET COCO CAN BE」ファーストアルバム
未入手。収録曲不明。
・1972年 2月 8枚目のシングル
A面 POPPA JOE
トロピカルな歌謡曲。
B面 JEANIE
未入手。どんな曲なのか不明。
・1972年 6月 9枚目のシングル
A面 LITTLE WILLY
軽快な歌謡曲。
B面 MAN FROM MECCA
未入手。どんな曲なのか不明。
・1972年 9月 10枚目のシングル
A面 WIG-WAM BAM
キャッチーで乗りの良い軽快な歌謡曲。
B面 NEW YORK CONNECTION
メロディアスでポップなロック。ギター気持ち良く弾きまくってる。
バッキング良し。ドラミング良し。
・1972年12月 「SWEET'S BIGGEST HITS」セカンドアルバム
未入手。収録曲不明。

写真はたぶん雑誌のグラビアかブロマイド用
・1973年 1月 11枚目のシングル
A面 BLOCKBUSTER
軽快なポップス。コーラスにSWEETらしさが出てきた。アコー
スティックギターの入り方など実にうまい。
B面 NEED A LOT OF LOVING
スタジオ録音盤は未入手。1973年BBC放送のライブと、19
73年クリスマスのロンドンライブで聴く事が出来る。1989年の
ベスト盤「BLOCKBUSTERS」にも1973年クリスマスロンドンライブ
のテイクが収録されている。ハードなグランジ風ロックンロール。
「DONE ME WRONG ALLRIGHT」タイプの2曲目。ギターを歪ませてロッ
クの凶暴さを演出している。コーラスは気の狂った高周波雑音の領域
へ。バッキング良し。ギターソロかっちょいい!(^_^)
・1973年 4月 12枚目のシングル
A面 HELL RAISER
ハードで軽快なポップス。このギターとコーラスとドラミングはも
う既に歌謡曲ではない。高周波コーラスはSWEETのおはこになっ
た。
B面 BURNING
いきなりユーライアヒープか!っと驚くヘヴィなハードロックナン
バー。完全に歌謡アイドルバンドからロックバンドへと転向した1枚。
コーラスのシャウトはユーライアヒープの影響ありあり。
・1973年 9月 13枚目のシングル
A面 BALLROOM BLITZ
出た!超大ヒット曲。それまでイギリスと北ヨーロッパのアイドル
バンドだったSWEETはアメリカでもブレークする。この曲は映画
「ウィンズワールド」の中で主人公のガールフレンドとなる東洋系の
女性がバンドコンテストを受ける時の曲としても使われている。又、
QUEENのデビュー当時の海賊盤ライブレコードにもこの曲がおま
けとして収録されていた。海賊盤制作者はきっとSWEETが好きだ
ったのだろう(^^;
キャッチーで軽快なハードポップナンバーだ。ブライアンコネリー
のボーカルはワイルドで神経質で演劇的な香りがする。ドラミング印
象的。
B面 ROCK & ROLL DISGRACE
邦題「ロックンロールに恋狂い」
軽快で乗りの良いポップスナンバー。

写真はたぶん雑誌のグラビアかブロマイド用
・1974年 2月 14枚目のシングル
A面 TEENAGE RAMPAGE
邦題「ティーンエイジ狂騒曲」
正規のスタジオ録音版は未入手と思われるが、シングル盤の時点で
ライブ録音の可能性もある。観客の声援が鮮明なのでスタジオでライ
ブ録音風に作った可能性もあり。以後、この曲の出だしの観客のかけ
声部分がSWEETのライブでの観客とのおやくそくパターンになっ
ている。なお、デモテープも入手しているが、出だしの観客のかけ声
は無いもののライブ録音となっている。
キャッチーで軽快なポップナンバー。
B面 OWN UP, TAKE A LOOK AT YOURSELF
未入手。どんな曲なのか不明。
・1974年 4月 「SWEET FANNY ADAMS」サードアルバム
未入手。収録曲不明。シングル用の曲を集めた前2作のアルバムと
は違い、初めてアルバムの為の新曲を集めたオリジナルアルバム(と
思われる)。ハードロックの超名曲「SWEET F.A.」がタイトル曲とし
て収録されているであろう事は確実(と思われる)。
・1974年 7月 15枚目のシングル
A面 THE SIX TEENS
邦題「初恋の16才」
後に発売になる4枚目のアルバム「DESOLATION BOULEVARD」のA面
1曲目に収録されるメロディアスロックの佳曲。先に発売されたシン
グルはアルバムと録音が違う可能性が非常に高いが、シングル盤のも
のは未入手。ブライアンコネリーのボーカルの魅力爆発。「ALEXANDER
GRAHAM BELL」を越える表現力。曲もドラマチックでアコースティック
ギターも低音のドラムもコーラスもはまってる。後半の盛り上がりも
実にうまい。
B面 BURN ON THE FLAME
日本で1976年5月に発売される「SWEET ANTHOLOGY ライヴ・ア
ンド・ベスト」で聴くことが出来る。
かっこ良いでだしでつっぱしるハードポップナンバー。リズム感良
く、タメ作りの展開も良い。おそらく「SWEET FANNY ADAMS」に収録
されていたのではないか。

・1974年11月 「DESOLATION BOULEVARD」4thアルバム
邦題「危険なブールヴァード」
現在、CDショップで手にいれやすいSWEETのCDの1つ。歌
謡曲だったころの音は完全に消え去りハードロックアルバムとなって
いる。アメリカでヒット。
1.THE SIX TEEN
2.SOLID GOLD BRASS
ジャズっぽい間奏が入るスローテンポのロック。
3.TURN IT DOWN
つまらない駄作。
4.MEDUSSA
メロディックでスピード感のある展開の良く練られた佳曲。SWE
ET黄金時代のパターンの曲作りである。
5.LADY STARLIGHT
アコースティックバラードの佳曲。
6.MAN WITH THE GOLDEN ARM
ドラマティックでドライブ感のある展開の良く練られた佳曲。ライ
ブでドラムソロをやるために作られた曲かも?(^^)
7.FOX ON THE RUN
アメリカで大ヒットを飛ばしたハードポップの佳曲。
8.BREAKDOWN
グランジロックっぽいが、サビの部分はキャッチーだ。
9.MY GENERATION
THE WHOの有名な曲のカヴァー。気持ち良くギターを弾くアンディ
スコット(^^)
・1974年11月 16枚目のシングル
A面 TURN IT DOWN
この曲をシングルカットにするなんて、ハードロックバンドへのイ
メージチェンジをしきれてないようだ。
B面 SOMEONE ELSE WILL
未入手。1973年のクリスマスライブと、1990年の「LIVE AT THE
marquee」で聴くことができる。ライブを聴く限り12枚目のシン
グルのB面「BURNING」と同じ曲だ。リメイクで、タイトルも変え
たという事だろう。
・1975年 3月 17枚目のシングル
A面 FOX ON THE RUN
B面 MISS DEMEANOUR
日本で1976年5月に発売される「SWEET ANTHOLOGY ライヴ・ア
ンド・ベスト」で聴くことが出来る。
コーラスで聴かせるミドルテンポのポップナンバー。後半見事なブ
リティッシュハードロック的展開を見せる。「SWEET FANNY ADAMS」
に収録されていたのだろうか?
・1975年 7月 18枚目のシングル
A面 ACTION
日本で大ヒットを飛ばしたハードポップの超名曲。日本の洋楽チャ
ートでしばらく1位だったQUEENの「ボヘミアンラプソディ」を
1位からひきずりおろしたのを覚えている。TRONはこのころから
SWEETとリアルタイムにつきあう事になる。
キャッチーで軽快。ドライブ感とスピード感があり、丹念に作り込
まれた重圧な音と構成は90年代の曲といっても違和感はない。
イギリスの人気ロックバンド「デフレパード」がカヴァー曲を発表
している。
B面 SWEET F.A.
スピードとドライブ感あふれるハードロックナンバー。後半延々と
続くアンディスコットのギターソロが圧巻。「SWEET FANNY ADAMS」
のタイトル曲である事は確実。この曲を子供の時に聴いて育ったミュ
ージシャン達によって1990年「SWEET F.A.」というロックバンド
が結成され、少なくとも2枚のアルバムが発売されている。
・1975年11月 「STRUNG UP」2枚組のオムニバス企画盤?
・1976年 1月 19枚目のシングル
A面 LIES IN YOUR EYES
邦題「恋はだましあい」
重量感のあるドラミングがぐぅ。キャッチーなサビとわかりやすい
メロディのハードポップ。絶頂期のコーラスは最高だ(^_^) 電子キ
ーボードの導入で従来のグランジっぽさはすっかりなくなりモダンな
70年代ハードロックになっている。このころアメリカでデビューし
ているANGELに通じる音作りだ。「GIVE US A WINK」に収録。
B面 COCKROACH
邦題「ゴキブリ野郎」
ヘヴィなミドルテンポのハードロック。ドラムスうまい。中盤の盛
り上がりに向かうアンディスコットのギターはまさしくこれぞブリテ
ィッシュハードロックだと叫びたくなるほどハードロッカーの心をゆ
さぶるだろう(^_^) 「GIVE US A WINK」に収録。

・1976年 3月 「GIVE US A WINK」5枚目のアルバム
邦題「甘い誘惑」
現在、CDショップで最も手にいれやすいSWEETのCD。SW
EETの最高傑作。日本で大ヒット。LPジャケットではインナージ
ャケットを操作するとジャケットの目が実際にウィンクするという、
ギミック大賞を上げたくなるジャケットだった。レッドツェッペリン
やユーライアヒープ等、当時はこったジャケットが多かったなぁ。
1.ACTION
2.YESTERDAY'S RAIN
邦題「昨日の雨」
ハードで単調なリフがカッコ良くきまるハードロックの佳曲。ボー
カルかっこいい(^_^) ギターかっこよい(^_^)
3.WHITE MICE
邦題「白ねずみ」
ハイスピードでつっぱしるハードロックの佳曲。コーラスが美しい。
あまりのキャッチーさにサビではどうしても一緒に叫んでしまう(^_^)
ギターめちゃめちゃかっこよい(^_^) これはギターシンセサイザー?
ちなみにキーボード担当もアンディスコットだ(^_^)
4.HEALER
邦題「恋の特効薬」
スローテンポだが印象的なハードロック。ハードさとヘヴィさとキ
ャッチーさがうまく同居している。サビの印象的な曲調もぐぅ。
5.FOX ON THE RUN
前のアルバムとは別録音。キーボードの導入でとってもモダンなポ
ップスになっている。これはヒットするわ(^_^)
6.THE LIES IN YOUR EYES
7.COCKROACH
8.LADY STARLIGHT
邦題「星あかりの女」
前のアルバムとは別録音。洗練され、より完成度を高めている。キ
ーボードの導入が大きな変化。
9.KEEP IT IN
ハードロックの傑作。ディープパープルのライブインジャパンが好
きな君なら必ず気にいる。終わらないギターソロが君のハードロック
魂をおもいっきり揺さぶり、つかんで離さないだろう(^_^)
10.4TH OF JULY
邦題「7月4日」
キャッチーなハードポップ。サビは一緒に歌おう(^_^) ジャズっぽ
い間奏がぐぅ。

★1976年 4月18日
アメリカ「サンタ・モニカ・シビッグ・オーディトリアム」でのコ
ンサートにリッチーブラックモアが飛び入り参加。一緒に「オール・
ライト・ナウ」を演奏した。この時のライブ音源はディープパープル
系のブート盤で手に入るらしい。(TRONは未入手)

○1976年 5月20日
「SWEET ANTHOLOGY ライヴ・アンド・ベスト」
日本でのみ発売された来日前の企画盤。前半は1973年クリスマ
スでのロンドンライブの前半を収録し、後半はヒット曲を集めたベス
ト盤になっている。ライブが前半しか収録されてないし、ベストの選
曲も少なく実に中途半端な企画。
なお、前半に収録されているこの1973年クリスマスのロンドン
ライブの完璧盤は1990年にルクセンブルグからブートで出ている。
1.HELL RAISER
ライブが行われた73年の4月発表の曲だが、スタジオより遥かに
ハードな演奏を行っている。74年以後は「TEENAGE RAMPAGE」がオ
ープニング曲になっていったものと思われる。
2.BURNING / SOMEONE ELSE WILL
さらにハードでヘヴィなアレンジに。
3.ROCK & ROLL DISGRACE
この曲もよりグランジっぽく。
4.NEED A LOT OF LOVING
1989年のベスト盤「BLOCKBUSTERS」にはこの音源が収録されて
いる。
5.DONE ME WRONG ALLRIGHT
1971年のBBCライブよりハードロック色がぐんと増した。後
半アンディスコットのアドリブが延々と続く。まさしく正統派ハード
ロックライブだ。
6.YOU'RE NOT WRONG FOR LOVIN'ME
これはおそらくスタジオ盤通りのアレンジだろう。
7.MAN WITH THE GOLDEN ARM
1974年11月の「DESOLATION BOULEVARD」に収録される曲がも
う演奏されている事に驚く。想像通りドラムソロをぶちかましている(^^)
8.ACTION
9.FOX ON THE RUN
10.SET ME FREE
おそらく「SWEET FANNY ADAMS」に収録されていた曲だと思う。ア
ンディスコット単独クレジットの曲で、スコットが自分の為に作った
曲。ギター中心の攻撃的なハードロックの佳曲。当時のライブ音源が
手に入らないのは大変残念だが、1990年の再結成SWEETによ
るライブ「LIVE AT THE marquee」では熱い素晴らしいギターソロを
聞かせてくれる。この曲はHEATHENというアメリカのベイエリア・ス
ラッシャーが1st「BREAKING THE SILENCE」にてカヴァーしているが、
ギタープレイの激しさは互角だもんなぁ。
(この曲をカヴァしてるバンド名が判らないと載せた所、柴田烈さん
から情報を提供していただきました。どうもありがとうございます)
11.MISS DEMEANOUR
12.BALLROOM BLITZ
13.BURN ON THE FLAME
14.SOLID GOLD BRASS
15.THE SIX TEEN
16.I WANNA BE COMMITTED
このアルバムにしか収録を確認出来ない曲。おそらく「SWEET FANNY
ADAMS」に収録されていたのだと思う。
おどろおどろしく始まるミドルテンポのポップス。SWEETらし
いコーラスで明るくテンポアップするのかと思いきや、どんどんおど
ろおどろしくヘヴィな展開に(^^) ピンクフロイド的狂気の音世界を
構築する。
17.BLOCKBUSTER
★1976年 8月 初来日公演。
・1976年10月 20枚目のシングル
A面 LOST ANGELS
前半、少しバラードがかったスローテンポのポップス。後半テンポ
アップしてハードポップに。高周波コーラスもアコースティックギタ
ーも迫力あるボーカルもまさしくSWEET。アンディスコットのシ
ンセサイザーが76年頃のSWEETのモダンさを演出する。エンデ
ィングのおどろおどろしさはSWEETのヘヴィロックバンドの側面
を見せる。
B面 FUNK IT UP
スローテンポのロックンロール。とりたてて取り上げる所の無い駄
曲。当時はモダンであったろうシンセサイザーの合いの手がなんとも
陳腐に感じてしまう。
・1977年 2月 21枚目のシングル
A面 FEVER OF LOVE
軽快に始まるミドルテンポのハードポップ。ちょっと音が軽すぎる
か。サビのメロディも明るすぎる。
B面 DISTINCT LACK OF ANCIENT
ドラム、ベース、ギターと入っていくインストゥルナンバー。ミド
ルテンポでなかなか重たく、ピアノが入るあたりはなかなか聴かせる。

・1977年 4月 「OFF THE RECORD」6枚目のアルバム
邦題「明日無き青春」
SWEET F.A.から始まったハードロック路線最後のアルバム。前作の
影に隠れがちだが、なかなか良い曲を集めている。
1.FEVER OF LOVE
2.LOST ANGELS
3.MIDNIGHT TO DAYLIGHT
重く始まるミドルテンポのハードロック。コーラス後のドラムのか
らみかたがぐぅ。エンディングのアイディアは○(^^) ハードロック
時代のベスト盤「HARD CENTRES - THE ROCK YEARS」ではトリを収め
る曲。
4.WINDY CITY
スローテンポで始まるハードロック。前半は迫力あるボーカルとコ
ーラスに助けられているが、後半は楽曲が爆発(^^) こういう展開こ
そブリティッシュハードロックのプログレッシブな所なのだ。しかし
前半からはこの曲が7分を越える展開を見せるとは想像出来ない。中
盤からのドラムとギターがからんで展開を進める所はぞくぞく、わく
わく、楽しめます(^^)v
5.LIVE FOR TODAY
出だしカッコ良いよぉん(^^) アップテンポのハードナンバー。サ
ビはキャッチーでタメもギターメロディもつぼにはまってます。
6.SHE GIMME LOVIN'
カッコいいドラムで始まるアップテンポのハードナンバー。スピー
ド感を失わずボーカルもコーラスもサビもたたみかけてくる。キャッ
チーなメロディも攻撃的ギターソロもSWEET一級の出来だ。おし
むらくは録音のミックスダウンで技術的ミスを犯している事。おい!
プロデューサー!なんでこれでOK出すんだよ!(ー_ー#
7.LAURA LEE
アコースティックギターで始まるバラードナンバー。エンディング
の展開が実にSWEETらしい。
8.HARD TIMES
スローテンポのハードナンバー。アイディアも何もない駄曲。
9.FUNK IT UP
10.DISTINCT LACK OF ANCIENT
11.STAIRWAY TO THE STARS
ミドルテンポのポップナンバー。コーラスのからみが美しい。後半
の展開がカッコ良いSWEET美学のポップス。
12.WHY DON'T YOU DO IT TO ME
ミドルテンポのハードポップ。もっと工夫が欲しい曲だ。
・1977年 8月 22枚目のシングル
A面 STAIRWAY TO THE STARS
B面 WHY DON'T YOU DO IT TO ME
・1977年10月 「SWEET'S GOLDEN GREATS」
おそらくベスト盤。アメリカン路線に転向するにあたってイギリス
時代の曲を集めたのであろう。
この後SWEETはハードロック路線から撤退し、AOR、プログレッシブポ
ップス、ポンプロック、産業ロックと呼ばれる路線へ進んでいく事になる。

・1978年 1月 「LEVEL HEADED」7枚目のアルバム
邦題「甘い罠」
歌謡アイドルポップスバンドからハードロックバンドに転身し、そ
の評価も固まった76年、77年だったが、78年、再びSWEET
は音楽性を変化させる。歌謡曲への回帰。しかしそれは以前の明るく
元気なポップスではなかった。楽曲は長く複雑になり、哀愁を帯びた
ものになった。
1.CALIFORNIA NIGHTS
1曲目からぶっとびの明るいウエストコースト風ポップス。従来の
ファンはそんなバカなと涙を流した事でしょう(^^;
SWEETはアメリカに魂を売ったのか?・・・
2.SILVERBIRD
2曲目こそは・・・っと思ったファンもこの2曲目でとどめをささ
れた明るいアメリカンポップス。
3.DREAM ON
ピアノで始まるありがちなアメリカンバラード。ブライアンコネリ
ーに以前の様なキレが無いのはどうしたことか?
4.FOUNTAIN
邦題「ふたりの誓い」
この曲1曲でこのアルバムは買いである。悪魔と魔法使いの頃のユ
ーライアヒープをほうふつとさせるアコースティックギターをメイン
とした暗く哀愁ただようドラマチックな傑作。練り上げられた楽曲は
何度聴いても感動する。
5.LOVE IS LIKE OXYGEN
邦題「愛が命」
SWEET最後のヒット曲。「メロディこそ命」とのアンディスコ
ットの声が聞こえてきそうだ。練り上げられたメロディラインと曲構
成にはため息が出る。美しいコーラスがこの曲がSWEETである事
を主張する。パンクバンドあふれるイギリスからアメリカに目を移し
た気持ちが伝わってくる。楽曲こそ全てだと・・・
6.ANTHEM NO.1 (Lady of the Lake)
邦題「永遠の詩(キング・アンド・クィーン)」
美しいピアノで始まるバラード。哀愁をおびたボーカルラインがぐ
ぅ。フルートやバイオリン等従来のSWEETに無かったものだ。
7.STRONG LOVE
ホーンセクションで始まるかなり異質な曲だが、コーラスで勝負し
ようとのSWEETらしさも覗く。
8.LETTERS D'AMOUR
邦題「愛のレター」
ラブソングのバラード。サビに哀愁はあるが後はどうという事はな
い。
9.ANTHEM NO.2
邦題「永遠の詩(インストルメンタル)」
ANTHEM NO.1のおまけ程度のもの。
10.AIR ON 'A' TAPE LOOP
78年以後のSWEETを特徴づける曲。キーボードが前面に出て
メロディラインと曲の流れだけで挑戦した佳曲。
・1978年 1月 23枚目のシングル
従来SWEETはシングルを先行させてからアルバムを発売してい
たが、これは同時発売の様だ。
A面 LOVE IS LIKE OXYGEN
B面 COVER GIRL
未入手のため、どんな曲なのか不明。
・1978年 5月 24枚目のシングル
A面 CALIFORNIA NIGHTS
せっかく1月にLOVE IS LIKE OXYGENという名曲をシングルカット
しながら、なぜ次にこんな駄曲をシングルカットするのか・・・
B面 SHOW ME THE WAY
未入手だが、LOVE IS MORE THAN OXYGENという企画盤(ブートかな
?)ではLAURA LEEとの組曲で聴く事が出来る。初期SWEETの面
影残るアコースティックロックだ。
・1978年 7月 「THE SWEET」
ベスト盤。アルバム発売当時はおそらく11曲の収録で、12〜
16曲はCD化の時に追加されたものと思われる。CDは1995年
にドイツ ハンブルグで発売された。SWEETは「LEVEL HEADED」
でPolidorに移籍したが、このアルバムの1〜11曲はRCA時代の
物で、12〜16曲は初期のFontana,Parlophone時代の物と思われる。
CDには1978年のコピーライトが無いのでもし同名の関係無い別
盤だったらごめんなさい(_ _)
1.Fox On The Run
「GIVE US A WINK」バージョン
2.The Sixteens
3.Teenage Rampage (Live)
(Live)とクレジットされているが、他のベスト盤に収録されている
物と同じテイク。やはりシングル発表時点でライブ録音であろう。
4.Rebel Rouser
おそらく「SWEET FANNY ADAMS」に収録されていたのだと思う。元
気ではじけるよーな明るいロックンロールポップス。初期のキャッチ
ーでアングラなグランジポップと中期の重圧なバッキングが融合した
見事な佳曲。
5.AC/DC
おそらく「SWEET FANNY ADAMS」に収録されていたか、アメリカ向け
シングルのB面用の曲だと思う。軽快なミドルテンポのロックンロー
ル。トロピカルなギターはアンディスコットらしくなくて残念な出来。
6.Turn It Down
7.Peppermint Twist
おそらく「SWEET FANNY ADAMS」か「FUNNY HOW SWEET COCO CAN BE」
に収録されていたのだと思う。見事なツイストで聴く者を踊らせる軽
快で明るいロックンロールの佳曲。キャッチーで一緒に歌える作品。
8.Lady Starlight
「GIVE US A WINK」バージョン
9.Sweet Fanny Adams
「SWEET F.A.」とクレジットされている曲と同じ曲。ハードロック
の名曲。
10.Restless
おそらく「SWEET FANNY ADAMS」に収録されていた曲だと思う。ス
ローテンポのロックナンバー。中盤のジャムセッション的なギターソ
ロが心地よい作品。
11.Into The Night
おそらく「SWEET FANNY ADAMS」に収録されていた曲だと思う。重
く始まるが軽快なミドルテンポのハードポップ。重い間奏のアイディ
アが好みだ。
12.The Lollipop Man
13.The Spider
おそらく「FUNNY HOW SWEET COCO CAN BE」に収録されていた曲だ
と思う。60年代の香りただようサイケデリックで不協和音と怪しい
メロディのアートロック。スコーピオンズの「ロンサムクロウ」を思
わせる作品。
14.I'm On My Way
おそらく「FUNNY HOW SWEET COCO CAN BE」に収録されていた曲だ
と思う。モンキーズを思わせる明るく爽やかな60年代歌謡曲。
15.It's Lonely Out There
16.All You Ever Get From Me
・1979年 3月 25枚目のシングル
再びアルバムよりシングルを先行させるやりかたに戻った。
A面 CALL ME
またもやトロピカルで明るいウエストコースト風ポップス。こりな
いやつらやなぁ・・・。しかし、このシングルバージョンの収録はお
そらくブライアンコネリーが歌っていたはずだ・・・ だからアルバ
ムとはアレンジが違っているはず。なぜなら次のアルバムにはブライ
アンコネリーがいないのであった・・・
B面 WHY DON'T YOU
未入手のため、どんな曲なのか不明。
★1979年中頃
SWEETのオリジナルメンバーでリードボーカルを担当していた
ブライアンコネリーが脱退。リードボーカルはベーシストのスティー
ブプリーストがベース兼任で担当する事になった。SWEETは3人
編成のトリオバンドとなる。
ブライアンコネリー脱退の理由は知らないが、おそらく音楽的イニ
シアチブをギタリストのアンディスコットに奪われていったのを不満
に感じたのではないだろーか・・・
・1979年 8月 26枚目のシングル
A面 BIG APPLE WALTZ
シカゴを思わせるよーなアメリカンラブソング。コーラス主体では
あるがSWEETらしさは感じられない。
せつせつと歌い上げるスティーブプリーストは結構はまっている。
コーラスが売りのSWEETだけに、全員歌えるのが強みだ。
B面 WHY DON'T YOU
驚き!3月に出たシングルとB面が同じだ。たぶんブライアンコネ
リーの歌をスティーブプリーストが歌い直したのではないか? ブラ
イアンコネリーが抜けても影響がないことを示すためか?
未入手のため、どんな曲なのか不明なのが残念。

・1979年10月 「CUT ABOVE THE REST」8枚目のアルバム
邦題「標的」
前作「甘い罠」の延長にある作品。ジャケットデザインが何よりも
前作との連続性を訴える。トリオ編成になり、ベースのスティーププ
リーストがリードボーカルを担当するが、コーラスが全面に出ている
ため、前作からの変化がほとんど感じられない。それだけ前作ではブ
ライアンコネリーの影が薄かったという事が判る。
それから、正式メンバーではないが、専用のキーボーディストとし
てGaryMoberleyをヘルプのメンバーとして加えている。
今まではアンディスコットがキーボードも担当していたが、これでリ
ードギターに専念出来ることになった。
1.CALL ME
トロピカルな歌謡ポップス。
2.PLAY ALL NIGHT
ミドルテンポのポップス。ギターリフに3年前の切れが復活してき
たかな。LA-Metalっぽくなってきたのかもしれない。
3.BIG APPLE WALTZ
4.DORIAN GRAY
ミドルテンポのポップス。コーラスが従来よりも低音にシフトして
いる。歳をとって落ち着いたという事か。
5.DISCOPHONY(dis-kof-o-ne)
アンディスコットのギターソロが爆発するひさびさの怪作。ディス
コ調のポップスを目指しながらこのギターソロとGaryMoberleyのキー
ボードでみごとにブリティッシュハードロックの怪作になっている。
この曲のみキーボーディストのGaryMoberleyが曲作りに参加、そのキ
ーボードプレイは様式美チックで思わずニヤリ。そしてアンディスコ
ットのギターソロは神経質で気が狂ったようにカッチョイイのだった。
6.EYE GAMES
アコギとキーボードのみのポップス。
7.MOTHER EARTH
傑作である。この曲1曲のみでこのCDは買いだ。暗く哀愁をおび
たポップスで、コーラスは美しく、キーボードは美しく、曲はドラマ
チックに展開していく。ドラマチックな曲構成の点ではハードロック
時代より遥かに進んだといえる。
8.HOLD ME
バラード。かなり出来は良い。
9.STAY WITH ME
ミドルテンポのポップス。
・1980年 4月 27枚目のシングル
A面 GIVE THE LADY SOME RESPECT
明るいポップス。アメリカ的な感じから少し初期の明るくはじける
感じのキャッチーな歌謡ポップスに戻った感じがする。
B面 TALL GIRL
未入手のため、どんな曲なのか不明。
・1980年 6月 28枚目のシングル(ミニアルバム)
過去のヒット曲を集めた4曲入りシングル。時あたかもロンドンで
はパンクムーブメントの嵐が去りハードロック復活のNWOBHMム
ーブメントが巻き起こっていた。NWOBHMにSWEETは何を思っただ
ろうか。
1.FOX ON THE RUN
2.HELL RAISER
3.BALLROOM BLITZ
4.BLOCKBUSTER

・1980年 「WATERS EDGE」9枚目のアルバム
前作、前々作のような極端なアメリカン指向は薄れたが、前作の延
長にあるポップスアルバム。前作から参加したキーボーディストのGary
Moberleyは今回も参加しているが、ゲストミュージシャンとしてクレ
ジットされており、正式メンバーは3人のままになっている。
前作の大作指向は影をひそめ5分以上の曲が無くなってしまった。
SWEETは毎回バンド名のロゴデザインを変えているが、今回のデ
ザインはその後の企画盤やブート盤にも使われる代表的ロゴデザイン
となった。
1.SIXTIES MAN
キャッチーなサビを持つポップス。キーボードの比重が高まった様
だ。
2.GETTING IN THE MOOD FOR LOVE
キャッチーなサビを持つポップス。疾走感を出そうとしているが、
ハードロック時代の切れは無い。メロウなギターソロはスコットらし
くないレベルの低さだ。
3.TELL THE TRUTH
GaryMoberleyが曲作りに参加。サビの感じがANGELの様なポッ
プス。
4.OWN UP
少し暗めのポップス。ハードロック時代ならもっとうまく処理出来
たはずの出来だ。
5.TOO MUCH TALKING
サビから入る暗めのポップス。スティーブプリーストのボーカル頑
張っている。ハードロック時代のアルバムに入っていても違和感のな
いハードポップの佳曲だ。
6.THANK YOU FOR LOVING ME
GaryMoberleyが曲作りに参加。どうということのないポップス。
7.AT MIDNIGHT
どうということのないポップス。後半コーラスのメロディラインは
よく考えている。
8.WATER'S EDGE
暗めのポップス。タイトル曲だけあって練った作りだ。覚えやすい
サビだがキャッチーさにかけるのは残念。スローテンポのリフは面白
いが迫力にかける。
9.HOT SHOT GAMBLER
明るいポップス。結構キャッチーだ。
10.GIVE THE LADY SOME RESPECT
・1980年10月 29枚目のシングル
A面 SIXTIES MAN
B面 OH YEAH
未入手のため、どんな曲なのか不明。
・1981年 8月 30枚目のシングル
過去のヒット曲の再発。
A面 BLOCKBUSTER
B面 HELL RAISER
・1982年 5月 31枚目のシングル
過去のヒット曲の再発。このよーに再発が続くのは、過去の栄光と
現在の低迷ぶりを端的に現している。
A面 BALLROOM BLITZ
B面 WIG-WAM BAM

・1982年11月 「IDENTITY CRISIS」10枚目のアルバム
前作の延長にあるポップスアルバムだが、ずいぶんブリティッシュ
ロックの香りが戻っている。アメリカのマーケットを意識するのは完
全にやめ、古くからのイギリス、北欧のファンを意識した作りになっ
ている。前作、前々作に参加したキーボーディストのGaryMoberleyは
今回はクレジットから名前が消えた。
このアルバムをもってSWEETは解散した。
1.IDENTITY CRISIS
SWEET最後の大傑作。印象的なメロディで始まる疾走感溢れる
ハードポップ。ボーカルメロディのどこを切り取ってもキャッチーで
印象的な全編サビ状態。コーラスでたたみかける後半は重圧な構成で
名曲「ACTION」に勝るとも劣らない。
2.NEW SHOES
妖しいサビメロディの変なポップス。
3.TWO INTO ONE
妖しいバッキングの変なポップス。少し変拍子入ってる。サビのメ
ロディも変だ。イギリスの香りがぷんぷんする。
4.LOVE IS THE CURE
エッジのきいたメロディアスで明るいハードポップ。
5.IT MAKES ME WONDER
暗めのポップス。妖しいコーラスと暗いメロディラインと妖しいバ
ッキングがきいてる妖しい曲。
6.HEY MAMA
ロックフルなギターで始まるハードポップ。ロックンロールの佳曲
だ。
7.FALLING IN LOVE
サビのメロディが印象的。スローテンポだがハードポップの佳曲。
8.I WISH YOU WOULD
ロックンロール風ポップス。ギターソロからのテンポアップは盛り
上がる。
9.STRANGE GIRL
メロディアスなミドルテンポのポップス。
・1984年 8月 「SWEET SIXTEEN - It's...It's...Sweet's Hits,」
ベスト盤と思われる。選曲不明。
・1984年 9月 32枚目のシングル
過去のヒット曲の再発。
A面 THE SIX TEEN
B面 ACTION
・1984年 9月 12インチシングル
過去のヒット曲の再発。
1.THE SIX TEEN
2.ACTION
3.TEENAGE RAMPAGE
・1985年 「It's It's The Sweet Mix」
ダンスクラブリミックスのベスト盤と思われる。未入手、選曲不明。

・1987年 「HARD CENTRES - THE ROCK YEARS -」
ハードロック時代の曲を集めたベスト盤。選曲にアンディスコット
の名前がクレジットされている。
1.SET ME FREE
2.SWEET F.A.
3.RESTLESS
4.YESTERDAY'S RAIN
5.WHITE MICE
6.COCKROACH
7.KEEP IT IN
8.LIVE FOR TODAY
9.WINDY CITY
10.MIDNIGHT TO DAYLIGHT

・1989年 「THE SWEET COLLECTION」
ブライアンコネリーがボーカルを担当していた時代の曲を集めたベ
スト盤。
1.TEENAGE RAMPAGE
2.REBEL ROUSER
3.SOLID GOLD BRASS
4.STAIRWAY TO THE STARS
5.TURN IT DOWN
6.THE SIX TEEN
7.INTO THE NIGHT
8.NO YOU DON'T
おそらく「SWEET FANNY ADAMS」に収録されていた曲か、アメリカ
向けシングルのB面用か、アルバムのアメリカ向けボーナストラック
の曲だと思う。パットベネターの1979年のデビューアルバムに収
録されている「NO YOU DON'T」と同じ曲。SWEETの方が発表は先
だが、作曲はSWEETではなくN.Chinn/M.Chapmanである。SWE
ET版の方がテンポも早くハードで、後半凄味のあるアレンジを聴か
せてくれる。
9.FEVER OF LOVE
10.LIES IN YOUR EYES
11.FOX ON THE RUN
12.RESTLESS
13.SET ME FREE
14.AC/DC
15.SWEET F.A.
16.ACTION
17.PEPPERMINT TWIST
18.HEARTBREAK TODAY
おそらく「SWEET FANNY ADAMS」に収録されていた曲だと思う。軽
快なギターで始まるミドルテンポのハードポップ。サビはキャッチー
でメロディアスだ。ノリ良くギターソロもメロディアスで楽しい曲だ。
19.LOST ANGELS
★80年代後半〜1990年頃
アンディスコット、SWEET再結成へ動き出す・・・・・・・・
・1990年 「Rockin'the Rainbow」
1973年クリスマスに行われたイギリスロンドンはレインボーシ
アターでのライブ録音。1〜7曲は日本で発売された企画盤「SWEET
ANTHOLOGY ライヴ・アンド・ベスト」の1〜7曲とまったく同じ物。
8〜13曲はそのライブの続きである。録音状態は非常に良く、PA
の調整卓で録音されたオフィシャルな音源である事は確実であり、日
本での正式なリリース盤に採用されてる事からしてオフィシャルな音
源である事は間違いない。しかしながらイギリスでのディスコグラフ
ィーにはこのライブ盤が発売された記述が見つからない。出てるなら
1974年頃に発売されてると思うのだが。
ライブは1974年4月に「SWEET FANNY ADAMS」が出る少し前に
行われた物で、曲はアイドルバンド時代の物が中心でありながら演奏
はハードでヘヴィな強烈なアレンジで貫かれている。
このCDはルクセンブルグで発売された物だが、コピーライト表示
も曲の権利関係も発売元の連絡先もまったく表示がなく、海賊盤と思
われる。オフィシャルなライブ録音がありながらライブ盤が発売され
ない事はたまにあるが、そうした音源を入手して発売される良質なブ
ート盤の一つと言えよう。
1.HELL RAISER
2.BURNING / SOMEONE ELSE WILL
3.ROCK & ROLL DISGRACE
4.NEED A LOT OF LOVING
5.DONE ME WRONG ALLRIGHT
6.YOU'RE NOT WRONG FOR LOVIN'ME
7.MAN WITH THE GOLDEN ARM
8.Wig Wam Bam
9.Little Willie
10.Teenage Rampage
11.Rock 'n Roll Medley:
Keep on knockin'
Shakin'all over
Lucille
Great balls of fire
Reeling & Rocking
Peppermint Twist
Shout
12.Ballroom Blitz
13.Blockbuster/F.B.I.
★1997年2月9日 ブライアン・コノリー永眠
★2002年2月14日 ミック・タッカー永眠
★2020年6月4日 スティーブ・プリースト永眠
HR/HMのページ
ROCKのページ
TRONのホームページ
2000年3月5日より
アクセス
ページ作成 2000.4.24