JSBA1級を受けてみて
先シーズンの最後にJSBA2級に合格し、一度は1級に挑戦してみたいと思ってました。
2/16のちょうど30歳の誕生日に夜行バス日帰りで木島平へ行きました。
旅行会社のパンフを見ると、2/16にJSBAの検定があるようなのでもしもあるようならば受けようと思い、実際に行ってみると検定があり、受験してきました。
そのときのことを書いてみました。
2/15
夜10時京都発のバスに乗る。今日でいよいよ20代が終わってしまう。今回は日帰りパックで、リフト券とバス往復その他が付いている。木島平は先シーズンの検定以来で、アルペンでは初めて滑る。ツアーのパンフレットを見ると、同じ日に検定パックのツアーもやっており、この様子だと明日検定があるようだ。もしも検定があれば受験してみようと思う。
2/16
バスの中でふと目を覚ますと、0時を越えていた。ついに私も30歳になってしまった。それから木島平に着くまで寝る。
7時頃木島平に到着。とりあえずホテルで着替え、荷物をロッカーに預ける。前回の検定で受付した牧の入ゲレンデにあるスノーボードスクールで検定があるかを聞くと、今日あるとのことで、早速1級の受験を申し込む。まあ、おそらく今回は通らないだろうがとりあえず1級の受験を経験しておくことにする。
午前中に事前講習でロングターン、ショートターン、ドリフトターンを見てもらう。練習バーンは第6クワッド横のパラダイスフィールドだ。先シーズンの2級の検定バーンだ。あのときは結構急斜面と思っていたが、今回はそれほど急とは感じなかった。しかしバーンは気温が高いのか結構荒れている。事前講習に、去年一緒に2級を受けた人がいた。アルペン3人、フリー2人の合計5人だ。
ロングターン、ショートターンは中斜面で、そしてドリフトターンは緩斜面で練習する。カービングは上下動をはっきりすることを要求され、自分は結構上下動を意識しているつもりだが検定員に言わせると、あまり上下動をしていないとのことだ。ドリフトはこれまで意識してやったことが無く、先行動作、上下動に注意する。2級と違う点は、アピールした滑りが要求される。バーンが荒れているのでカービングがやりにくい。昼まで事前講習を受け、数本滑って昼食にする。
昼食後1時から検定が始まった。検定バーンは練習バーンと同じパラダイスフィールドだ。1級5人、2級10人くらい、3級5人くらいで、まずは1級のドリフトターンを隣の緩斜面で行う。出走順は私が1番で、前の人をトレースできないのでちょっとつらいものがある。そして検定の1種目目のドリフトターンだ。上下動のアピールに気を付ける。実際滑ってみると、案外短く感じられ、気が付いたときにはゴールラインが近づいてきてなんとかゴールする。
2種目目からは3級まで一緒のバーンで検定を行う。まずはロングターンだ。出走順は1級からで、私が一番最初だ。前走の人は左側から入って行くが、私はバックサイドで止まる方が楽なので右側から入り、最後にバックサイドで止まる。いざ滑ってみると、上下動のアピールがあまりなく、板もずれているようでスピードが出なかった。そしてリフトに乗って再び検定バーンへ戻る。
2級、3級の検定を待ち、次はショートターンだ。スピードがつきすぎるのでドリフトを少し入れるが、ゴールラインでこけてしまった。再び検定バーンに戻る。
そして最後の種目である総合滑走に入る。総合滑走はゴールラインが下がり、今までの倍くらいの距離で検定が行われる。私は最初にロング、途中でショート、最後にミドルターンで滑るが、ゴールラインでバランスを失い、こけてしまった。たぶん落ちるだろう。ゴールラインを少し下がったところでみんなの総合滑走を見る。やはりみんなはメリハリのある滑りをしており、さすが1級受験者と思わせる。それに比べて私は恥ずかしい限りだ。
合格発表まで1時間くらいあるので、ひたすらフリーランをする。カービングをしていると、いきなり右肩からこけてしまい、ちょうど腹の下に手が入り息ができなくなった。それ以来右肩が痛くて動かすのもつらい。
そして合格発表、1級はアルペン1人、フリー1人が合格した。今年から点数を公表して、点数を見てみると、私が1級の中で最低点だった。どの種目も合格点の70点には達しておらず、これからの課題が山積みとなった。検定員に悪い点を聞くと、上下動が無く、滑りが消極的とのことだったので、次回はこの反省を生かして合格にむけてがんばってみたいと思う。
その後、パイプやギャップで飛んだりする。けがさえおそれなければ何とかジャンプもこけずに飛ぶことができる。パイプではカービングをかましてスピードのロスを防ぐことができるが、バックサイドのエアーは全くできない。
4時半ごろにアップしてホテルに戻り、荷物をまとめてボードとブーツを送ってもらう。それからバスに乗って帰る。
起きてみたら右腕がとても痛く、上がらないのできょうから大変だ。
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