はじめてのアルペン
ボード歴3シーズン目にして初めてアルペンに挑戦しました。
多めの残業代でHOTのロジカルとライケルのブーツを買いました。
場所は鹿島槍、一人参加できるバスツアーで行きました。
さて、初めてのアルペンは一体どうなることでしょうか。
12/6
徹夜明けで仕事を20時に切り上げる。走って寮まで戻り、とりあえず鹿島槍にボードが届いているか確認の電話を入れる。今朝まとめておいた荷物を持って急いで西神中央駅まで走る。最初、出発は大阪だったが、仕事で遅くなることを考慮して京都発に変えておいた。新神戸から新幹線で京都まで行く。それから京都で待ち合わせの場所に行く。しかし、駅はスキーヤー、ボーダーでいっぱいだ。10分くらい歩いて待ち合わせの場所に着く。22:30頃出発する。途中で数カ所休憩するが、眠いので2カ所くらいしか降りなかった。1泊朝食+リフト2日+バス代9800円のツアーは安いが、席は狭いしおまけにボードは持ち込み不可だ。
12/7
松本のドライブインで30分くらい休憩する。夕食も食べていなかったのでラーメンを食べる。再びバスに乗り眠りにつく。気がつくとどこかで見たトンネルの中をバスは通っていた。そう、鹿島槍のゲレンデ下を通るトンネルだ。5:30頃鹿島槍スキー場に到着する。去年のちょうど今頃もここに同じツアーで来たが、そのときはロビーに人がいっぱいだった。来るときもそれを考慮していたが、いざ来てみると人はほとんどいなかった。受付、ロッカーの確保も去年に比べあっけなく終わった。
荷物をロッカーに入れ、ゲームコーナーでアルペンサーファーをやってみる。上級旗門ありであっさりパーフェクトクリアーだ。これまで何回このゲームをやったのだろうか?
ロビーで宅配便で送ったボードを受け取る。アルペン初挑戦に胸が高鳴る。それと同時に不安もわき上がる。とりあえず今回は2日間でカービングがある程度できたらいいだろう。しかしバスなのでまだ眠い。とりあえず朝風呂に入る。入浴券をまだもらっていないので600円を払う。とても気持ちがいい。それから着替え、用意をしてゲレンデに出る。
近くに緩斜面があったのでリフトに乗るまで板を担いで上がって練習する。回りは初心者ばかりで、アルペンは私だけだ。生まれて初めてのスノーボードを思い出す。ところが、はっきり言って全くできない!!フリーに比べて前向きなので板をはいて斜面で立ち上がることさえできない!!スケーティングからの停止をやってみるが、デッキパッドが無く、後ろ足が滑ってしまい全くできない。仕方がないので売店に行ってデッキパッドを買い、ドライバーをロッカーから出してスタンスを前60度後ろ50度から前45度後ろ40度くらいに調整する。
再び練習する。これで少しはターンができるようになった。しかしアルペンは雪面に本当によく食らいつくのでカービングになったらドリフトにやりにくい。すぐにカービングになってしまう。なんとかある程度左右のターンができるようになってからリフトに乗る。デッキパッドをつけたおかげでスケーティングからの停止も楽にできるようになった。リフトからおりて滑ってみる。いよいよアルペン初体験だ。思い切ってターンをすればドリフトながらターンができた。まだ制御ができないのでカービングはできない。人にぶつかったらやばいのでドリフトで注意深く降りてゆく。滑りは初心者だ。それからひたすらリフトに乗って滑ってを繰り返す。11:00頃に昼食を兼ねた休憩にする。リーシュがひもなので持ってきた自転車用ワイヤーでボードをくくりつける。これなら絶対にニッパーで切ることができない。
しかしこれが本当に私だろうか、と思うような滑りだ。はっきり言って全くだめだ!!本当に情けなくなってきた。気分は思いっきりブルーが入ってしまった。自己嫌悪の固まりだ。フリーではカービングも自由にできたがアルペンでは全然自分の思った通りに滑ることができない。
昼食を終え、再び滑りまくる。少しずつカービングも出来るようになってきた。しかしアルペンは雪面への食いつきがすさまじい。フリーでは絶対にエッジが抜けるようなところでも食らいついている。また、リカバリー能力もすごい。エッジが抜けてもすぐに食いついてくる。それにアイスバーンもフリーに比べてエッジが抜けないので怖くない。しかしスタンスが前向きで、体も思いっきり前向きにしているので足が体についてきてよくドリフトになってしまう。また、滑っているときに板が変な方向を向いて逆エッジになりそうになり怖くなる。まだまだ思った通りのラインを取ることができず、結構危ない思いをする。人にぶつかりそうになったり、端で休憩している人に激突しそうになったり、結構危ない。
3時頃まで滑りまくり、30分くらい休憩した後再び滑りまくる。休憩の最後に木島平で一緒に2級を受験した人に話しかけられ、私も2級合格のことを報告する。それから別れて再び滑りまくる。
5時頃アップして宿泊手続き、入浴、そしてテレビで「筋肉番付」を見てから夕食。その後眠いので10時頃寝る。
12/8
朝8時頃起きる。しかしとても眠い。徹夜明けの後夜行バスに乗ってきたので仕方がないことだ。また体中が痛い。筋肉痛の薬を持ってこなかったのが敗因だ。特に腕が痛い。本当に昨日はこけまくった。それになかなか立ち上がれず苦労した。まさかこれほどまでにアルペンが難しいとは思いも寄らなかった。ふと見ると、ドライバーがなくなった。バインディングが結構ゆるんでくるのでアーミーナイフをパスケースに忍ばす。
朝食後着替えて9時頃から滑りまくる。セントラルプラザ横の緩斜面を数本、そして第5ペアを数本、その他いろいろ滑って12時頃昼食にする。滑っていると筋肉痛もさほど気にならなくなる。コブ斜面に入ってみたが、まだまだ難しい。また、急斜面はスピードが出すぎてしまい怖くなってスピードを落としたり、途中で止まったりもする。カービングもだいぶできるようになってきた。しかし体を思いっきり前に向けてしまい、足までついてきてしまうのでバックサイドターンの時はブレーキ、そしてフロントサイドターンの時はターンのきっかけがつかめずにうまく滑れないときもある。
昼食で1時間くらい休憩して、それからひたすら滑りまくる。クワッドからのコースは最初緩斜面でカービングしまくるのだが、コブがちょっと怖い。途中の急斜面もそのうちにノンストップで降りれるようになる。
5時頃にリフトが終わり、緩斜面で最後の一人になったのを見はかり、コース全部を使って思いっきりロングカービングターンで滑る。そしてアップする。荷物をまとめて風呂に入る。その後バスに乗って帰る。またアルペンで滑りたいなあ。
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