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松田君の質問にお答えする 6/30/00

 広島に住む松田君という高校一年生から、どっと質問をいただいた。「進路の夏の課題で作家という職業について調べています。」ということだそうだ。おちょくりかと思ったがどうやら本気らしい。なんでぼくに訊くのかな。日本の外食産業の実体を知るために吉野屋のアルバイト店員の一日を取材するようなものではないか。しかしまあ公開を前提とした質問であるということなので、ここで答えてしまうことにする。

@労働場所はどこですか?(自宅、事務所など)
 仕事場と称して借りているアパートですが、ほとんどここで生活しています。

@平均労働時間はどれぐらいですか?
 監視カメラを見ていただければわかると思いますが一日二十四時間です

@休日は主に何曜日、またどれくらいありますか?
 まったくありません。

@「この職業はここで勝負する」というプロのこだわりを教えてください。
「勝負」というような緊張感は全然ありませんし、なんのこだわりもありません。

@働いて初めて知ったこの職業の意外と知られていない一面を教えてください。
 職業を訊かれ「作家」と答えると、相手の人はたいてい馬鹿にしたような顔をします。

@この職業をやっていくうえで役に立つ、資格や勉強はなんですか?
 特にないと思いますが、ぼくの場合は中学高校の国語教諭一級免許を持っています。作家の仕事にもそれ以外にも、なにかに役立ったことはまったくありません。

@この職業に求められる適正(性格・能力など)を教えてください。
 ぼくはさほどでもありませんが、嘘つきが多いようです。

@なぜこの職業についたのですか?
 そんなこと言われても。

@この職業に就いて「よかった」と感じること、この職業の働きがいとは何ですか。
 一番最近「作家でよかった」と思ったのはグレッグ・ベアの『スター・ウォーズ ローグ・プラネット』(ソニー・マガジンズ)を買いにいこうとした矢先、訳者の大森望さんから送られてきたことです。

@仕事がうまくいかないとき、どのように克服していますか。
 飼い犬をいじめて克服します。

@学校を卒業して、この職業に就くまでどんな経過をたどったか簡単に教えてください。
 笑芸作家→コピーライター→無職→作家。今書いてみて思いましたが、だんだん落ちていっているような気がする。

@今後、どのような職業人を目指したいですか?
 一日百枚書けるような人。

@プロになるまでに投稿・持込などはどの程度したのですか?
 投稿は十回くらい。持ち込みはしたことはありません。

@プロになるまでの収入源はなんだったのですか?
 笑芸作家とコピーライター。コピーライターのとき貯めたお金は、プロになってからもちびちびと使ってましたが、もうありませんどうしたらいいのでしょうか。

@社会人になる前に身につけておくべきことは何かアドバイスしてください。
 社会人としての心構えを田中哲弥に訊いたりしないことです。ぼくからのアドバイスなどなんにもありませんが、かつて作家を目指す若者に星新一氏は「とにかく書け」とおっしゃいました。そう言われた人たちのほとんどが今プロの作家として活躍していますので、この呪文はかなり効きます。

 と、これだけ答えるのはけっこうしんどかった。今後、このようなものに答える際は、原稿料とまでは言わないまでもなんらかの見返りを要求する。
 松田君、君には綺麗なお姉さんや、なんでも許してくれる美人の先輩はいませんか。

ネジまき 6/29/00

 ネジを、わーっと大量に庭に撒くのである。それだけ。

トルコのオカン 6/24/00

 たまたまテレビをつけたらWOWOWでサッカーをやっていて、こんなもんのために映画の時間取られて今月のWOWOWはえらい損やと腹立ち紛れに三十分ほど見ていたのだがやっぱりなにがおもしろいのかよくわからなかった。トルコに「オカン」という選手がいたので、相手チームのポルトガルに「オトーサマ」がいないかと探してみたがいなかった。つまらん。

奇妙な会話 6/20/00

 三階の友人から聞いた話である。
 本屋で中学生らしき男の子がふたり、淫靡な笑い声とともにひそひそとなにかを話している。
 おまえ、カスガノツボネって書いてなんて読むか知っとうか。カスガノツボネてなんや。カスガノツボネ言うたらおまえ、昔の偉い女の人かなんかちゃうんか。カスガノツボネてなんか虫みたいな名前やなあけけけ。あのな、カスガノツボネと書いてええーとなんやったかな。忘れたんかいや。えーと、えーと。なんか変な読み方するわけや。それはな、女がな、男を誘ってきてやな、ほんでな、やくざがな。
 それは美人局じゃあっ。だいたいカスガノツボネと書いてどう読むか、という設問からしておかしいのである。

赤飯を焼く 6/15/00

 めでたいことがあったときは赤飯を炊き、いやなことがあったら赤飯を焼く、というわけでは決してない。昼飯にチャーハンもどきをつくろうと、まずニンニクを薄切りにし、卵を割って掻き混ぜ、ソーセージを細く切り、切っておいたニンニクをオリーブオイルで揚げ、とそこまでやってからごはんがないことに気づいたのである。
 スパゲティを茹でてから刻み、飯のようにして炒めるのはどうだろうかインスタントラーメンではどうかなどといろいろ考えたのだが、ごそごそ探ってみるとカップラーメンや缶詰の奥から電子レンジで二分という赤飯のパックが出てきた。飯に違いはないこれはよいものがあったとさっそく温めてから炒めたのだが変なもんができましたなあ。
 普通の米ではなく餅米なので、全然ぱらぱらっとなってくれないのである。ぐにゃぐにゃするだけ。結局ニンニク風味のソーセージ炒めとスクランブルドエッグと、焦げ目のついた巨大な桜餅のような物体一個がそれぞれ完全に分離した状態で料理が終了してしまったのだった。
 ソフトボールほどに固まった焼き赤飯を箸でみちみちと引きちぎって食べていると、なにやら異国の料理という感じである。味も悪くないしこれはもしかするといけるかも知れないいいやもしかするとすでに中国では四千年前からこのようにして食されていたのではあるまいか。そう思って調べてみたらちゃんとあった。驚くべきことにぼくが偶然にも作ってしまったのは赤飯卵肉詰的大蒜味球体状炒飯広東風というもので、約千五百年ほど前の中国で戦場に赴く兵士たちの携帯食料として考案された飯球炒(パングチャオ)というのが始まりらしくはいはい嘘です嘘です。

投下の器具 6/13/00

 なにかを「投下する」ということを、人は日常どのくらい行うのだろうか。ぼくの場合、はっきり「投下」と言えるのは、よだれに犬用ビスケットをやるとき「お座り」をしたよだれの真上から予備動作なくそれを落とし、鼻の上にビスケットが激突するまでなんにも気づかず期待に満ちた目で微動だにせず当たって仰天し落ちたビスケットを完全に見失いふたたび早くくれとこちらを見上げる間抜けな様を楽しむときくらいのもので、他にはゴミ箱にゴミを入れるときの何度かに一度、投下といえるような動作がある程度である。
 世の中にはいろいろな「投下」があるだろうということは想像できるのだが、ごく一般の家庭においてわざわざ投下のための器具を購入するというのはどういうことなのか。しかもセットだというのである。
 投下といえばやはり爆弾投下という言葉をまっさきに思い浮かべるわけで、投下のための器具一式セットなどというのはどう考えても危ない感じがする。歩道橋の上から放置自転車を道路に投下するための「自転車投下用器具バイシクルマスター歩道橋用」とか、ビルの屋上から糞尿の詰まったビニール袋を投下するための「糞尿投下用ビニール袋フンニョール、大十枚、中十枚、小および特大は別売りオプション」とか、高いところから猫を落として猫の平衡感覚を試すための「猫投下用器具ニュー猫くるり三回転半(猫は含みません)」とか、それら器具のメンテナンスのための潤滑オイル「スーパースムーズオイルスパスームZZRデラックス五本プラス携帯用ミニボトル一本」などがセットになっているのであろうか。
 といろいろ不思議に思いながらよくよく聞いてみたら、友人夫婦が買ったと言って喜んでいるのは「投下具」ではなくて「籐家具」のセットであった。

しりとり 6/12/00

 仕事場の近くで子供の遊ぶ声がする。母親らしき声も混ざっていてどうやらしりとりをしているらしい。「う、よ。しんちゃん、う」うー、うー、うー、としばらく考えた子供が大声で「うどんっ」あらーしんちゃん、んがついたら負けよと母親のひとりが言っているのに次の子供は必死に考え「んー、んー、んー、ンルトラマン」
 
お試しセット 6/9/00

 化粧品のコマーシャルで「我々は初めてのお客様にはお売りできません」ほな一生誰にも売られへんやないかと思うようなことを言い「まずお試しセットでご満足いただいてから」なんとかかんとかと気取ったことをぬかすやつがあるが、あれはなんとなく気色悪い。儲けを増やすために試供品を配っているだけのことを、よくもあれだけ偉そうに言えるものだと感心してしまうのである。
 あれだけコマーシャルをがんがん流して、あれだけのものをがんがん配って、それでもなお儲かるのだからさぞかし原価は安いのだろうなあと勘ぐってしまうのだが、最近は肌に水分を補給するのがこの化粧品の特徴で、とかいって化粧水をつけた女性が頬をぴたぴたと叩くとだんだん手と頬が粘着するようになるのだ、といばっている。しかしぼくは知っているのだがあんなことは水でもできるのである。
 水道水でもできるが「南アルプス天然水」や「六甲のおいしい水」なんかだともっと肌にはよさそうな気がするので、たとえば「南アルプス天然水」をミニコープで買ってきて、東急ハンズで大量に買ってきた百五十ミリリットルくらいの容器(一個約二十円)に詰め替えこれを「南アルプス天然化粧水」と名付けて一本二百円で売ることにし、まずはお試しと称して一本ずつ近所の主婦に配って目の前でほっぺたぺたぺたをやってみせたら、かなり儲かると思うのだが誰かやってみませんか。
 話は変わるが「南アルプス天然水」のコマーシャルでは岡本綾が泣きながら「南アルプスらしき自然豊かな土地」にいながら「ペットボトルの水」を飲んでいる。南アルプスの自然の水がまずくて飲めないのなら君の飲んでいる「南アルプス天然水」はどこの水なのだ。

パンツ丸見え 6/8/00

 パンツ丸見えの中学生を見た。というとなにやら嬉しい感じがするがそんな話ではない。
 大久保駅の改札付近で人を待っているときそれを見たのである。地面に直接座り込んでいる中学生数名がいて、つっぱっているのだとは思うのだが全然迫力はない。なんとなく疲れた感じでだらーっとしておりやたらと唾を吐く。一分に一回くらい唾を吐く。五人ほどいたので都合十二秒に一回の割合で唾が飛ぶのである。なぜ地面に座り込んで唾を吐くのか、なにがしたいのかよくわからない。なんじゃこれはと思った人がじろじろ見ながら通り過ぎていくのだが、たとえそれががりがりの学生であろうと腹の出たスダレハゲのおっさんであろうと、ただただ興味津々で眺めている青白い作家であろうと、なんやおっさんと絡むわけでもなく睨み返すこともせず、誰に対してもおどおどと目をそらしまた唾を吐くのであった。めちゃくちゃ弱々しい。なんとなく猿駅の猿みたいな感じで、踏みにいこうかと思ったほどである。
 やがてそのうち一人が立ち上がり駅員のところになにかを訊きにいったのだがびっくりしたなあこいつがパンツ丸見えだったのである。ズボンがずれるだけずれてしまってパンツが全部見えている。白いブリーフが剥き出し。しかも地面に直接座っていたものだから薄汚れているのである。
 何年か前母親が入院していたとき、痴呆の老婆がパジャマのズボンの紐を締め忘れ、裸の尻だけべろんと丸出しの姿で「ここはーおくにーをなーんびゃーくりいー」と大声で歌いながら病院の廊下を練り歩いているのを見たことがあるが、彼はあのおばあさんの孫ではなかろうか。
 と思っていると他の連中ものっそり立ち上がり、見れば全員お尻丸出し。あっぱれどこから見ても救いようのない馬鹿である。馬鹿を表現するのにこれほど効果的な服装があるだろうか。もしかすると校則違反などをするとその罰として、今日一日パンツ丸出しでいること、というような学校なのかもしれない。彼らは不良っぽいことをしようとしているわけではなく、単に素直で気の弱い立っていることもままならないほど足腰の弱い中学生にすぎず、唾を吐くのは一分間に約五十ミリリットルの勢いで猛烈に辛い唾が涌いてしまって吐かずにおれないようななにかの病気なのではあるまいか。
 となると女生徒の場合はこれは必見だ制服姿でパンツ丸出しというのはぼくのめちゃくちゃ好きなシチュエーションではないかと思い、しばらくそわそわと待っていたのだがスカートをずらしたりまくり上げたりしてパンツ丸出しで歩く女子中学生を見ることはできなかった。残念である。
 もっと待っていたかったが待ち合わせの相手が来たのでそこで断念し、今までパンツ丸出しの中学生がおってな、と話したら特に驚くこともなく「ああ、あいつらあんなんやねん」とさらりと言うのであった。「あいつら」というのがなにを指すのか「あんなん」というのがどのような状態をいうのかはさっぱりわからなかったが気になるので「女の子も? 女の子も?」と勢い込んで訊ねたらいやな顔をされただけで、その後百回くらい訊いたのだがなんにも教えてくれなかった。今も気になる。

わがままな女 6/6/00

 昨日の愚痴電話のとき聞いた話である。ふんがぷっぷっの女性との共通の知人である女性はとにかく昔からわがままな性格の美人で、男性とのつきあいは多いもののわがままな性格が災いして長続きした試しがない。しかしここ二三年は「とてもいい人」が現れたらしく、今度こそは結婚するのではないかと仲間内でも言われていたのである。それがつい最近別れたという。
 原因を聞いて呆れ果てた。呆れてものも言えない、などとよく言うが実際にはそんなことはめったに起こらず「ものも言えない」と「言っている」ような矛盾した状況が昨日もあったと書きながら思ったがどっちも昨日のことか。
 このわがまま女の相手の男性はとにかくこの女のわがままをすべてきいてくれ、もう本当にそばで見ている方がぎょっとしてひっくり返りそうになるようなわがままでもにこにこと許してくれたのだそうだ。だからこそ二年以上も続いたのだが、この女によると「あんなになんでもわがままきいてくれたら、私が人として駄目になってしまうと思ったからあの人とはいっしょにおられへん」のだと。
 どうしろと言うのだ。

最初はつまらないことだった 6/5/00

 去年結婚したばかりの新妻である女友達が、主人とものすごい喧嘩をしてしまって昨日から全然口をきいていないのだと電話でまくしたてるのであった。なにやら涙の混ざった声であるし、非常に切迫した雰囲気もあってこれはただごとではないと思った。あたしの言うことなんかなんにも聞いてくれへんのよ、あの人は自分の思うことを人に押しつけるだけやねん。はあはあと聞いていると、向こうのご両親もあの人の味方するし、と言って本当に泣き出した。
 いったいなにがあったのか、と何度か聞いたのだが要領を得ない。向こうの両親とは同居しているわけではなくときどきいっしょに食事をする程度だと言うので、嫁姑の問題などではないらしい。とにかく最初はつまらないことだったと言う。で、その最初はなんだったのかと聞くとその都度、あの人はあたしのことを馬鹿にしてるんやわ、などと関係ないことを言いはじめ、今回の喧嘩とはさらに関係のない「結婚する前も」「結婚式の日にも」「新婚旅行のときも」「いつだったか外で食事したときも」というような話に発展するのである。
 結局一時間ほども愚痴を聞き、なんとなく冗談も出るほど落ち着いてきたところで、もう一度そもそもの原因を訊いたらやっと教えてくれたのだが呆れ果てた。呆れてものも言えない、などとよく言うが実際にはそんなことはめったに起こらず「ものも言えない」と「言っている」ような矛盾した状況もあったりするが今回ばかりは本当に「ものが言えなくなった」
 サザエさんが「さあて来週のサザエさんは」と次週の予告をやったあと飴か饅頭を喉につめますでしょうみなさん。あのときサザエさんはなんと言うか。この女性は「ふんがぷっぷっ」にしか聞こえないのに、ご主人は「んがくっくっ」だと言い、さらにたまたまそのときいっしょにいた向こうの両親も「ふんがぷっぷっ」は違うでしょと笑ったのだそうだ。
 まあいろいろあるんだろうとは思うけど、ぼくに相談するのはやめてくれないかな。

はかせるオムツ 6/3/00

 非常に細部まで心配りが行き届いており、本当はこうあって欲しいと思いつつ誰もが口には出さなかった思いを知らないうちにかなえてくれ、実はオムツ自身惚れていた女がいたにもかかわらずそれを赤子に譲り黙って旅に出てしまう「泣かせるオムツ」というのを、いつもコマーシャルを見る度に考えてしまう。

したまま点眼 6/2/00

 ムヒと同じように、いつもコマーシャルを見る度に考えてしまうのが「したまま点眼」という目薬である。これはつまり「コンタクトレンズをしたまま」点眼できるということらしいが、なんだかちょっとだらしいない感じのネーミングである。なんとなくフリチンで目薬をさしているような感じがする。まあそれは別にいいのだが、この目薬は小さな入れ物に一回分の量が入っていて、点眼の度に使い切ってしまうようになっている。あれが、どう見ても一回分にしては多いのだ。一度にあんなにはいらないのではないか。
 それならいっそのこと徳用マヨネーズくらいの大きさに一回分使い切りの目薬をばどどっと詰めて、顔からシャワーのごとく浴びる「しこたま点眼」というのを作ればいいのではないかといつも思うのだが、みなさんはどう思いますか。

強力ムヒ 6/1/00

 この季節になるとテレビでは虫さされの痒み止めのコマーシャルが頻繁に流れる。ウナコーワクールというのがあるのだが、これはつまり痒い部分に塗るとひんやり冷たいために痒みが緩和されるというものらしく、なるほどこういうものが必要なのは暑い時期のことでもあるし、なかなかよさそうだと思うのである。しかし我が家ではなぜか昔からムヒしか買わない。理由はわからないがムヒなのである。それで、というわけでもないのだがウナコーワクールのコマーシャルを見るにつけムヒの方もがんばってクールな効き目の新製品「冷酷ムヒ」を出してはどうかと毎年思っているのに出そうな気配はない。
 あえて「冷酷」というネガティブな言葉をネーミングに使用することにより、効き目の強さ・即効性・刺激性がイメージされます。また、ある種のユーモア感覚も加味されることにより、一般家庭でのニーズに加え、流行に敏感な若者をも購買層に取り入れることが可能です。十代および二十代前半の女性を対象としたアンケートによると「冷酷」という言葉に対して「かっこいい」「クール」などの、好意的なイメージを持っているとの回答は78パーセントとなっており(表A-1)主要購買層となる主婦へのアンケートでも68パーセントの好意的な回答を得ています。(表A-2)
 みたいな企画書を思い浮かべてしまうのである。
 塗ると快感が倍増する「痛快ムヒ」とか、傷口に塗ると見た目がめちゃくちゃどろどろとなって実際以上の大怪我に見えまわりから同情してもらえる「残酷ムヒ」なんかもいいかも。


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