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役に立たない人たち 7/31/02

『かまいたちの夜2』をこつこつやっていって、あと三つほどエンディングを見れば全部終わるというところまで来たのに完全に行き詰まる。田中啓文氏が書いたシナリオのところは本人に訊けばわかるだろうと思い電話したのだが「あーそんなんあったかなあ」「覚えてないなあ」「それはわからへんなあ」とまるで役に立たない。あんまり役に立たないので呆れ果て続いて牧野修氏に電話してみたらこっちも「いやあそういうの訊かれてもねえ」「あーどうなんでしょうねえ」「ゲームしてないしなあ」とあなたたち本当に創った人ですかと疑いたくなるほど役に立たないのだった。あとは我孫子さんかと思ったが牧野さんが「我孫子さんに訊いても同じことですよ」と言うので疲れて床に倒れ込んであきらめる。これはいったいどういうことだ。ゲームの制作というのはそういうものなのか、それともあの人たちが徹底的にだめな人たちなのか。気になるところである。

プレステ2を買う 7/27/02

 やっと買う。やっとできると『かまいたちの夜2』をやって、やっと見られると仕事場にあるDVDを順番にまず『エピソード1』を見てその特典映像全六時間を見て『玩具修理者』を見て『アベノ橋魔法☆商店街』第一巻を見て『エヴァンゲリオン』全七巻を見て『エヴァンゲリオン劇場版』二枚組を見て『フリクリ』全六巻を見てからまだ物足りなかったので近所の中古ビデオ屋で買ってきたジョン・ウェインの『捜索者』と『赤い河』を見てスタンリー・キューブリック・コンプリートボックス全巻を見てモンティ・パイソン全部とサンダーバード全部とツインピークス全部と男はつらいよ全部見てちょっと目が疲れた。

『北の国から '84夏』 7/20/02

 テレビでやっていたので、つい見てしまった。本当は、仕事をしなくちゃいけなかったんだけど、でも見てしまったんだ。ぼくは『北の国から』のエピソードの中ではこれが一番好きなわけで。母さん、ぼくは、見てしまいました。
 今見てもやっぱりおもしろくて、それはよかったんだけど、そのあとやっていた最新作の予告があまりにつらい話であり。そこまでつらい話にしなくても、いいんじゃないかと思うわけで。

『スター・ウォーズ エピソード2 クローンの攻撃』 7/19/02

 よくわからないのだが聞くところによると、今回のスター・ウォーズは全編デジタル撮影されているためDLPとかいうシステムでないと映写できないのだとか。普通の映画館では、デジタル版をいったんフィルムにコピーしたものを使用するので画質が多少落ちるのだそうだ。そんなことを聞かされるとDLPで観ないと大損するような気がするではないか。と思っているところちょうど遊びに行こうと誘われたのでほなスター・ウォーズ見よかということになって、大阪に行くのはいやだったがDLPは近所の映画館にはないためしかたなく大阪へ行く。めちゃくちゃ混んでいるのではないかと怯えていたのに全然そんなことはなくて拍子抜けした。人気ないのかなあ。
 しかしもはやこれは映画というより、遊園地のアトラクションなどに近いのではないかと思う。そうは思うもののヨーダはかっこよかった。「いよっ、待ってました」「大統領!」「おとわや!」みたいな感じ。ここがこの映画のすべてと言っていいほどのかっこよさだった。次点はキレたアナキン。

『かまいたちの夜2』 7/18/02

 我孫子武丸、田中啓文、牧野修がシナリオを担当したという噂のゲームである。めちゃくちゃおもしろそうである。でもぼくはプレステ2を持っていないのでできないのだった。

温泉の攻撃 7/15/02

 テレビのニュースで「温泉の攻撃」というテロップを目撃してぎょっとした。いったいなにを仕掛けてくるのかとびびるところである。この世に温泉ほど攻撃しそうにないものが他にあろうか。普段怒らない人が怒ると本当に怖いからなあとどきどき見ているとなんのことはない「温泉高校」という高校の野球部の話であった。今年限りでなくなる学校だそうで、今まで一勝もしたことがなかったのに初めて勝ってよかったなあというなかなか感動的なニュースだったのだがしかし普通驚く「温泉の攻撃」熱いあついやめてやめて息が、いきがでけへんたすけて溺れる苦し熱い死ぬ死ぬしぬ。

『スター・ウォーズ エピソード1』 7/12/02

 テレビでやっていたのでなんとなく観たのだが日本語吹き替えのワトーの声が、オリジナルそっくりだったので驚いた。笑ってしまうくらいおんなじだった。エピソード1はビデオとDVDの両方持っていて、DVDの方には特典映像としてカットされたシーンやメイキングフィルムなど六時間も付録がついているのだが、ぼくはDVDプレイヤーを持っていないので観ることができないのだった。

『玩具修理者』 7/8/02

 映画『玩具修理者』のDVDが送られてくる。おもしろそうである。でもぼくはDVDプレイヤーを持っていないので観ることができないのだった。

『アベノ橋魔法☆商店街』のDVD 7/5/02

『アベノ橋』の第一話を収録したDVDが届く。でもぼくはDVDプレイヤーを持っていないので観ることができないのだった。

『インソムニア』"Insomnia" 7/4/02

 完成披露試写会の招待状がなぜかぼくのところに来ていたのである。なぜそんなものが来たのかまったく心当たりはないのだが、せっかくなので観にいく。
 よくできた映画でおもしろかったし、アル・パチーノが渋くてかっこいいしロビン・ウィリアムスの悪役というのもいい雰囲気なのだが、そんなことよりもやはり試写会の楽しみというのは人に「ああ、あの映画よかったよ。あ、でもまだやってないのと違うかなあ。ぼくは試写会で観たんやけど」と語るときの優越感である。なんですか試写会など誰でも行ける。うんまあそれはそうなのだがなんかちょっと偉いような気が、しかもこの映画は九月末公開予定らしいのでおよそ三ヶ月もの間偉そうにできてたいそうお得だ。
 あんまりヒットしそうにない感じの映画であるが、もしかすると来年のアカデミー賞とかに絡んでくるかもしれず、そうなると観たいけどすでに映画館ではやっていない、という状況を迎える可能性もあり、そのとき「ああ、あれぼく完成披露試写会で観たわ」とさらっと言って威張ることもできるのだ。ああ楽しみ。

出雲荘 7/1/02

 仕事場の近くに「出雲荘」というアパートがある。この前を通ると必ず「だからいやなのよやめてって言ってるのに。あなたっていずもそうなんだから!」という台詞が頭の中に聞こえてくるのである。
 あと「ホザナ幼児園」というのもあって、ここを通るときは「タッタカタッタカタッタカタ、ホザーナー」と口ずさんでしまって、すぐさま自分で「そらボナンザや」と突っ込んでいる。知らない人は知らないだろうが昔そういう西部劇のテレビドラマがあったのである。大草原のお父さんが出てたり。いやまあぼくもちゃんと見たことはないんだけど。
 似たような現象に、クルマエビを見ると必ず「冬が、クルマエビ」と口ずさんでしまうというのもある。みなさんはどうですか。


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