〜 過去の日記 〜

Dec 11 - 20



2003/12/20
朝は快晴で気持ちいいなーと思っていたのに、 午後からなんだか怪しげな雲行き。 と思っていたらちらちら白いものが・・・・雪や! 急に寒くなったと思ってたらホンマに真冬の様相やなぁ。

仕事で三宮に出掛けた時はまだ小振りだったけれど、 仕事の最中に窓から見える景色はもう振りまくる雪、雪。 こりゃー積もると大変だなー。でもまぁそこまではいかないだろうけど。 結局3、4時間ずーっと降り続いていた。えらいこっちゃ。

楽器やさんへよったりちょっと寄り道するが、 まっすぐ帰って家でぬくぬく。こりゃー出掛ける気もしないわー。


2003/12/19
昼、SDSのレコーディング。先週のRECのときに宿題で残していたソロ録り。 今日はどうやら僕から始まってその先はMIX作業だということなので、 時間もたっぷり取れるみたいだし、納得いくものをつくりたいなーと。 といってもささっとやり終えるにこした事はないけれど。

時間どおりに入り、何もせずにスタジオ内でボーっと。 まずは空気になれないとあかんのです、僕の場合(これ大事)。 RECの準備が整ったあと、今の状態を何度も聴かせてもらう。 ボーカルも入ってストリングスも入って先週とはえらい違い。 これならイメージも掴みやすいっちゅーもんよ!

大体のイメージが出来上がったところでREC開始。 最初はやっぱりバランスとかもとれずに力んだりしちゃうのだが、 そのうち慣れてくる。言ってしまえば「誉めてるだけやん〜」という魔Hのディレクションにも助けられ、 どんどんいい感じのテンションになっていく。曲にも慣れてくる。

最後のほうにはほんまいい気持ちで、 あたかも大きなホールのライブで演奏してるかのような錯覚さえ覚えるほど。 ちょっと時間を費やしてしまったけれど、なかなかいいテイクができたんちゃうかなぁ。 僕的には満足満足、はーよかった。心配してたんよなぁ。 ハマってしまってええもの残せなかったらどないしょーなんて(苦笑)。

SDSの作業はまだまだ続くが、一旦退席して休憩。

夜になって別のスタジオでMコちゃんと29日のUSHのライブの内容の打ち合わせ。 先日の宮古でステージングを考える作業にはだいぶなれたから、 どんなことをどう出したいかさえはっきりできれば自然と浮かんでくる。 まぁ、今年の総決算のような感じになればいいかなーと。

2時間ほどあれやこれやと相談(珍しく今日はあまり脱線しなかった)した結果、 まぁこんなもんかなーっていう案が出来上がった。うーんテンコ盛り!できんのかなぁ。 とりあえずF原にも様子をうかがって見て早いうちにきめんとー。

相談しただけやのに、えらい疲れた。 というか宮古の疲れがどっとでてきたんかなぁ。しんど。


2003/12/18
夜、伊丹StageにN村トリオ+M口さんのライブにお邪魔しにいく。 この人たちとのライブっていつもめちゃ緊張する。一体何がでてくるかわからんからなぁ。 でもめっちゃ楽しい。

リハを少しやって全体のサウンド感を把握する。 N村君のトリオはかなりスピードのあるインプロで、 完全にフリーになってしまわないのがすごくかっこいい。 M口さんはそれに負けないようにのっかってるし、さて僕がこの上でなにやるか、、、難しい。

トリオから始まったステージはもういきなりえらいテンション。 引きちぎれそうになりそうでならない演奏はほんますごい、ただの聴衆になってしまう。 次に僕がでていってカルテットで。 同じマイルスつながりの曲を。演奏しながらどうもっていくか、 どういう風になると面白いかーってのを必死でかんがえながら。 また考えてやるとそれについてくるのが面白い。こりゃー大変やわー(笑)。

んで、M口さんを迎えて。 今回はクリスマス関係の曲をたくさん入れた感じで。 でも曲のイメージはあるけれど、全然違う方向に発展したり、 思いつきで危ないところでいってもN村くんやK前くんがそれを包んだ形にしていってくれるので、 際限なく面白いところにいける感じ。楽しいー。

2回目のステージの冒頭ではまたN村君とDUOしたけど、 あぁ、もうひっくり返りそうでした。 もうあのスピードいついていくのは大変。 というかいったい全体がどんなサウンドになってたのかわかんない。 でも面白かったんちゃうかなぁ、そうであってほしい。

あとの歌入ったものも、気持ちいいできのものもあり、危ないものもあり。 でもやっぱりいいミュージシャンたちと演奏すると、こっちまで洗われるよう。 楽しかった。

打ち上げいきたかったけど、体調悪しーで退散。


2003/12/17
某TPのM下さんに誘われてFlexLifeというバンドのRECに行く。 なんかちょいと民族系のPOPSって感じで、何をやるかというと、 それは始まってみないとわからんーというのでしばし前の曲のREC作業が終わるのを待つ。 今日は慣れ親しんだアルケミーなので居心地がいい。

今日は管楽器はTp以外にもアルトの人もくるでーって言われてて、 さて誰がくるんかなーっ、知ってる人やったらいいなーとぼーっと思っていたら、 しばらくしてあらわれたのはMコちゃんだった(笑)。 全然違うルートから仕事がまわってきてこうやって出くわすのは初めてかな? というか昨日までいっしょやったから、何の新鮮味もなし、でも安心感あり。 なんだか昨日までのクセでついべらべらおしゃべりしてしまう。

さて、RECする曲は強烈なメロディーをもった歌で、 これに即興で別のものをくっつけてやがてそのメロディーに移っていくという流れがほしいようなのだが、 なんせ大人数で同時にやるので、なかなかいい話にならない。 めいめいのイメージってもんがあるからねぇ。

なんでいろいろオケなどを試行錯誤しながら何テイクかとるうちに大体みんなの息もあって (というかみんなの手の内がわかってきて)いい感じになった。 ついでにお遊びでセッションしてたリズムもとってもらったし。 あとはこれらがどうコーディネイトされて、どういう出来上がりになるのかが楽しみ。

演奏してた時間自体はさほど長くない(といっても終わったらすっかり夜中やった)んだけれど、 結構集中力いったみたいで疲れた・・・・というか体だるい。 これはひとえに昨日までの宮古疲れに違いない。 というのも向こうであんなけキツイ生活してたのに、よく考えるとあんまり飯くってないもん。 呑んでばっかりやったし(苦笑)。あぁ反省。


2003/12/16
結局遅くまで呑んでいた・・・のかな?全然覚えてない(苦笑)。 朝起きてみるとまだ酔っている。 でもR歌ちゃんが帰るってので、みんなで見送り。 うだうだーっとするが僕らも帰るのでのろのろと片付け・風呂などつかって支度。

おみやげものとかも買いたいので近所の公設市場へ。おばあちゃんとかがのんびーりモノを売ってる。 見事なゴーヤが安かった。美味そう!お菓子屋さんでも見たことないものもいろいろ。 黒糖を買う。これうまいんだよなぁ。

そのあとも商店街をぶらぶら。 シーサーが欲しかったんだけれど、これや!と思うものはやっぱり屋根に飾るようなでかいやつしかなく、 高いし、買って帰ってどうすんねんーってことにもなるから断念。今度は自分でつくろうっと。

ちょっと歩いたところにあるいわゆるスーパーへ。 同じ食べ物系のお土産買うのでも空港とかで買うよりスーパーのほうが断然安いはず! というのでものめずらしげにあれこれ手にとり、どれを買おうか迷う。 結局SPAMだのシークァーサーの絞り汁だのもずくだの (「ぱっくん」という商品名のパック入り味付けもずくなのだが、これが美味い! ぼくは10個、Mコちゃんは25個も買いよった、アホや(笑))を買う。 はっきりいって買いすぎた、重〜〜。

はっと気づくと飛行機の出発まで30分ちょいになってるやん! 慌ててタクシーを拾い、ホテルにもどって荷物をピックアップして、空港へ。 急がせてすんません>タクシーの運ちゃん。

車中での話。今年は寒いけどまだまし。 でも15度切ったら町の人は外へでないし、13度くらいになったら海に魚が浮かぶらしい。 何年か前に10度切ったことがあってえらい騒ぎになったそうな。 ぼくは一桁でもへーきで窓開け放ってるのになぁ。

そういえば9月だかの大型台風はほんますごかったらしい。 風速90何Mかまで測れる風速計が壊れたらしいから、100Mは越えてたんちゃうかーって、ひえー。 宮古の人たちは風速50Mくらいなら普通に出歩くらしい(ひえー)。 60M越えると「お、風がきついなー」と思うそうで、70Mとか80Mになってやっとこさ「えらいこっちゃ」と思うそう。 ぼくらなんてまず40Mなんて滅多に経験しないし、30Mぐらいで大騒ぎしてるのにねぇ。 なんか面白〜い。

ってんで、ぎりぎり飛行機にとびこみ(ANAの皆さんごめんなさい)、無事那覇へ出発。 数十分で到着し、それほど待たずに伊丹行きへ。なんかあっけないなぁ。 一面の雲景色を眺めながら、あー忙しかったなーと回想。 そのうち日も暮れてくる。水平線に沈む夕日がすごく綺麗。 そして頭の上から降りてくる闇がとてつもなく深遠で、何か大きな意思をもったかのように思え、畏怖の念が。

やがて明るい町並みが見えたなーと思ったらもう伊丹、あっけないなぁ、というか明るいなぁ。 空港ロビーから外にでてみると、すっかり息も白い。「寒〜〜〜」一同声をそろえるのでした。 空港でおつかれさん、めいめいバスやらなんやらで帰る。道がやたらと混んでいて帰るのにごっつい時間かかった。

帰宅すると待ってましたとばかりにねこさんが「にゃーにゃー」うるさい。可愛い奴よのー(笑)。 しかしきつい4日間やったなあ、とご飯をつくりながらまた回想。でも楽しかった、想像してた以上に。


でも、実は帰りがけ、スーパーにいくときにちょっとしたことが。 道におじさんが一人立っていたのだが、僕らを見かけるなり怒鳴りはじめた。 僕は宮古の言葉全然わからないけれど、どうやらおじさんは「内地のやつはどーのこーの」と言ってるみたいで、 たぶん想像するに相当な恨みをもってるみたいな感じだった。 僕らはただただその罵声を浴びるばかりで何も言い返せないのだけれど、いえないわなぁ。

何があったかわからないけれど、たぶんぼくら内地の人間に無条件に憎しみもってはるのかな、と。 ひょっとして戦争とかのときのことなのかな。わからない。 ぼくらは普段「誰々腹立つ」とか「誰がにくい」とか特定の人に対してはそういう感情を持つこともあるけれど、 漠然と「どこそこの国のやつは憎い」とか「あの民族は憎い」とかそういう感情を持つことは難しい、と思う。 でもあのおじさんは多分そんな気持ちやったんちゃうかなと。

僕は全然知らない世界こと、昔のことなんかもしれないけれど、 そういう気持ちを持たせたものがきっとあって、それを忘れられないんだと。 こういうのは「僕は預かり知らないことです」と言って済ませられるものじゃあきっとない。 ゆっくり話を聞いてみないとわからないし、もっと自分、相手のこと、これまでのいきさつを知らないと分からない。

もしかして世界各国で起こってる紛争もこういった感情がやっぱりあるのかなぁ。 こういう気持ちを知らない僕らには、彼らの気持ちを本当の意味で理解することは難しいように思える。 「あまりにも理不尽なことやなー」としか思えないもん。

話は戻るけど、やっぱりまだ沖縄という国(これまた本島とほかの島でも違うんだろうけど)と日本という国の間には、 国の間ではよくても人の間で埋まってない溝があるんやなーと思った。 悲しい事実やな。


2003/12/15
さて3日目、さすがにここの気候にも、なにより時間の流れにもなれてきた。 でも連日のステージは疲れるー。しかし今日は最終日。なんとしてもUNITEDらしいステージをやりたい。

で、今日はイレギュラーで昼にこの島にあるという少し知的障害を持つ人たちの施設 (なんかな?詳しく聞けなかった)の方たちへのクリスマスコンサートという形での演奏が。 さて一体どういう反応になるのががまったく分からない中でのステージ開始となった。

ところが蓋を開けてびっくり。もちろん知ってる曲もあるだろうけれど、 はっきりしたリズムの曲ではもうのっけから踊るおどる。 きっと気持ちと行動がストレートに結びつきやすいからだと思うんだけれど。 それがまた単に騒いでるだけって訳じゃなくて、ちゃんとこちらの伝えたいことが伝わるようで、 演奏しててめちゃ楽しい!聴いて欲しい曲はちゃんと聴いてくれるし。

実はこのステージの前にMコちゃんからこのような人たちへの慰問活動で過去にあった素晴らしい話を聞いていただけに、 演奏しながら彼らの表情をみてて、こっちがぐっと胸にきてしまったりしてたのでした。 演奏を聞いてもらって喜んでもらうとか、喜びを分かち合うとか、そんなことではなくて、 なんか僕自身が何かを与えてもらった気がする。うれしいって何なんやーとかとか。 いいステージがみんな(お客さんも含めてね)でできたっていうこともそうだけれど、 何か大事なことを教えてもらった気がして感動しました、このステージ。ありがとう!

んで、そのあとちょっと昼飯とかで休憩して、しつこいようだがまたリハーサル。 綺麗にしめくくりたいもんねー。メンバーにはほんとしんどい思いをしてもらってるけど、オネガイしますっ!

で、最終日の演奏が始まる。 2日間の反省を含めて、とにかくいいところが出せるようにと組んだメニューが思ったように当たった! どうも、まぁたぶんどこでもそうだろうけれど、わりとシャイな人が多いので、 踊ってても音がやむとひっこんでしまうので、そうならないように、聞いて欲しい曲とか、踊って欲しい曲の繋ぎ方をうまくやり、 また、できるだけなじみやすいような曲をたくさんならべたり(普段のワンマンじゃーやりませんでー絶対)、 なんだかんだーと策を労したお陰か、1回目のステージからいい感じ! 地元の吹奏楽部の子達がどどっと来てくれてて、彼らもまた喜んでくれてたみたい、うれしいなぁ。 また間を受け持ってくれる古謝さんのステージもいい感じ!

で、2回目ともなるとお酒も進んで会場内はいい雰囲気。 さらにゲストとして古謝さんとのセッションもありーので、みんな踊る踊る! 結構ディスコ系の曲もみんな踊るんだけれど、やっぱ現地モノとなるとカチャーシー大会になるなる。 演奏してるこっちももう楽しくて限界までやってしまうしー。

んで、ステージラスト〜アンコールと大ディスコ大会(笑)になって、 最後はUSH恒例ジャンプ大会にまで発展、うーーーん、満足じゃー!楽しいぞー! 今日はやりました、USHらしいステージ、やっともやもやしてた気分も晴れた、あーよかった!

ステージが終わったあとは客席でやっぱり酒盛り♪ 酔いが回ってくると古謝さんの演奏にあわせて歌うわ踊るわ、おお騒ぎ。 宮古在住の関東や関西の人まで巻き込んで大宴会、楽しいなぁー。 果てはこの古謝さんのステージに乱入してセッションも。 ♪オリオンビールで、はい、カンパーイ!!(笑)

久しぶりに呑みすぎた!お通りでは水割りやから大丈夫やけれど、 さすがに割らずに呑んだら一気にまわるまわる。 うーっと思う間もなく床でへたり込んでいた僕(だったらしい、はっきり覚えていない。 しかもみんな口々に「見るたびに倒れてる場所が移動してた、テレポート?」とのこと(笑)) いやー、夏に甲賀行ったときにも爆沈したけど、今日もしてしまいましたー、反省! でもそれだけ楽しかったんやもん、許して!

あ、もちろん最後は歩いて自力で帰った・・・かな?


2003/12/14
一夜明けて朝、飲みすぎってほどではないけれど、まだなんかほわわーんと。 起きたときは一体どこにおるんだったっけ?って気分だったけれども、 次第に南の島へ来てる事を思い出す。

今日は少しだけ時間があるので昼過ぎまで海にでもいこうという話になっていたので準備を。 隣のMコちゃんは「しんどいー」と寝ているのでほっていく(笑)。 F原をはじめみんな呑みまくってたんで起きれるんかなーと思っていたが、 やはりこういうことになると元気なものでみんな起きて用意してる(すでにそば食いに行ってた連中もいたし)。 S地さんに迎えに来てもらい早速海へ。車でしばらく走ったところにあるという前浜へ。

天気はまぁまぁ、とりあえず浜でぼーーーっとできたらいいやーと思っていた。 途中昼ご飯によるが日曜だからかどこもお休み。しかたなくとりあえずそのまま浜へ。 ぱっと見こじんまりした海岸へ到着、おーなんだか海が青いぞーーっと思って浜へでると・・・・。

眼前一面にひろがるエメラルドグリーンの海!!!あまりに綺麗で絶句してしまう。 こんな海があったんかー!ほんまかー!って感じ。 たまらなくなって波打ち際まで走っていくと、まずその砂の綺麗なこと綺麗なこと。 手ですくってみるとするするっと指の間からぬけていく。まるで小麦粉のよう。ほんとこれにはびっくり。 さすがに12月だから水は冷たそう。誰も海入ってないし(当たり前か)。

しかーしチャレンジャーはおるもんで、すかさずウェットスーツに着替えるF原をはじめ、 そんままはいろうとするMっちーなどなど、この海を前にすると我慢できないみたい。 太陽が照ると、うん、ちょっと暑いくらい、これなら十分入れるぞー。 ってんで僕も水着に着替えていきなりドボン。最初はつめたーと思ったけれど、 ちょっと沖へ出ると海水自体が暖かいので寒くはない、むしろ海中のほうが暖かいかも?

結局ほとんど全員が海にはいった、僕らはアホか? なんだか近所のたてものからクリスマスソングがうすーく聞こえる中で海にはいってるのって、 めっちゃ不思議な気分(笑)。 でもさすがにずーっと入ってるのも無理なので、出ては太陽であたたまり、また入ったりと、 とりあえずの海遊びを楽しむ。砂浜でサンゴとかを拾うもの楽し。 とにかく海も浜も綺麗やもん!はだしで歩くとめちゃ気持ちいい〜。

ひとしきり遊んでご飯をたべ(空気が美味いと飯もうまい!)、とりあえず海を後にする。後ろ髪引かれる思い。 で、驚いたんやけど、海に入ってタオルで拭いただけなのに、ちっとも塩臭くない。 というか海にはいったかどうかもわからないぐらい。体はさらさら。 よっぽど水が綺麗でないとこんなことにはならんはず。恐るべし宮古島!(オフシーズンだからかなぁ?)

で、まだちょいと時間があったので一旦宿に戻ってMコちゃんひろって、今度は別の海岸へ。 こんどは砂山海岸へ。こちらも砂が綺麗。 駐車場からちょっとした丘を越えると眼前に真っ青な海。 風がきついせいで白波が立ってちょっと冬の日本海みたい。 風が吹いてなかったらここもかなり綺麗な海岸なんやろなー。 寒いのでさすがに海には入れないのでしばしぼーーっとその荒海を眺めてすごす。これまたいい気分。

しばらく滞在し、時間もなくなってきたので街へ戻る。 ホールにはいってまたリハーサル、昨日のステージの反省とか昨日やってない曲とかに差し替え、 新たにメニューを組みなおす。 リハ後、しばし本番まで休憩。

さて2日目はどうかなーという感じだったが、ちょっとお客さんは少なめか。 でも今日ものっけからステージ中にお通りが回ってくるし(笑)、 踊る人もでてきていい感じ。 だけれど最後があんまり締まらなかったのが残念。。。。

今日は呑みはほどほどに退散。 明日は昼からあるし、3ステージやらなあかんので、そのメニューを考える。 一切合財やってからMコちゃんと2人でトランプ、大きく負け越す、くやしいーーー。

ところで今日海にいって思ったんだけれど、本当に綺麗だった。 もしかしたら昔は僕らが住んでいる近所でも、ここまでじゃないけれど綺麗な海があったんちゃうかなーって。 でもいまはいろいろ開発とかなんじゃかんじゃでそんな海は近くにはない。 だから毎年沢山の人がこういう海を求めてここ宮古をはじめ、たくさんの南の国を訪れる。 これってちょっと考えると、うーんずるいことやってるというか、なんか済まない気分にちょっとなる。

まぁ、もちろん南の海は全然別物なんだけれども、今日みたいに本当綺麗であることに感動できるのは、 それらを大切にとっておいてくれて人たちが居たからであって、 僕らはそれを享受しているだけに過ぎない。 提供してるといえば下手したらゴミだけかもしれないし。 こんな調子でやってたらいずれこの海も汚れていくのかもしれないし・・・・なんか複雑な気分。 せめて何も壊さないように気をつけるのが精一杯。

満喫するのももちろん大切だけれど、大事なものを大事に扱う心がけが必要やなーとちょっと思いました。


2003/12/13
ついにきましたUNITED SOUL HORNZが宮古へ行く日! 眠い目をこすって伊丹空港へ。久しぶりに来た南ターミナルはえらい綺麗になっててびっくり。 週末ということもあってか各地混んでいるみたいで、 ここから出発するメンバー(僕・Mコ・P氏・M氏)はちょっとずつ遅れて登場。

早速手配してもらってたチケットで搭乗を。 なんせ荷物が多い(しかも楽器類だから面倒)ので手続きに手間がかかるがなんとかOKをもらい、 手荷物検査ではなんだかんだとひっかかり、 やっとこさゲートをくぐる頃にはだいぶ時間が経っていた。

そっから少し待って搭乗。そういやぁ飛行機久しぶり。 沖縄はオフ時なのかわりと空席が多い。おかげでゆったりできるから楽でいいねぇ。 なんとなくJALよりANAのほうが飛行が丁寧な気がするのは、気のせい? あっという間に大阪の街は雲の下へ。僕たちはしばしうたた寝。

どこまで見ても一面の海と雲の景色。

やがて那覇へ到着。この便は那覇経由なのだ。 窓から見る空はいかにも寒々しい感じがしたのだけれど、 降りてみると、おやーなんだかあったかい。でもちょっと寒い気もするけれど。 でも伊丹まで着てきた分厚いコートは全然いらない、長袖シャツ一枚で十分なくらいかな? 結構乗り継ぎ魔で時間があるので、 腹も減ったし空港内の店で早速沖縄そばを食う。まぁこんなもんかなぁ。

そばを食べて外へでると、空港のウェルカムホール(というか吹き抜けの大きな場所)で三線(サンシン)の体験やってる! こんなオモロイもんはないーとさっそく駆けつける4人。 しかし時間的に出発ロビーに行く時間ぐらいから始まるよう。。。。あぁ残念。 と、思ったけれど、さすがは暖かい国沖縄、ちょっと時間あれですけど、いいですかぁ〜?て聞いてみると、 いいですよーとのこと。早速座り込んでちょっと三線を触らせてもらう。

MコちゃんやP氏は弦楽器が得意なのですらすらいけるけど、 僕にはこのネックはちょっと手がいたい。 でも、この三線、音がとても楽しい。ベンベン〜と弾いてると「お、沖縄にきてるんやなー」という気分がだんだんしてきた(笑)。 早速練習曲の「かえるの歌」(こんなんでいいのか?)を3人で弾く、この程度ならなんとか。 いやーオモロイ経験したぞー、早速楽し〜〜!

で、再び飛行機にのり宮古へ。今度は40分ほどの短いフライト。 那覇をでてしゅーっと上に上がったなーっと思っているうちにすーっと降りていく。 新聞をちょいとよんでいるうちにもう宮古空域へ。 見えてきた宮古島はなんだか小さな島。一面緑と茶色の畑ばっかりに見える。 ほんまにここでライブすんのかーーーっと疑いたくなるような。

空港に降りるとどんよりした曇り。大阪やったら間違いなく寒い。 でも宮古はあったかい。半袖だったらちょっと寒いかなーぐらい。うーんすごいなぁ。南国じゃ! 早速迎えに来てくれた今回の主催者S地さんに案内されて会場であるチョコレートホールへ。 街の中心部(といっても小さな街だ)にあるこのホールはもともと映画館だったところを改装したものらしい。 到着すると先に関空発のやつらが機材を入れているところだった。なんだか楽しい気分。

早速僕らも機材を入れてセッティング開始。 実はめちゃくちゃ心配してて、以前の中国での経験のように行ってみてびっくり!見たいなことがあると嫌だなーっ、 と内心ひやひやしていたのだが、そんなことは全然なく、まったく普通のライブハウスでやるノリ。 弱冠サウンドチェックと音作りには苦労したけれど、なんとか用意もできたから、リハーサル。 とりあえず今日のステージでいろいろやってみて反応を見つつ明日からのステージに役立てようと。

で、本番。 思っていたよりもお客さんも入り、一体何が受けて何がダメなのかわからない中ステージが進む。 1stステージは多分僕らも固かったんだと思う。イマイチノリが悪かったのだけれど、 2回目になると皆さんお酒も進んできたのもあるし、僕らもなれてきたのもあるし(お酒がはいったというのもあるかも(笑))、 知ってる曲になると前で踊ってくれる人たちもでてきて、僕らも上機嫌。 演奏もいい感じになってきた。いつものUSHのライブほどにはなかなかならないけれど、 最初でこれならまぁいいんじゃないかな?

ほんと僕たちと入れ違いでステージを勤める三線の古謝(こじゃ)さんや宮古の人たちに助けられたわー。 ありがとうございます。

終わってからその場で宴会。 沖縄名物(?)お通りの洗礼を受け、いつしか緊張もほぐれてみんないい気分で呑めた。 普段全然呑まない僕とかMコちゃんも呑んで上機嫌。 あー明日からも頑張ろう!

宿にもどってからちょっとトランプ(笑)。今日は酔ってたけれど勝った(^o^)/


2003/12/12
E.D.F.@桃谷M'sHall
今年最後のE.D.F.。今年もよくやったなぁと一人で感心。 ほんとは今年中に2枚目のアルバム・・・っとかいう話も進めたかったけれど、 まぁそれはタイミングのものだから仕方ないかー。 まだ師走も半ばだというのにえらく混んでいてちょっと遅れてしまう。

年末だからといって特別なことはないが、 なんとなーくクリスマスの曲がどっかにでてきたり、 なんだかんだと面白い演奏が繰り広げられる。 酔ったお客さんもおもろいし、 今日はすごく久しぶりに隊員Uさんがやってきて最後のRugtimeでは飛び入りしてくれたり、 マスターがSax吹いたり(初めて見たけどこれがまた達者!)、 みんなのオモチャT社長がパーカッションしたりして、 それはそれは楽しいライブだった。

あー、今年一年も楽しかった。来年もE.D.F.をよろしく。


2003/12/11
昼過ぎからK−スケの新しいバンドの練習。 前回は初顔合わせだったので、まぁぼちぼちって感じだったけれど、 今日音をだしてみるとかなりいい感じになってきた。慣れっておおきいよなぁ。 それとK−スケの曲のアイデアが面白くて、これも功を奏したって感じかなぁ。 いずれにせよライブが楽しみ。

終わってすっとんで神戸にもどりちょっとした仕事。 パーティーの仕事は割とお気楽だけれど疲れる面もあり。 最後に挨拶したえらい人って、やっぱりえらい立場になれるような器やなーって感じさせる人やった。 しゃべりが上手い。ちょっと面白い面もありつつちゃんと自分の言いたいことが言える。 こういうのって持って生まれた素質なんかなーっと思ってしまう。 とっても嫌味のない人だった。すごいなぁ。

朝からあんまり食べてなかったのでふらふら。 飯屋でご飯を食べるが胃がびっくりしてた。



表紙へ戻る




Copyright (C) 1996-2003, T.T All Right Reserved