〜 過去の日記 〜

Feb 1 - 10



2003/2/10
予定が空いたので、調子はも一つだけどちょっと出かける。 行き先はいつもお世話になりまくってる某K藤楽器。 先日ちょいとフルートの話題がでたのと、 E.D.F.のときあまりにもお粗末だったので、なんとかせんとなーと。

僕は趣味笛吹きなので、そんなこと考えたことはなかったのだけれど、 よく考えてみるとフルートという楽器、実はある意味かなり不便。 Saxとかだと吹き手の趣味に合わせて、 マウスピースに始まり、リード、リガチャーとかとか音色や吹く感触をいろいろ代えられるわけだが、 フルートってそんなんない。 頭部管を変えてしまうしかない・・・のかも。

で、僕の古い村松だとやっぱりボーっとした音しかしない(でもめちゃ好きな音色)し、 立ち上がりは遅いわ、ヘビーだわってので、今やってることには(とくにUSH)あんまり合わない。 というので、三松(と言うらしい、三響+村松)を試してみようかなと。

正直驚いた。こんな変わるんかーって。音色はほとんど三響。 いろんな頭部管をためしてみるとその違いがよーくわかる。音色からコントロールの具合からなんやらかんやら。 へーーーー、ちょっと考えたら当たり前だけど、 やってみて初めて実感、こんなにちゃうのかーー、へーー(って笛吹きには当たり前のことでしょうが)。 こんなに驚いたのってずいぶん昔にSaxのリガチャー初めて変えたときのよう。

あと、自分の頭部管のなかの反射板を変えてみたりしてもやっぱ違う。 ずいぶん吹きやすいし、ちょこっと三響の音になってる。へー、やっぱ微妙な楽器! ちょいと他の人の頭部管(5kかな)も試してみる。へーっ、また驚き。 金属違ったらさらにもっと違うのね。金の楽器使いたがるのが分かる。 嫌味じゃなく暖かく明るい音がするのかー、へー。銀の明るい音は妙にはきはきと明るい(ある意味ヒステリック)からねぇ。 うーん、なんて金のかかる楽器なんやろ(音色を金で買う、とはよく言ったもの)。

個人的にはもう吹きやすいって点でNRS1+お椀型の反射板(5k)かな。 でも先立ちもしないので、まぁ当分お預け。でもとてもいい経験できた。 フルート吹くのがだいぶ楽しくなった♪

ソプラノの悩みもちょいと解決したし、あぁ、今日はあったかいし、なんていい日だ♪


2003/2/9
ちょっとしんどいなぁ〜って思ってたけれど、 やっぱりしんどくなって(なんやそれ?)ついに一日ゴロゴロと。 あたまがちょっと痛い、微熱微熱。

いやーいい天気なのに一日布団の上(上げなかったのは何時ぶりか?)。 久しぶりにテレビずーーーっと見てましたわ。 映画3本くらい見た。 思い出してみてもこうやって一日ずーっとへたばってたのはかなり久々。 やっぱり体力をもっとつけないといけないのかねぇ。ほんま、あきまへんわー。


2003/2/8
夕方から楽器屋へ、USHのライブでつかう機材の購入。 ま、いま立ち上げだから仕方ないけど、うーん、いくら金あっても足りないかな、と。 しかし週末の道路は混んでいる。 ウィークエンドドライバーが多いからかも。 急ぎたいのにのろのろとしか進まないものだから、ちょっとイライラ。 車の運転をするとちょっといらちになる私。 最近すごいなんでもかんでもいらち気味なので、よく注意されるんだけど(F原に)。

UNITED SOUL HORNZのリハ。 2回目だけど大分馴染んできた感じ。やっぱり優秀なミュージシャンが集まってるんだから、 肝心なのは慣れとか信頼とかなのかもね。 まだ練習すらしてない曲もよーけあるので、みっちりリハを。

自分たちで先日考えたライブの内容になるように曲をあーだこーだいじくるのは非常に楽しい。 やっぱり自分たちのバンドやからねえ。 しんどい練習もちっとも苦にならない。 下手をすると休憩もせずに何時間もやってしまいそうな勢い。 メドレーの曲を何度も何度も。結構息きれる(苦笑)。 1ステージ分の曲をどどってやっただけでへとへと。これで本番大丈夫かねぇ>自分。 ステージは長いだろうし、 踊るだろうし、 もっと吹きちぎってしまうだろーし。 体力体力と。

しかし体の調子いまいち。


辻仁成「オープンハウス」(集英社文庫)読了
ちょっと情けない男が主人公。ついつい自分に重ねてしまう。 きっと自分と同い年くらいで、無職で、なんかぼーって過ごしていて・・・と、 なんだかえらい似てるような。でもわかるのよな、この感じ。 も一回じっくり読んでみよう。


2003/2/7
E.D.F.@M'sHall

今日はベースにF呂さんを迎えての新年2回目(旧暦正月)のライブ。 2月はまぁだいたいそうだけれど、ちょっとお客さんも少なめの感じ。 でも久しぶりに会えた人、初めて来てくれた方などなど、 常連さんが多いのも楽しいけれど、こういう日も楽しいもの。

最初はべーカー兄さんが様子見でそろそろーとしか叩かなかったので、 なんだか静かーな感じだったけど(笑)、 慣れてくるとどんどん普段どおりに。 こうやってちゃんと周りを聴いて叩けるって、 簡単そうだけど意外とちゃんとやるドラマーって少ない。 兄さんは譜面とかそんなんじゃなくて、音楽を聞いてやる人なのだ。

今日は新曲というか久しぶりネタもあって、 バリエーションいろいろあって楽しい。しかし難しい・・・・・。 ひっさし振りにフルートなんか吹いてあたふた・・・しかしあかんわ(苦笑)。

終わっていつもどおり七福で楽しくおいしく打ち上げ。 いつもありがとう>オモニ


2003/2/6
夕方USHでもお世話になった&これからもお世話になるエンジニアT中氏のとこへちょいと相談事しに。 いろいろまた仕事を頼まないといけないしね。

龍旋風@JK茨木
久しぶりになるここJK茨木。前にきたのっていつやったかなぁ。 サウンドチェックをして本番を待つ。 最初はほとんどお客さんがいなかったのだが、 時間が遅くなるに従ってどんどん増えてくる、不思議なお店。 まるで松山みたい(あっこもそんなとこだわー)。

本番はいつものよーに。 ステージが横長なのでちょっと遠くてやりづらい。 あと昨日の疲れがまだまだ残ってて、2ステージ目の途中ぐらいで気合が抜けてしまった。 あかんあかん。でもなんとか最後までやりとおす。 今日はちょいと調子出なかったなあ。

終わってあわてて車を取りに行く。 昨日M井さんに頼んだFM COCOLO、ドキドキしながら聴く。 12時に始まってなんやかんやーとMCがあったあと、 ライブの宣伝とともにUSHの紹介もあって、 んで曲をかけてくれました!なんだか変な感じー。 自分たちの曲がラジオから流れてくるのって。 しかも長い曲を。ほんまにおーきにです>M井さん。


2003/2/5
朝早起きして京都RAGへ。 なんだかわからないけどちょいとした仕事だそう。 朝にこのメンバーにあうというのは変な感じ。みんなはっきり言って顔は寝てますな(笑)。 さっさと準備してサウンドチェック&リハ。意外とスムーズに済む。

お客さんは高校生たち、どうも課外授業のよう。 初めてのサルサのライブをみてぽかんとしたり、どー反応していいかわからない彼らをよそにライブは進む。 でもなんとなく面白がってくれているみたい。 ダンスレッスンのコーナーになると結構積極的に参加してくれたりもするんで、 自ずとバンドも盛り上がりますがなー(笑)。なんのかんのでしんどかったけど、楽しいひととき。

終わってちょいと別の用事をしたあと、あるスタジオへ。 来週にサブロスのホーン隊でお手伝いするライブのリハへ。 朝からずっと楽器ばっかりなのでさすがにしんどくなってきたが、そんなこと言うてられまへん。 ファンクなのでやっていると楽しい。でもなんか体がしんどーい。 曲が面白い(特に歌詞ね)のでやりながら笑いそうになってしまう。

あ、そうそう、このボーカルのM井氏はFM COCOROのDJもされてて、 明日の夜中24時からの番組でUNITED SOUL HORNZのCDを掛けてもらえるかも♪いい感じ。 ヒマなラジオの前のあなた、エアチェックしてね!

で、リハもなんとかこなして(もう眠い眠い)、またちょっと用事をこなして大阪へ。 お次はUNITED SOUL HORNZのミーティング。 至急決めないといけないことが山積みで・・・・。まずは曲のこと、 ライブの内容のこと、今後のスケジュール云々かんぬん。。。。。

ライブの内容を考えながら、いろいろあれこれ想像して盛り上がること盛り上がること(笑)。 やっぱこの3人は仲がいいというよりバランスいいのかもね、この組み合わせ。 まだ何もやってないライブがかなりオモシロくなりそうで、もう3人ともうきうき。 あー、はやくリハどどっとやってライブ本番迎えたいぞ!

というわけで今日は一日に用事を詰め込みすぎました。へとへと。うー、ぐてっと。


2003/2/4
昼からでかけてなんだかんだ。 頼んでいたUSHのフライヤーが出来たというのでとりに行く。 4000枚頼んでいたのだけど、かさはそんなに多くないけれど・・・・・めちゃ重い!重い!重いがなっ! あまりにも重いので歩くのを諦めてしまいそうになるくらい。あーしんど! それでもなんとかかんとか、店にちょっと置いてもらったり、 Mコちゃんの分を置いたりなんかしてちょっとずつ減らす。それでも重いけど、 やっとこさ担げるくらいことになったけど。

重い荷物を抱えながら、SDSのリハーサルへ。F原に駅まで迎えに来てもらう。 明日は朝からの仕事なので、そのための練習。 それとカバー曲のメドレーの試し。なんかいい感じになりそう。 明日は早いので(9時に京都)とっとと帰る。

でも明日の夜のUSHのミーティングのためとかとかの準備で寝るのはえらい遅くなってしまった。

村上春樹「蛍・納屋を焼く・その他短編」(新潮文庫)読了
なんか”蛍”は読んだことある、でも最後まで読んでないし、この本のほかの短編は読んでない。 一体いつどこで読んだんやろ、もしかして家にあったりして・・・。 なんか全体に晴れきらない微妙な心持ちになるような感じ。 しんどくはないが、なんかやるせない。もう何回か読み直したいな。


2003/2/3
徳島から帰り道、バスに揺られてゆったり、気温が低いのと四国という土地もあってか、 空がとても高く青く澄んでいる。 鳴門に差し掛かるとさーっと広がる海の景色が見え、 空と重なって眼前の景色は真っ青。 透き通るような空の青に対して深く何かを抱かえるかのような海の深い藍。 こうも大きな自然の発色の前には少々の不自然な人工物も飲み込まれてしまい、 もともと全てが一体となって存在していたかのような錯覚まで起こしてしまう。 何を意図するわけでもなく、ずーっとその青い景色を眺めていた。

しばらくして本から目を上げるともう神戸手前。 明石海峡大橋から見る空は白く透き通ってない、 海もなんだか濁った絵の具で描いたような青。 少しの距離しかないのにこの差は何なんだ?とちょっと嘆きながら景色を眺める。 いつも思うけれど、明石海峡大橋の向こう側って建物で埋め尽くされてる。 こんなに人がいるのか、とただただ感心してしまう。

で、家に戻ってしばらくしてからM口さんにあう。 ちょいとした大事な用事だったのだが、 ライブをどうしようかという話から始まって、 音楽がどーのこーの、僕らはどーのこーのと話し出すとキリがない。 おんなじようなことを感じているみたい。

そう、ほんと僕らは余裕がない。 逆に余裕になってしまっていけない、のかも。 そんな微妙な年代か。


2003/2/2
徳島JazzStreetにお邪魔しに。 徳島ではいっつもお世話なりっぱなしのKENZOトリオに混ぜてもらう。 徳島市はもしかするとJazz関係店舗の対人口比率が一番多いんじゃないかな? 今年も10個所くらいでのイベントとなる。 しかも今回で30回目らしい(一年に2回やってるから15年くらいってことらしい)、すごいねぇ。

バスに揺られて今年初の四国入り、これがうどんだったらなーとか考えながら、 でも徳島で演奏するのは楽しいので、うきうきしながら(でも実際は寝てたが(笑))徳島入り。 駅までKENZO氏に迎えに来てもらう。

早速会場の一つであるJazzCabin88にいってリハ。今回も曲難しいったらありゃしない。 でもやっつけないといけないので必至に譜面を追うが、やっぱり難しいなぁ。大丈夫かなぁ、 と不安になりつつも、仕方ないので頑張ることにしよう(って何の解決にもなってない)。

まずはCabinにて1回目のステージ。 カルテットでやったりボーカルを迎えたりしながら楽しいステージ。 ちょっと音がデッドなのでやりにくいんだけど、KENZOトリオが乗りやすいので楽しい。

ちょっと休憩をはさんで久々にいく店”窟わ”にて2回目のステージ。 前のバンドの演奏中だったがもうすごいお客さんの数で入る余地もないぐらい。 僕らの前に一旦お客さんが引いて寂しくなった・・・と思ったけどまた沢山来てくれた、うれしい。 さて頑張って演奏するかなーと。

演奏はさっきのより大分リラックスしてできたように思う。 曲もなんか僕的に好きな曲が多かったし、何よりも楽しんで出来たし。 でもまぁまだまだやなあと実感か。たまには自分の範疇外のとこでもできないとねーと思う。

終わって全体の打ち上げ。 なんと今回は30回目ってのもあるのだけれど、企画人でもあるカルネ屋のマスター (というのが僕の主な認識なのだが)、ドラマーでもある太田さんの70歳&ドラム50年(!)記念。 しかしすごいっす。70歳とは思えないドラミング! 自己のグループでもそうだけれど、飛び入りで参加したデキシーバンドのときが凄くて、 もうばっちし!こりゃすごいよほんま。いやいいもの見せてもらいました。 いつまでも元気でやってくださいね>太田さん

ってな感じでいろんな久しぶりの人に会ったり、酔っ払ってセッションしたり(しんどかった・・苦笑)、 めちゃ楽しかった。しかし次の日仕事やゆーのに徳島の人たちは夜中まで元気やわー、不思議。 やっぱ日本のリオ、阿波踊りの国だけあるねぇ、と妙に感心。


群ようこ「トラちゃん」(集英社文庫)読了
彼女の家で飼ったいろんなペットの話。表題のネコさんの話もかわいいけど、 インコのピーコちゃんの話がめちゃめちゃ面白い。 ナチュラルに動物と家族が同じレベルで生活してるこのお家って素敵。 母親がかなりいいキャラしてると思う(笑)


2003/2/1
かなり久しぶりになる国分Circleでの演奏。 先輩諸氏に囲まれてやるので、とても緊張する。

2回目になるけれど前回はほんと緊張して何がなんやらよく分からなかったので、 とにかく落着いて演奏するようにしようと。 この年になっても未だ緊張すること(でも最近以前とは違う意味でよく緊張する)が多いなんて情けないのかも? でもまぁ、とにかく好きにやれとのことなんで、好きにやらせてもらう(笑)

とても寒い夜だったけど、多分近隣の人たちなんだろうけど、 沢山来てもらえてうれしかった。リクエストもらえたのもうれしい。 なんかねー、たまにリクエストとかもらってそれが知ってる曲やって、 やって喜んでもらえると単純にうれしいんですわ、はぁ。

帰り、やたらと道路工事が多い(やっぱり期末に向けてそうなるのかねぇ?予算消化?)のに辟易しながら、 大阪向けてはしっていたが、どーも腹が減ったので、そうや!と今里の七福に向かった。 もうちょいで七福ってところ、今里通りを走っていると、なにやら隣に怪しげなタクシーが。 お客さんがひとり窓から顔出してる。ひょっとして・・・と思ったら、、、、 やっぱり「げぇぇー」って、わお!(怒)。 止まってたタクシーの横には巨大な中華粥の池が。 しかも走り出してからも転々と川はつづき、 つつーっとタクシーが路肩によって客が見えたときに、もろにゲゲーを見てしまう。 おえー、他人のんまともに見るのんってめちゃ気持ち悪い、おえーーー。嫌なもの見てしまった。 おえー、今こうやって書いてても気持ち悪い。おえ。

なんとか七福にたどり着いたらもう電気消えてるー!えぇー!! でも中は明かりついてたので顔をだすと、まだいいよーと、ありがとうオモニ。 風邪をここで一網打尽すべく、 山盛りごはんとテールスープ、んでキムチにごまの葉。 腹いっぱいになるまで食ってしまいました、あー美味かった♪

しかしそのご飯を食べながら飛び込んできたニュースは、 コロンビアの事故。昔チャレンジャーの事故があったときのことを思い出す。 ほんの小さなことで事故は起こる。 しかしもうちょっとでってところでこんな事故なんて、、、悲惨すぎる。

いろんな死に方あるだろうけど、あぁもうすぐ死ぬんだなーと分かりながら死ぬってやだな。 きっと僕は最後までみっともなくじたばたするだろうけど。



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