〜 過去の日記 〜

Jun 21 - 30



2001/6/30
オフ。何もする気がしない。へとへとになっちった。

近所にある古本屋が気に入った。 なんだか本に囲まれるってのは落ち着く気分がする。 あと、あの雑然としてるのだけれど、 じつは片付いている、っていうような状態が好きなのかも。 だからいつまでも片付かないのか > 僕の部屋(違うか?)


今日のBGM
Joe Lovano「Universal Language」
Joe Lovano「Trio Fascination」
Joe Lovano「52nd Street Themes」
Joe Lovano and Gonzalo Rubalcaba「Flying Colors」


2001/6/29
先輩の送別会。といいつつ大阪を離れるのはまだまだ先なんだそうな。 でもなにかにかこつけて集まってしまいたいのが、僕らのおかしなところ。

いいかげん、はじめてであってから15年以上経とうとしてるのに、 こうやってまだまだ繋がっているところ、 しかも同じ世代だけではなくて、いまの現役にいたるまで、 つながっていってるって、すごい不思議。 ま、ある一部の人間の努力(というか単に好みか?)の賜物なんだけどな。

でも昔話して楽しめるってなんだかいいわぁ(っておっさんになったってことか?!)


2001/6/28
ある本を読んでいてでてきたこと。 ”利き腕にしばられるのはおかしい”ということ。 確かに世の中にはきき腕という考え方があって、 僕は右利き。 大概の人が右利き、でも左利きの人もいる。 で、なぜか左利きの人は矯正されて右利きにされる人もいる。

この片方にしばられるのっておかしくないの?というのがその文章だった。

確かに小さな子供はあまり傾向がないらしい。利き腕はあるけれど、 それにそんなに縛られずに両手をバランス良くつかっているそうな。

確かにちょっと考えて見ると、僕も良く利き腕をつかっていて、 逆の腕はよくサボっている。 こうやってキーボード叩いたり、楽器を演奏する場合というのは両腕使ってるけど、 普段の生活では利き腕を圧倒的に沢山つかっている。

両腕をうまく使いこなすということは、両脳も働かせるということらしく、 偏らないためにも両腕つかうのがいいんだとか、うーん、ふーむなるほどのような・・・。 確かに右腕でできることなら左腕でもできるはずだもんな。 というわけで一回訓練してみようと考えているのだけど、、、どんなもんかな?無駄かな?

体、ココロ、使えるものはちゃんと使わないと損な気がする。


夜トゥカテ。 うっとおしい天気で気分もずっと晴れていなかったのだけど、 なんだか演奏しているうちにすーーっと楽になった。

体と精神と楽器の微妙なコンディションの上に成り立ってるな、僕って。

この木曜夜のトゥカテにいくと、いつも壁にうつっているプロジェクタの映像が気になる。 今日は「シンプソンズ」と「X-FILE」だった。 音声無いけど、シンプソンズ笑えるなぁ。(演奏中に不真面目なヤツ!)


2001/6/27
昼、DUNK!の用事でさる場所へ。
実は軽音の先輩(むっちゃ上)が面白い音楽ビジネスを数年前からやっていて、 それの発展系を試そうとしているところなんだそうで、 そのネタというか試しにDUNK!でやってみないか、というお誘い。

話はなるほど〜と思うもの。 うまく回転してくれると、ミュージシャンサイドとしてはうれしいし、 運営側もうまく利潤を出せる模様。 ビジネスモデルとしてはなかなかいいものじゃないかなと思う。ヤラレタ。

終わってS水隊長と合流し、徳島へ。 数年来お世話になっていた徳島市のJazzCABIN88が今日で閉店なのだ。 先週セッションが盛大に催されたのだけれど、 ちょうど僕達は横浜へいかないといけなかったので、断念したのだった。

ひさびさに淡路島の西岸をゆったりと走る。 かなり潮臭いけれど、きもちいいサンセットロード。 ちょうど鳴門を渡るときに日没。えーじゃないですかぁ(笑)

僕達がついたときにはまだぜんぜんお客さんもいなかったけど、 時間が遅くなるにつれてどんどん集まりだし、 お決まりのセッション。なんじゃかんじゃ騒いで酒飲んで、楽しい時間が流れるのは幸せ。 隊長はクラに始まり、テナー、アルト、ピアノと、 その才能をいかんなく発揮していた、さすがやなぁ。ほんま。

CABIN88のみなさん、ありがとうございました&ご苦労様でした。

幸い再開のめどはたっているそうなのだけれど、 あのログハウス風の内装はもう復元できないんだよなぁ。もったいないなぁ。


2001/6/26
中国PJのミーティング。

大分紛糾していていろいろ問題もでていたのだけれど、 ようやく皆納得の上での解決に向かっていく。 小人数の集まりだけれど、 細かなことまで議論すると、やっぱりいろいろ問題は潜んでいるのね。 というか、いままでそれが表面化していなかっただけか? (というか、誰も口に出さなかっただけなのかも、これ一番危険ね)

とにもかくにも、再スタートが切れそうなので、メデタシメデタシ。

と、思っていたら、意外な意見がでて、また困ってしまう。 まぁ、よく、というか、普通に考えて見ると、 普通な状態になっていっているだけなんだけどな。 ごくごく当たり前の状態というかねぇ(読んでる人、全くなんやらわからんこと書いてすんません)。

ま、すべては自己責任ということになるだけか。 あとは僕達の努力次第というところやな。ふぅ。


2001/6/25
悪友Nの誘いで京都Metroのイベントへ。 彼がやっているボサノバUNIT「La Bossa」のお手伝い。

というか、なんかかんかで彼のボサノバにはしばしば付き合っているのだけれど、 少しずつだけれど、どんどん良くなっているように聞こえる。すごいな。 また、ボーカルTやんもとてもいいし。 ”上手い、下手だ”とかそんな次元以外のところのよさ。 何よりもほんまもんの発音がいい、ポルトガル語も英語もフランス語も(書いてみたらすごいな、実は!)。

夜中のステージは体力的にこたえるんだけど、 そんなこともぜんぜん感じさせないくらいやってて、 同じステージに立ってて(実際は座ってたけどー(笑))気持ち良かった。

予定にはなかったけれど、 楽屋でほかの出演者とえらい盛りあがってしまって(楽屋内でセッションするなよーって感じだけど)、 おまけのセッションをやることに。 異種格闘技ってわけでもないけど、 みんながいつもとは違うジャンルにのっかってやるのも、なかなか面白いな。 みんな思ったようにしかやらないし。そこがいい。

Nが言ってた「ボサノバという音楽の意味」「演奏することの意味」。 ふっと誰かの家に食事がてらあつまって、楽器ももちよって、 ちょっとやってみよかー、という、そういう軽いノリでできる音楽。 その辺にこの音楽の気持ち良さ、そして意味があるのかもしれない。

気張って、気負ってやるもんじゃぁないよねぇ。


今日のBGM
Prince「Funky Weapon Remix」
Prince「Race un2 the joy fantastic」
Joe Lovano「Tones Shapes and Colors」
ウルフルズ「Ulfuls Best!」


2001/6/24
朝帰りを続けるのはつらい。 歳をくったせいだと思うんだけど、同じペースの生活をしていないとすごく調子が狂う。 まぁ、そういう生活が長かったからかもしれないけどねぇ。 何にせよ、しんどいのである。 (いつも「しんどいしんどい言うなー」って周りに言われてるし(苦笑))

逸Pちゃんところで、仮称Digital-UnitedSoulHornsのネタ検討会。 去年、ちろっと組んでやっていたのだけれど、 諸事情で頓挫していたのだが、 逸Pちゃんいわく「ねらいどころはいいと思う」っていう代物なので、 またぜひやりたかったのだ。

集まった3人のネタを披露しつつ検討。 F原のネタでいいのがあったので、その場でMIDIから起こして形に。 結構時間はかかったけれど、一人でやっているより皆の意見を出しながらやると、 実は無駄が少ないし、自然といいところにまとまるので、なかなか。 かなりいい感じの曲がひとつできた!

このUNITのお目見えはたぶん8月頃になるかなぁ。

蛍ガ池の焼肉屋T、すんばらしく美味い。ミノがとろけそーだった。美味!


2001/6/23
昼、中国PJのミーティング。
このプロジェクトも今回から意味合いが大分変わってくるので、 各自の思いとか、役割分担とか、そもそものかかわりとか、 そういう基本的な部分の再確認を進めている。 が、なかなかうまくまとまらない。 時間だけが過ぎて行くので、なかなかやきもきする。

言ってもあと2ヶ月でアルバム制作して、 リハーサルとかをみっちり積んでの9月のプロモーションなので、 実は時間もぎりぎりのとこら辺まできてるんだけどな。

夜、EDFのライブ。
あいかわらずの雨(苦笑)なのに、すごい沢山のお客さんに集まってもらって、 バンドもいやがおうにも盛りあがる。

RECした影響もあるのか、何かわからないけれど、 とにかくえらい勢いのあるライブだった。 というか、EDFってすごくお客さんの気持ちを反映するんじゃないかなと、 思うんだけど。 期待度、暖かさが感じられると、すごく反応のいいバンドなのだ。

2日間すーーっとEDFばっかり聴いてきて、 「あー、もうしんどいなぁ」と思っていた僕と隊長だけど、 そんなんどこの話?って感じで大い楽しんだ。

さらに夜中、Sabrosuraのライブ。
ほんとはEDF終わり時点で「おつかれー」って打ち上げに行きたいのだけど、 何がどーなったのかのダブルヘッダー。

いつもはお客さんの多いBTFなんだけど、 今日は少なめ。でもイバンさんのお弟子さんたちも沢山来ていたようで、 ライブではみんなわーっと踊ってくれてうれしい。 やっぱそうじゃないと楽しくないもんなぁ。

最近ネタの多いサブロスラ。 今回もF、M、Aの3人による笑えるダンスパフォーマンスが炸裂。 M松さんもええ味出してくれるしなぁ。 来月の怒涛のツアーにすごい勢いづけになった一夜だった。


2001/6/22
横浜2日目。

残る5曲TD、それとマスタリングをしなければ帰れない。 よくわからないホテルだったけど、 よく寝れた僕と隊長は、駅前で朝飯を食べて、またサウンドファクトリーへ。 すでにI狩さんが首を長くして待ってくれていた(笑)。

早速昨日のモード(気分?)で突入。 昨日の作業で定位や音質が大体は決まっているので、作業ははやい。 静かな曲ひとつと、8ビート系のやかましい(・・・って程ではないか)曲をとっとと仕上げて、 次は歌入りの曲。 これは定位を変えたり、バランスを取ったりいろいろする必要があったので、 結構時間がかかった。 でも何度聴いてもこの歌いいなぁ。

最後にちょっと一曲だけ音をいじる。 といっても大したことしないんだけど、 一曲くらい「ん?」という感じがだせる曲があってもいいかなと思って。 思い浮かんだような音にするのに結構時間がかかったが、 I氏の努力によってその音になったので、ちょいとうれしいなと。 でも、あとで「あれはあかんで」と言われるのもコワイんだけど・・・。

ここで一旦休憩。といってももう夕方の4時。

その後、曲順決めて、曲間を決めて(これ結構面倒なのね)、 マスタリングしたらもう帰る時間。 できあがりの音はその場ではもらえなかったけど、 きちんとつくってもらって郵送してもらうことに、頼んますで、大将!

ようやく完了! こうやって書くと何でもないけど、 途中でよく聴いてみるとREC時には気づかなかったノイズがのっていたり、 バランスを途中で調整してやらんといけなくなったりなどなど、 問題は沢山あった。 でもそれをいろんな手法で調整していったり、妥協したり(あんまりしてないけど(苦笑))、 なんかすごく勉強させてもらった。

しっかしこの楽曲達を聞いていて感じること。 手前味噌だけど、とてもいい、ほんといい音がとれたと思う。 で、良すぎるだけに(笑)、すごい眠くなるのだ。 たぶん気持ち良くてα波がでるんだと思うんだけど、 このα波も出すぎると結構疲れるのね(ほんまか?)

結局CD一杯一杯の73分ぐらいの大作が出来あがった!! ほんとお疲れ様でした。 > I狩さん。ありがとうございます。

これが皆さんにお届けできるのは8月中頃になると思います。 乞うご期待!

ほんとにどどーっと疲れて帰路へ。 昨日はがまんしたビールを買って新幹線へ・・・・と思ったら案の定自由席は満席。 名古屋まで立ちはつらかった・・・。


2001/6/21
今日から2日間に渡って、先日RECしたEDFの音のトラックダウン(TD)とマスタリングをしに横浜へ。 そう、RECでエンジニアしてくれたI狩さんの仕事場でやるため。

大事な日なのに、遅刻する僕、隊長ゴメン。 9時代の新幹線にのって横浜へ。途中「寝よう」といっていたのに、 なんでか寝ずにいらんことばっかりしゃべりあう2人。 隊長とはなんじゃかんじゃよく2人で遠出するんだけど、 ずーーとしゃべりつづけられる、なんでや? (一回山口まで地道でいったときも15時間ぐらいしゃべり続けてた、変?)

新横浜でI狩さんと合流。 「いや〜地元の僕もいってないから行きたい」という彼に連れられてラーメン博物館へ(なんてベタな(苦笑))。

「なんでラーメン食うのに300円払わなあかんねん!」といいつつ、 中の昭和30年代風の町並みを思いっきり楽しむ3人のおっさん。 3軒はしごした中で3人が3人とも旭川らーめんの「○○」(名前忘れた)にすごく惹かれる。 うまいのかどーかと聞かれると、?なのだけど、 食って見たらわかる、いままで食べたことない種類の味。

ラードとアジの干物からとったというスープがむちゃくちゃクセがあって、 魚臭いのがキライな人には絶対ダメそうなのだけど、 一度それをかいくぐる(というか、擦りニンニクを入れるとマイルドになる)と、 どーもハマッてしまうようなのだ。うーん、もう一度食って確認したい。 これって松山のハルのヤキソバのような感じかなぁ(知ってる人しかわからんか)。

あー美味かった!・・・・で終わると横浜にラーメン食いにきただけになるから、続きを。

移動してI狩さんの仕事場サウンドファクトリーで早速音作りを。 一番やりやすそうな曲を選んで、音の感じ、定位などなどを決めるのにかなりの時間を要する。 やっぱり”モロJAZZ”って感じよりは、 ”透明感のある聴きやすい音”にしたかったので。 他のアーティストのCDとかと聞き比べながら、自分たちの目指す音を模索した。

一旦決まると、同系統の曲は同じバランスでだいたいOKなので、 とんとんと4曲進む。

今日は無茶はしないでおこうと思ったけれど、 心配性なので、もう一曲だけ、バラード系の曲を。 すこしバランスや音質を調整するヶ所もあったので時間を要したが、満足行くものを。

今日はここで終わり。飯を食いにいって(蕎麦がうまい)、 近所のライブハウス「ドルフィー」を覗きに行くが、ライブ中だったのでやんぴ。 ホテルに戻って(安いんだけど、怪しいホテル)、ほどなく熟睡。



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