2001/5/10
中国PJのミーティング。
もう急を要してきたこのプロジェクトだけど、
まずはロケハンの結果をもとに、それの吟味。
”都会的””近未来的”というキーワードをもとにだいたいの撮影場所を決める。
あとは絵コンテを待つのみ。
次に衣裳。急遽頼んだ作業だったけど、さすがというかRちゃんがコラージュを作ってきてくれたので、
それをもとに個々のメンバーのイメージを築きあげる。
なるほどと思う面あり、えーっと思う面あり。でも自分たちで思うより、
客観的に与えられるイメージの方がいいと思うので、承諾。明日早速衣裳探しを。
その後曲(ライブ)についての細かな検討。
Y倉さんの叩き台をもとに実際のライブの姿を想像しながら・・・だったのだけど、
並べてみるとやっぱり曲不足。それをなんとか補うようにとの配曲を考えてくれていた。
見てみて想像するほどに、なるほど。
最初に考えていたものからは随分違った曲順になったけど、
こうしかないように思えてくるから不思議。
さっさと済ませるところを結局延々と曲についてあれやこれや言って、
ミーティングが長引く。眠いがな〜。
今日のBGM
矢野顕子「Go Girl」
2001/5/9
オフ。なんだかまだ疲れが抜けないぞ。
今日のBGM
Joe Lovano「Celebrating Sinatra」
Uoo Moo「Scarabee」
2001/5/8
SabrosuraのP氏の依頼でRECに。
P氏とは大分前から活動しているというボーカルの見原さんのCD作り。
曲調はボサノバ。サンプルにもらった音源は僕の好きな、とてもいい、かわいい感じの音。
といいつつもちゃんとボサノバなのがいい。歌もうまーくのっかってるし。
最初の依頼ではフルートで、ということだったのだけど、
セクション(譜面とかね)だったら、まぁごまかしごまかし(冷や汗)やれるんちゃうかなーと思っていたのだけど、
いやいや、やってみたら、出来ないもんですねぇ。
大分楽器にはなれてきたとはいえ、まだまだ自分のものにはなっていないフルートをRECでというのは、ドキドキもの。
参加した3曲中2曲はメロディーを吹いたり、決められたセクションなんかだったので、
RECというより練習しながら、なんとかまぁ、これなら、許せるのかな?(自分の判断だけにコワイが)というとこらへんに。
でも丸裸にされるとキビシーのだけれど(苦笑)。
まぁそれはMIXに期待するとしよう(苦苦笑)。
残る一曲は「自由に」という注文だったので、事前にいろいろ考えてみたりしていたのだけれど、
いかんせん、まだ「自由に」は吹きこなせないフルートだけに、どーなるのかなーと。
でも楽観的な僕は、なんとかなるかー、とトライしてみるんだけれど・・・・・・・なんともならん〜。
フラット6つもついてるしなぁ(って、そんないい訳はだめよ〜)。
でもP氏作曲のこの曲はとってもよくわかる(気持ちが)曲で、ボサノバだけれど、ポップ(?)でもあり、
とても気に入っている曲なだけに、僕の中にある”あんな感じ!”というのをちゃんと出したい。
なので、一応保険にもってきた(笑)ソプラノサックスでやってみることに。
同じ高い音程がでる楽器といえども、フルートとサックスじゃ、音質が大分違うので大丈夫かどうか気になっていたけど、
見原さんにもOKをもらったので、じゃ、こっちでやらせてねと。
が、難航。曲がいいだけに、下手なもの入れられないし、イントロや間奏もいいバランス、音使い、
ニュアンスが要求される(と思う)ので、なかなか一発では決まらず、時間が経っていく。
結局あかん方向にハマッてしまったので、休憩。1時間ほど気楽に雑談とかとか。
RECはエンジニア氏の自宅でやっているので僕の不得意なスタジオのあの雰囲気じゃなくて、
居間にいるような感覚なんでとてもリラックス。何しに来てたのか忘れるほど(あかんやん)。
こうやって時間をあけると切り換えが利くので、新たな気分でリトライ。
大分ましな感じになってきたので、大枠を録って、ちょっとずつ修正。
満足行くものができるまでにはまた相当の時間を要したのだけれど、最終的にはみんなからもOKもらえたし、
自分でもいいなと思えるものになったので、一安心。いやはやこれも皆さんの根気と励ましのおかげです。
この見原洋子さんのCDはきっと7月頃に発売される(んじゃないかな?)と思うので、
皆さんぜひとも買ってね。きっと気に入ってもらえると思う。僕もすごく気に入った。
RECした以外の曲も早く聴いてみたいな。
今日のBGM
Take6「Brothers」
Lenny Kravitz「Let Love Rule」
Tower Of Power「What Is Hip?」
Lisa Ono「Colecao」
Godiego「Best Songs」
2001/5/7
オフ。
GW前からの疲れがどーーっとでて、起きられない。
家事・炊事・ねこさんの相手をしたりしてゆっくり過ごす。
しっかしなんやねんこの暑さは、ほんま5月か?
今日のBGM
「気分で聴くクラシック/矢野顕子セレクション」
ZERO LANDMINE「NO MORE LANDMINE」
2001/5/6
DUNK!で高槻Jazzストリートに。
3度目となるこのイベントも地元にすっかり定着してきたようで、
そこらここらで演奏しているミュージシャンと街がなんだか馴染んでいるように見えるのは僕だけ?
ちょいと遅いスタートで18時に高槻BIRD、最終となる21時に噴水前での2回ステージ。
時間もなく慌てていたこともあってBIRDではバンドの本調子がでなかった。残念。
が、噴水前では最後ということもあってか、スタッフもお客さんもすでに盛りあがっている状態に
DUNK!の演奏ときたもんだから、えらい盛りあがった。
そんな長いステージではなかったけれど、DUNK!のいいところが随分出せたように思える。
O氏とH氏のバトルも面白かったし!
そうそう、DUNK!のファーストアルバムが6/10に発売されるそーです。
お気に召した方はどーぞ。ホーン隊も3曲ほど参加しているっす。
2001/5/5
EDFで春一番コンサート(通称”春一”)に出演。
長年続いているこのイベントに遂に参加できることに。
といってもこのイベントはフォーク系、ロック系が中心に出演するので、
Jazzバンドなんて結構変り種なのかも。
楽屋には関西勢を中心に名の通ったミュージシャンがごろごろと。
ある意味スゴイ光景。EDFがここに参加できているのもベーカー兄さんのおかげか?!
1日に20以上のバンド/個人がでるようなスケジュールなので、
持ち時間はほんと少ない中での演奏だったのだけれど、
表ということもあってとても気持ち良く演奏できた。いい演奏だったんじゃないかな?
聴いてるお客さんの受けもよかったし。
イベントの中心役でもあるAさんには「EDFでこの汚れた空気を綺麗にしてくれ」って言われるし(苦笑)。
ゆっくりは出来なかったので他のバンドはほとんど見れなかったのだけれど、
僕らのすぐ後の出演だった、坂田明(As)+清水興(B)+DJ KG-Kが無茶苦茶よかった。
坂田さんは何度か聴いたことあるのだけれど、その圧倒的な音と、すごいオーラにほんと感激。
またベースとDJの絶妙、それにのる坂田さん、というやり方自体がむちゃくちゃ新鮮で、
とてもいい勉強をさせてもらった。
その後、友人B9の結婚披露パーティーに。ほとんど終わりごろの出席だったけれど、
昔や今のバンド関係とかいろんな人が集まっていて(半分ぐらい知ってた)ごった返していた。
出し物もむちゃくちゃおもろいし、いやー、考えてることがアホでええわぁ(笑)。
折角集まってるというので例によって中国PJ関係者でちょっとミーティングもして、
2次、3次と流れる宴会にまた合流、延々と宴会はつづき、
主賓がいなくなった後も有志で飲みつづけて(呑みすぎ!)、終わってみたら3時。ねむ!
おめでと!! > B9 & AKT
2001/5/4
ロケハン。
昨日できなかったので昼から出歩き”それっぽい”場所を捜して回る。
だいたいありそうなのは六アイやポーアイなんだけど、
捜してみたらあったあったむちゃくちゃそれっぽい場所がいくつか。
カメラアングルを意識しながらいろいろ写真を撮る。いい絵になっていればいいんだけどな。
が、連休中なので人もいっぱい、なんじゃらイベントとかもやっているしちょーっと邪魔。
連休明けの平日に撮りにくるかー。
2001/5/3
中休み。
GWだろうがなんだろうがあまり関係なく動きまくっていたので
(しかもあんまし寝ていない)、ダウン気味。
ゆっくり過ごし、散歩も兼ねてうろうろ。
が、昨日引き受けることになった中国PJ用のプロモーションビデオのロケハンが気になり、
あちこちいい場所はないか?というような目で探してしまう。
しかし、カメラ忘れた!あかんがな!
2001/5/2
中国PJのミーティング。
やるべきことが見えてきているので、実作業レベルに落とし込んで作業、スケジュールを決めて行かねばならない。
メンバーはこのGWを利用してギターのHくんの家にあつまり、
集中的に作業をしている。なので奈良までえっちらおっちらと。
久しぶりの奈良、大分変わっているような気がするなっと。
まずは映像関係者で集まり、どんなビデオを作り上げるかを相談。
映像に力を発揮してくれるスタッフO氏およびY氏(コンサルかな?)も参加して、
まずはサンプルのコンテを参考に話を広げる。
結局のところ、どういうイメージを植え付けたいのか?どんなコンセプトなのか?を
明確にしないと何も決まらない(当たり前か)ということで、
そのことを中心に、またどういう絵を取ることが可能か?
どんな絵が必要か?どういう風に見せるのか?などを長時間に渡り相談。
最終的にはだいたいのビデオのイメージ、必要そうな素材、
シーン割、スケジュールぐらいまで絞り込めた。まずはロケハンが必要。
30ヶ所以上挙がった候補地をO氏と2人でわけて、ロケハンすることがまず最初。
考え通りいけば、なんとか6月のプロモまでには間に合いそう。一安心。
その後場所を移してバンド側の話。
作業の進捗状況を聞き、6月のライブ用オケの進み具合、本番CD用の音源の話、
それと衣裳の話を。
音に関してはベースのHくんがしっかりやってくれているので、
幾つかもらった宿題もあるけど、まぁ全然問題はないだろう。MACくんとかが壊れたりしない限りね(これ結構コワイ)。
衣裳で結構もめる。
さるキーワードを設定しているのだけれど、
それだけではやはり抽象的過ぎるし、みんなそれぞれ解釈が微妙に違うので、
じゃぁ、どうするんだ?!というところで時間が掛かる。
結局結論は出ない、やはりこういうのは外力を頼った方がいいのかもねぇ。
このミーティングでだいたいのめぼしはついたので、だいぶ安心した。
といってももう1ヶ月しかないんだけどね。
2001/5/1
ようやくゆっくり寝ることができて、ちょっと体力回復。
Sabrosuraのリハーサル。
立て続けに新曲をやっているので、なかなかめまぐるしいのだけれど、
視点というか刺激になっていい感じ。
19日のキューバ展では披露するとのことらしいので、
とりあえず譜面やっつけないと。
しっかし一曲やたら難しいのがあるのが難。
譜面といえども、キーのきついのは嫌だねぇ。
帰りがけ、酔っ払いのおっさんに遭遇。
実害はぜんぜんこうむらかなったのだけれど、
そのおっさん、千鳥足で歩きながら、
実際にはいない(たぶん幻想?幻覚?)相手に向かって、
「おまえはなぁ・・・・」「だいたいなぁ・・・」としゃべりまくっていた。
酒は好きだけれど、あーはなりたくないなぁ。
#記憶にないだけかも(苦笑)
今日のBGM
Michael Brecker「Tales From The Hudson」
Steve Grossman「803 Standards」