〜 過去の日記 〜

Jan. 11 - 21



2001/1/20
伊丹谷良介アコースティックライブ。21世紀第一弾!!

京橋から一駅、鴫野にあるモンゴル料理店「モンゴルオルド」にて。 書くと長くなる人のつながりから伊丹谷が知り合ったドロンさんのお店。 さる筋では有名(力?)な人、でも気さくでいい人。

いつもちっさなセッションのようなライブはやっているのだけれど、 ほんとにライブ形式のライブ(なんじゃそら)は初めてのよう。 PA機材を持ち込み、ブースをつくり、ステージ用のスペースを確保し、 となかなか苦労しながら準備。 今日はお客さんも結構来てもらえるらしい(予約で満席とか)ので、 コンパクトに、でもやりやすくしないと。

音リハはまずまず。時間もおしていたので、そうそうに切り上げて開店準備。 そう言っているうちにもお客さんがちょろちょろ顔を覗かせる。

折りからの雪で北近畿からくるお客さんが来れないというハプニングもあったが、 ライブ前にはもう満席。 もともとのお店のお客さん、伊丹谷の知人・友人、その他もろもろと、 いつものライブとは全然ちがう客層なので、 どうなのかなー、と一抹の不安。

ライブは2部構成で、1部は伊丹谷一人舞台からはじまり、 メンバが少しずつ加わっていく、オリジナル中心のステージ。 久しぶり人前でうたう彼は生き生きして見えた。

30分のモンゴル料理タイム(お客さんがいっぱいなのでお店はてんてこまいだったよう)を はさんで、後半戦。

こちらは中国ロックのカバー中心に。 お客さんの中には中国、モンゴル、アメリカ、インドネシアなどいろいろな国の人がいたけど、 大半は(多分)中国語の曲は何を歌っているのかはわからなかっただろうけど、 曲や歌のニュアンスはうまく伝わっていたようで、 受けはよかったみたい。まぁ、曲自体がいいからね。

僕はというと、Saxを全面的に吹くというのはないので、 鳴り物(打楽器)に終始。でもリズムをとれるのはシェイカーぐらいだったので、 もっと他のものも欲しかったなと。

アンコールで「朋友」をやったときに、お店によくくるお客さんの辻兄弟が乱入。 ディジリドゥとジャンベが加わって音に厚みがでたし、リズムが楽しい。 やっぱりジャンベとかいいなぁ、一気に欲しくなった。 シェイカーだけでは限界があるから、こういう皮物ひとつはいるなと。

ま、何にせよ一発目のライブは反省点も多いけれど、 よく頑張ったと思う。欲を言えばきりがないけれど、 またボチボチ頑張っていって欲しいなと > 伊丹谷氏。

次のライブも楽しみだぞ。


今日のBGM
John Scofield Quartet「What We Do」


2001/1/19
中国PJのミーティング。

台湾ツアーの進展はなし。返事がまだ来ないそうな。 この分だと当面ずれ込んでいきそうな雰囲気。 というのは来週から中国圏はお正月(こちらでいう旧正月)だから。

とすると話があるのは2月半ばごろかな? とするとツアーはどう考えても4月以降ということか。 ま、それはそれで良くて、個人的には非常に都合がよいのだけれど(謎)。

また、明日のライブの打合せ。 ひさびさの人前露出になるのでちょっと不安。 また急遽キーボードでR氏に入ってもらう(これ、すごく助かる)ので、 その追加分もあるし、、、ってので、構成とか分担とか説明うける。 まぁ、僕はわりと気楽な立場(うわものなんでね)なんで、 構成さえわかっていればあとは柔軟に対応できるし、と。

まぁパーカッションがぐぐっと全面にってことになると、 それなりの対応をしないといけないんだけど、 今回はそんなことないので、賑やかしでいいか。

でもパーカスはとっても興味があるので、 じっくり取り組んでいきたいところではあるんだけどねぇ。 時間がとれるかどーかか。

でもROCKバンドとかって結構暇なのよ、Saxって(笑)。


今日のBGM
John Coltrane「Coltrane」


2001/1/18
USHの予定がキャンセルになったのでオフ。

久しぶりにテレビいっぱい見た。面白いなぁテレビは。

とか言ってないで、 宿題しなきゃ。


今日のBGM
Larry Graham


2001/1/17
震災6年目。

早い、本当に早い。光陰矢のごとしとはほんとよく言ったもの。 あれからもうまる6年も経つなんて。 いわれてみればそういう気もするけれど・・・・。

多分他の被災地、 三宅島や雲仙、奥尻なんかの人々も同じように思ってる (と勝手に想像)んじゃないかと思うんだけど、 被災後、時間が経てばある程度は形は元にもどっていくけれど、 人は元に戻らない。お金では解決しないことの方が多いんじゃないかな。

だから「復興だ、復興した」って言っても(だいたいこの復興という言葉キライ)、 表面的には「地震なんてあったの?」というように見えても、 そうではないのが本当のところだと思うのは僕だけ?

早朝、そう、地震のあった時間に起き出し、 SUN-TVを眺めながら(他のTV局、なんでそんなやたらと悲しそうにするわけ?やめて!)、 静かに6年前を思い起こした。 ほんといろいろあった。 人生の転機になったと言っても過言じゃないし、 すごく考え方を変えさせられたところもあるし。

だからこそ、ずっと憶えていたい、忘れたくないし、 忘れたちゃいけないなと思う。 でも確実に記憶は薄らいでいっている。それがすごく悲しい。

それだけ幸せということなのかもしれないけど。

でも未だに地震は本能的に怖い。体に焼き付いてしまったみたい。 ちょっとでも揺れるとびびってしまう。

早朝にTVを見ていたときも、 その画面に地震速報の文字。 たいしたことない地震だったけれど、それでも怖い。 ここ数日兵庫北部で地震がつづいている。 大震災の前も・・・・・・実はそうだった・・・・。


「折角担当大臣決めたんだから、大臣が行けばいい」みたいな発言をした首相。 別に来て欲しいなんてちっとも思わないけど、 そんな言い方はないんじゃないの? やっぱり他の被災地にも同じこと言うワケ? 同じ来ないにしてももうちょっとましな言い方あると思うんだけど。

勿論来てくれなくなんていい、うっとおしいだけだから。 担当大臣が来るなら、その時間を使ってちょっとはましな政治をしてくれ!! でも物の言い方には気をつけて欲しい。


EDFのライブ。

東大阪の Crossroad は去年RECに使わせてもらったところ。 ライブをするのは実ははじめて。

お客さんが少なくて寂しかったけれど、 そんなこと全然関係なくEDFはライブできる。 Crossroadは音もいい感じでやりやすいので、 ゆっくり暖めていきたい店。

T中くんが事故ったらしく、ライブは欠席。 しばらく安静とか(入院するほどではないらしい)。 心配。


村上春樹「ダンスダンスダンス」読了。 すごく惹かれる、彼の書き物には。 しばらくはまりそう。


2001/1/16
ジョンスコのライブを観に行った。

昔々なんのライブだか知らずに付いていって初めて見たジョンスコ。 それ以来、来日のたびにはできるだけ見に行っている。 (そういえば震災の年はその直後だったのでさすがに行けなかったような記憶が)。

もうすっかりスキンヘッドになって(^^ゞ、 おじいちゃんの領域に近づいてきている?ようにも見えるけど、 見るたびに新しい事をやりつづけている彼はほんとスゴイなと。

彼が「JamBand」と呼ぶ今のユニットは、 間違ってるかもしれないけれど、クラブ系の音。 実は今日まで知らなかった(ちゃんとCDのライナー見ろよ!)のだけど、 ギター2人いたんですねぇ。あらら(^^;;;。

多分だいぶ年齢差のあるだろうGt、B、Drに混じって演奏するジョン。 一見マッチしないようにも見える(昔から見てるとね)けども、 何がどーだか、音はばっちし。 やってる内容もクラブ系のサウンドといいながら、 多分こだわってるんだとおもうけど、 サンプラーとかも多用しつつもあくまで生。 この辺の精神はJazz?なのかも。 でももちろん偶然性の要素がおおいなずなのに、 必然に聞こえるところが凄いな。 彼らの力量のなせる技か。

で、何よりも思ったのが、彼のギターを弾くフォーム?の滑らかさ。 前から思ってたんだけど、無駄がないというか、 アクションは大きいのだけれど無理がないというか、 流れるような曲線のフォーム、弾き方。 彼の紡ぐ音ともマッチしていて、なんだか、そう波のような。

それに比べると他の3人はもっと直線的な動きにみえる。 若くて俊敏、バネがある感じ。これもすごくいい。

でもジョンの滑らかな、出てくる音から考えると、 信じられないくらい優雅な、そう優雅な動きがとても印象的だった。

僕も目指したい究極の姿かもしれないな、この感じ。

それとある種のミュージシャンが感じさせる、 音の広がりというか限界のなさ。 簡単に言うと「何でもできるよ、何でもOK」の世界。 勿論曲には(少なくとも彼のバンドでやってた曲では)和声があるわけだけど、 和声にはむろん音楽的な制約があったりするわけだけど、 それがひとつも感じられない。 何をやってもはまる感じがすごくする。 何をやってもおかしな響きに感じられない。

もしかするとすごく巧妙に演奏されているのかもしれないけれど、 そういういやらしさもちっとも感じられない。 自然。すごく自由。すごく広がってる。ものすごく自由。

いつか自分もそんな演奏できるようになりたい。


2001/1/15
この数日間ものすごく寒い。 だから朝晩外で出歩いているのは非常にしんどいのだけれど・・・・。

でも少しうれしい(というと語弊があるかもしれないけれど)。 朝とかちょっとした水溜まりが凍ってたりするのをみて、 なんとなく微笑んでしまう。

だって僕が子供の頃は水溜まりだけじゃなくて、 学校の池とか当然のように凍ってたし、 地面には霜柱がたっていた。 そう、あの頃もずいぶんさむかったんだなと今更ながらに思う。

なんだかそんな事を思い出してうれしくなったのでした。


2001/1/14
Sabrosuraのライブ。今日はイバンさん主催のサルサイベントに。

イベントというぐらいだからいろいろ出し物があって、 ダンスショーやらレッスンやら、DJやらバンドやら。

ぼくらはトリだったので、リハ(といってもサウンドチェック程度)が終わると、 本番まではずーーーーっと暇。 今日の場合はなんと6時間ほどある。うーんどうしよう。

サウナに行く、寝とく、などさまざまに時間をつぶすといっているメンバーをほっといて、 用事こなしがてら外へぶらぶらしに。でも寒いのなんの!!

遅い昼食をとって、新世界へ。 ひさびさに通天閣に登る。高いとこは怖いんだが・・・・・・・。 ひとつも変わっていない通天閣。いやちょっと奇麗になってるかな? 相変わらずいなたい2Fを経由して最上階へエレベータで。 ついこの間登ったプサンタワーよりなんだか怖い。なんでかな。

最上階からの眺めはいい。大阪ぽくって。 とても天気がよくて、神戸のほうから生駒、南は泉南のほうまでスキっと見えた。 こうやって高いところから見ると、 いつも地上をうろちょろしている位置関係が把握できる。 思っているより街が小さく感じられる。 でもなんかいい町だなと思うのは贔屓目か?

寒い中ジャンジャン横丁(だいぶ奇麗になってる)を冷やかし、 将棋のようすを眺めたり、串カツにひかれたりしながら戻ると、 来たときはしまっていたM好という中華料理屋があいてた。

ここねぇ。めちゃ美味いんだな! というか割に安価でそのまんまの味がするのだ。 牛バラなんちゃら麺を食べる。あー、懐かしい中国の味。 しかも北方の濃い味!生姜やらニッキやらが入ってるやつ。

おかげで寒かったのがだいぶ解消。でも外はやっぱり寒い。

その後心斎橋で買い物。 いくつか欲しいものは常に頭にあるのだけれど、これ!というものがなく、 全然違うものを買ってしまった。でも前から必要だったものなのでOKOK。

で、ようやく会場にもどると、サルサショーの真っ最中。 人いっぱいで会場にはいれず控えでぼーっと。 踊る人っておおいのねぇ。

もう一つ出演のバンドを友人達とビールを飲みながら鑑賞。 踊らずに聴いてるのも悪くない悪くない。

本番はまぁまぁかな。 最近コロを練習しているだけあって、わーっとみなで歌うと楽しいし、 聴いてる分にも迫力あるんちゃうかなぁ(揃ってればだけど・・・・(苦笑))。 それとホーン隊は変な(^^;;;踊りに目覚めていて、 今日もへんな振りをやって自爆(苦笑)。でもたのしくていいわー。

CDもたくさん売れたようで、皆様ありがとうございます。 2/2のライブも面白いよー(きっと)。


今日のBGM
矢野顕子「Granola」


2001/1/13
今日は友人宅での新年会の予定だったのだが・・・・・・さる理由にて延期。 仕方なし。折角うどん打とうとおもってたんだけどなー。

で、外は寒いし出歩くのも億劫なので(出歩く用事もないし)、 かと言ってぼぅっとしているのもなんなんで(得意だが)、 溜まっている宿題に着手<ようやくかい!

中国PJ用の作曲。 もちろんピアノとかギターがすらすら弾けるわけじゃーない僕は、 譜面書き用のソフトを使って作曲(自動演奏してくれるのがウレシイ)。 もともといくつかアイデアを温めていたのだが、 譜面に落としていくとなると、 あやふやな部分もあやふやじゃなくしていかないといけないので、 なかなか進まない。

またこうやって作ってみると「なんだか聴いた事あるなー」というような代物になってしまい、 やーんぴ!となったり、無理矢理違うように聞こえるように変化させてみたりと、 「おお!」というようなものはなかなか生まれてこない。<アタリマエ

それでもなんとか3つほどのアイデアを譜面に落とす。 でもこれらも部分、部品なんで、後先付けたりいろいろしないと曲には仕上がらない。 あぁ、先は長いぞよー。

疲れたので休憩がてらゲームなんかする。 するする、むっちゃする、かなりする・・・・・・・・。疲れた。(*_*)


今日のBGM
John Coltrane「Europian Tour」


2001/1/12
E.D.F. 新世紀一発目のライブ。

M'sHallに行ってみると、いつもとはステージが違うところへ移動。 なんだかしっくり来ない感じもあるものの、 逆に新鮮でいいかも。 でも横長につかうってのは、お客さんが見えにくくてちょっとやりにくい。 要は慣れの問題か?

隊長が新曲をどんどん出してくる。 そういえば去年の頭もそうだったなぁ、と思いつつ、音リハ。 「New Life」というバラードがこれまた絶品。いいわぁ。 なんかねぇ、メランコリーな感じが(言葉の使い方合ってるかな?)。 どうして、こう、隊長の曲は哀愁漂うというか、 ぼくらの心のどこかに暖かみを感じさせたり、影を落としたり、 そんな響きがあっていい。他のJazzとは一線を画している。

近所の音対策もあって予定時間より遅くスタートしたライブも、 異例の間の休憩が10分もなく(これEDFにしては凄い事!)2NDステージを。 いつもの長々感があまりなく、すっとまとまった感じになったけど、 どうだったのかな。

それとラストの RUGTIME も短くまとまるなーと思ってたら、 最後はなぜか Hey, Jude に。隊長この曲最近気に入ってるねぇ。

何にせよ、今世紀はEDFの世紀!!
ガンガンいきますよーーー。


2001/1/11
かまたまはかわいくない奴なのだ。 ”可愛くない”と言い切ってしまうといささか可哀相なんだけど。 いわゆる普通のネコらしさがないというかなんというか、 ま、いいんだけど。

面白い特性(笑)としては、
 ・目覚ましが鳴る少し前に起こしてくれる
 ・風呂に入るとわざわざ風呂桶の湯を飲みに来る
 ・自分は勝手に寝るくせに、人が寝ると文句言う
 ・たまに屁をこく(臭いのなんの(^^;))
誰に似たんだか、まったく(苦笑)。

中国PJのミーティング。 遅々として進まないが、 さっさと進めないと時間がずるずる経ってしまう=不利になる、のが怖い。

いろいろ懸念事項もあるが、 われわれアーティストサイド(最も僕は両方だけど)はまず何よりもソフト、 曲をつくっていかないといけない(これ当り前)。 今のところ「これ!」という奴がないのよね。

というのも自分達で「これ!」と思うものは必ず必要だけど、 大きな流れの中で考えると、それだけではだめ。 というのはこのPJ、土地や文化が違う中国でのものだけに、 そちらにマッチしたものも含めなければ。 というのも調べたり聴いたりしてみると、 メロディーひとつとってもやはり日本とは違う、同じように聞こえても。

ま、簡単に言えば「狙っていくぞ」ということかな。

何にせよ早くよいものをたくさん生み出さなきゃ。 宿題は降り積もっていくのだった。


ミーティングへ行く路上ですごい車を見た。 なんとナンバープレートが紙に手書き!!ええんかあんなん!? きっと道交法違反だと思うんだけど・・・・・ 「神戸●00 ろ●0●」あー。ええんかええんかー?


例の成人式の乱痴気騒ぎ。 高松市は告訴するみたいねー。いいぞいいぞー! ちゃんと責任とらせたほうが、本人らもそうだけど、 同じ世代の人間にとっていいと思う。

自首してきて、 「ちょっと騒ぎすぎました。反省してます」って、 やってしまってからでは遅いことなんてなんぼでもあるって、 思い知らせた方がいいと思う。



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