〜 過去の日記 〜

Apr. 1 - 10



2000/4/10
中国ツアーのリハーサルに最後のメンバーNさんがついに登場。 一見して「!!」。 音を出してみて「!!!!」。 間違いなくバンド自体のレベルを上げてくれそうで、 とてもうれしい。

スケジュールがまた怪しくなってきた。 それにいままで気付いていなかった問題が噴出。 対処しきれるのか大変心配・・・・・・・・・・・


2000/4/9
EDFのライブがあった。 この中百舌鳥の店Cは初めての防衛。 だけれど一度遊びに行ったことはあるので雰囲気は知ってるお店。

ライブにはこの4月から京都にしばらく定住することになった、 山口のKGさんが来てくれた。 こんなところまで丸腰で来る訳ないよなーと思っていたら、 案の定もってきていたので、ライブに無理矢理(?)ゲストで入ってもらう。

実は若いのにおじいさんな風貌の彼だけど、 演奏はえらい熱いもので、今回もぐぐぐーーっと圧倒されるものを聞かせてくれた。 これから近いからお互いに行き来できるから楽しみ。

ライブ後はおふざけでみながみなとも違う楽器でセッション。 音楽的にはどーだかなーというもんだけど、 何よりも観てて聴いてて面白かったんじゃないかなとすこし満足。

打ち上げはわざわざ桃谷まで移動して御用達のHへ。 新メニューができているというのでお試し。 ごっつい美味い〜〜〜〜♪

次回のライブ後には特別な料理を用意してくれるということで、 もう今からたまんないのだった。


2000/4/8
昨晩は黒龍のホーンリハ。 新たに参加するF氏は某USHのリーダーでもある奴だから、 まぁ頼りにしている、多分大丈夫だろう。

リハーサルの期間が短く、回数が少ないのが心配だけど、 まぁ彼ならやってくれると思う。 なんとか頑張って暗譜と振り付けを憶えて欲しいもんだ。

リハはわざわざスタジオを取るほどでもないんで、 吹田の某大学でやってたのだけれど、 ちょうど横で軽音も練習していた。 フルバンドだった。

これが、えらく懐かしい曲(昔やったことある)を練習していたので なんだか妙にうれしく、懐かしく、なんか歯がゆかった。 僕の場合、視覚的なイメージから連想されるというか思い出される思い出よりも、 こういう音が思い出させる思い出の方が多いように思える。

それらの曲はずーーーっと昔の自分をすごく鮮明に思い出させた。 なぜか桜とあいまって、すこししんみりした気分になった。


2000/4/7
いよいよ中国行きまで10日を切った。

昨日はそのゲネプロ一回目。 通してみるとわかるんだけど、 曲とか演奏自体とかのだいたいは憶えているので大丈夫なのだけど、 つなぎとか踊り、なんかの細かなディティールを忘れている。 思い出すように練習しないと。 なんといっても大きなステージだし。 見栄えも大切だしなぁ。

とにかくもう日もないし、集中して頑張っていかねば。


2000/4/6
利用している鉄道の駅の桜が日に日に色づいてきている。 もう春。この2,3日の気温がそうさせてるのかな。

昨晩はソウルホーンズのリハーサル。 ホーンのグルーブがなかなか合わない。 ちょっと気が抜けたようにもなっているから、 引き締めないと。

そのスタジオには5月にご一緒させてもらうJAYさんも来ていた。 別のバンドのリハーサルだった模様。 これは5月にはいってからのリハとかになるけれど、 ソウルホーンズとしても大きなイベントだし、 何かのきっかけにでもならないかなと思う。

それより何より昨日の重大事項!

僕の愛車が壊れた。
まずまえから調子がわるかった冷却ファンが完全にお亡くなりになったみたい。 走っている時はいいけれど、信号でとまったり、 のろのろ運転をするとすぐに水温がきゅーーっと上がる。 今まではまだ調子悪くても少しは回ってくれたし、 外気温も低かった(また、出歩くのは主に夜だし)ので、 大した被害はなかったのだけど、これからはピンチかも。

それともう一点。これが致命的。 シフトノブがおかしくなった。ノブというよりシフトの機構のどこかが 外れたようで、ギアチェンジできない。 ガチャガチャやると変わったりするので、 シフト機構からエンジン側は大丈夫みたいなんだけど、 これじゃぁ走れない。

これがリハーサルの帰りに道路上でおこったもんだから大変。 低いギアでは速く走れないし、 高いギアでは発進できないし、 と苦労しながら通常の倍近くかかって帰宅。

うーん、意気消沈。 うーん、車屋いかにゃぁ。


2000/4/5
昨晩はひさびさの平日夜休みだった。 ゆっくりしたいところなのだけれど、 もう長い間さぬきうどんを食していないため禁断症状が。

夕方頃からひそかに一人盛り上がっていたのだけど、 押さえ切れなくなって、晩飯は「うどん」に。 売り物の冷凍うどんとかではとてもじゃない、 満足しそうになかったので、自分で打った。

なんとなくは慣れてきているこのうどん打ちも、 ちょっと慣れただけで技術的には進歩していない。 が、食いたいので打つ。

水回し(饂飩粉と塩水のとりまわし)はわりとテキトーな雰囲気でOKだが、 それをまとめて団子にし、寝かせて、踏んで、丸めて、踏んで・・・と (このあたりの手順がまだ曖昧)工程を重ねると、 粉に水が行き渡り、ほんのり小麦粉の匂いのする団子になる。

こっからすこし座布団上にしてから、いよいよ延ばす。 僕の狭い部屋ではテーブルなんてないもんだから、 こたつの上板を床に直に下ろしての作業になる。 きちんと拭いて、打ち粉を撒き、座布団を置いて、麺棒で延ばす。

これがあってるのかどうかわかんないけど、力任せにぐいぐいと延ばす。 なんとかうまく四角くなるように延ばす。 でもこれが大変で、生地が固い時はほんと伸びない。 ちょっと伸びても縮んでしまったりする。 それをだましだましグイグイグイっと延ばす。

昨晩はちょっと失敗してうまく四角くならなかった。 それでも努力してなんとか四角っぽくしたら、今度は切り。 延ばしを厚さ均一に四角くするのも大事だけど、切りも大事。 太く切っちゃったりしたらもう大変、うどんじゃなくなってしまうので。

実は先々月(だったっけ?)うどんを打った時に指を切った記憶がまだ鮮明なためか、 包丁を持つのが実はまだ少し怖い。 そこをなんとか騙して慎重に切りに入る。 3mm角くらいになるように均等に。生地の折り目をつぶさないように。 慎重さと根気のいる、まことに不得意分野の作業なんだけれど、 ”うどん食いたさ”の執念の前には屈するようで、ガマンして作業をする。

できた麺はなかなかよい出来(に見えた)。 早速茹でる。茹で具合もちゃんと見ないと。 芯がなくなるかなーー程度のところであげて水洗い。 もう「ええんかーおらおらー」っていうくらいゴシゴシ洗う (ここで切れたりするようじゃー駄目なんだな)。 するとつるぴかな麺がお目見えする。

昨日はこれにじゃこ入り大根おろし(たまたま別につくってた)、ねぎ、しょうゆで 食べた。うーーーーーーん美味い! 我ながらよくできたんじゃないかとちょっと自画自賛。 ついでに父親直伝(そんな大層なもんじゃないけど)の焼きうどんを作る。 こいつもうまーーーーーい。

そんなこんなでちょっと沈み気味だった気分も少し晴れた。 ありがとう、うどん!


ところで僕の出身地では「焼きうどん」なんだけど、 今住んでるあたりでは「うどん焼き」なんだな。なんかしっくりしないよぅ。


2000/4/4
中国プロジェクトで進めているホームページ作成だけど、 またまた新たな人脈ができて、 うまくいけば中国向けの中国語のホームページができそう。

このバンド、というかI氏を中国でスターに仕立てたいなら、 やっぱり中国語は不可欠だと思うので、 ぜひとも協力してほしいと依頼。 お互い忙しいけれども、なんとか引き受けてくれそうな雲行き。

おまけに彼(T氏)は我らの公演を中国までわざわざ見に来てくれるかもしれない。 なんともありがたい話。うーん、いいねぇ。

疲れがたまってきているのか(解放する時間がないもんな)、 食べずにビールを少し飲んだだけでくらくら。 いかんなぁ、中国ツアーまでもちそうにない。不安。


2000/4/3
久々に学校に練習に行く。 まだ桜並木はつぼみのまま。でももうすぐ、 いよいよという感じが伝わってくる。

日曜日だけど生協が開いているためか、 新入生とおぼしき若者と親御さん、という組み合わせがちらほら。 なんとなく心はずんでいるらしい彼らの顔がまぶしい。

夕刻、車の修理(またか!)。 屋根部のひび割れがひどくなってきているので、実はすこし雨漏りしている。 パテだとどうもうまくできていないので、グラスファイバーでやることに。 その前にいままで盛ってしまったパテの除去作業。 これがなかなか取れなくて3分の1ぐらいで断念(暗くなった)。

はよせんとー、雨降ったら難儀や。


2000/4/2
昨日は行ってから気付いたんだけど、映画の日だった。

先週からはじまっている話題の映画「グリーンマイルス」 を観にいこうと思って映画館を訪れたのだけれど、 人気の映画だけあって満席(この映画館はどうも立ち見を出さないらしい)。 次の上映を待つにはこの映画長すぎる(3時間以上あるらしい)ので、 他の映画を観ようと。

ちょうど別ブースではもう少しまえから封切られている「The Straight Story」を 上映していたので、これを観る事にした。 前知識はなしだったけど、CMで観た限りなんだかのんびりしてそうな映画やな、 と思っていたんだけど。

さて、この映画、結論から言うと僕はとても満足した映画だった。 ちょうどこんな映画を観たいな、と思っていたような映画だった。 ストーリーはいたって単純で、 もう老境に差し掛かっている主人公が、 ちょっとしたことでけんか別れしている兄に会いに行く、 しかもトラクターで、というもの。

映画の進み方も淡々としていて、 大きく盛り上がったたり、話がそれたり、そんなことはほとんどせずに、 広大な畑の景色が延々とつづく大地をとろとろと主人公がトラクターで進んでいく、 その道程でいろんなひとに出会い、 少な目の会話が、思い出話が、語られる。

挿入曲も印象的なギターの曲があるだけで、 あとはほとんど邪魔にならない程度にしか入れられていない。 ほんとあっさりした映画だった。 ラストもほんと「え?」っていうくらいあっさりしたもの。 あまりのあっさりさ加減にエンドロールが出た時、 場内がざわざわっとしたほど。みんな意外だったんだろうな。

ところがこの映画が僕にはとてもよかった。 この「淡々さ」がよかった。 映画に押し付けがましさがない。 この映画を観たら、最近の映画ってどうも騒がし過ぎるな、と思えた。 だって「ほーら、怖いとこやでー」「ほら盛り上がるでー」 「はい、感動するシーンですよー」ってな感じで、 映画が視覚・聴覚などをフルに揺さぶってきて、 それで観客の感情をちょっと無理にコントロールしようとしているように感じない? アクションものの映画とかはいいんだけど、 ストーリーを大切にするような映画でもこういう過剰な演出が多いように思える。 (ちがうのかもしれないけど。さらに嫌いじゃないんだけど、そういうのも)

おかげでじっくり映像、セリフを堪能できた。 主人公の自然体な演技が本当によかった。無理ない感じで。 何といってもラストにしかでてこない兄がよかった。 セリフも一言なんだけど、 それに当たり前のことを普通に言うだけなんだけど・・・・。

なんか映画を観ている事を忘れさせてくれるほど、自然な映画だった。 だって本当にその人たちそこにいそうなんだもん。

エンドロールでの印象的なこと。
車と衝突してシカが死ぬシーンがあるんだけど(多分シカも実物)、 そのためだろうか、 「この映画の撮影のために動物を殺してはいません」(かなり意訳)という文字が流れた。 製作者の配慮があっていいなと思った。


2000/4/1
エイプリルフールだけど、ウソついてないなぁ。 (というのがウソかも!?)



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