Date: Tue, 21 Dec 1999 14:04:58 +0900 (JST)
From: NAITOH,Seiichirou
Subject: Friday



内藤です。

24日(金)午後に、駒場に現れようと思います。
戦史研も覗いてみます。

さて、先日、科学教育ゼミが開催され、
「スバル望遠鏡」をどのように教育普及に活用するか
というテーマが論じられました。
NHKなどを通して綺麗な画像を公開するだけでは、
なんの理科教育にもならない、という声が、
天文学者の現場の方から上がっているそうです。
それで、観測時間中に、教育普及用の時間の割り当てがされる方向です。

それでは、一体どのようなことをしたらよいのでしょう。
たとえば、赤外やスペクトルや、といった概念まで踏み込むと、
これからますます減らされて行く理科教育内容の中で、
高校生の範疇はこえてしまいます。
また、例えば小惑星サーチなども、興味のある生徒以外には
敷居の高い物になる気がします。
教室にもって行くには、スバル望遠鏡はあまりにもスペックが高い。
しかし逆に、このスバル望遠鏡の知名度や話題性から、
天文サイドから打って出るには、一つのセールスポイントにもなるのです。
木星の衛星の動きから質量を調べることで質量を決定する
というのは、すでに高校生対象にアメリカなどで行われたことです。
これは、ケプラー運動の運動方程式でできるので、
コンピューターと物理の技術を修得することもできます。
理系の生徒たちに、物に触れながら学ぶということで
関心を持ってもらいたい。
そのためにしなければならないことは、まだ模索の最中です。

では。