どうも相変わらず返事が遅くて申し訳ないです。
Sです。
教養学部は12日から始まる・・・はずです。
今週一杯は上記の如く恵比寿詣でに明け暮れそうですが、
ことによれば大学の方に行くかも知れません。
基本的には暇なので、本郷に出掛けてもいいかと思います。
いい加減神保町でポエニの下調べも始めないと。
東北大の方との話は、別のところでも書きましたが、
理系の人が歴史の話題も興味を持っているというのは
一文系人としては嬉しいことです。一方小生の方は
果たして自己の専門分野以外に関心を発展させられるのか
心許ない限りではありますが。
東海村の事件をきっかけに、原子力問題について
広く議論が行われるようになるかもしれません。
あの事件では、最先端科学技術をささえる現場が如何に
お寒いかということが白日の下に曝されたわけで、
これも物理帝国主義と資本主義経営の齟齬(今年の流行語?)
のなせる業なのでしょうか。
しかしそれを語るメディア−文系知識人の牙城−は果たして
事態の科学的側面を理解してるのでしょうか。小生の先輩で
医師をしている人曰く、「「ウランを硝酸に溶かしていた」って、
「ウラン精製のために酸化ウランを還元していた」ってことでしょ。
文系に原稿書かせると摩訶不思議な表現になるもんだ。」
それはブラックボックスと化した科学への屈服か、はたまた
そのようなことを意に介さない倣岸さか。
むかし神代さんが編集なさっていた頃の化学部部誌に、
「化学に対する態度について」と言う文章がありました。
それは「疑似科学」の「超絶図書」(近年ならば「トンデモ本」
と呼ぶのでしょうが)を批判したものでしたが、そこで名前の
挙がっていたガードナーの「奇妙な論理」を目下読んでいます。
これは疑似科学批判本ですが、今から半世紀近くも前の
本です。しかし、そこに挙がっている本のなんと「トンデモ本」
に似ていることよ。なんというか、目眩を覚えます。
科学技術万能になったと安易にいわれがちなここ半世紀、
しかしてその実態や如何に。
まあ、長長と暫定的な結論すら浮かばないことをつらつら
書き連ねてまいりましたが、近い内に一度お会いして
話してみたいとも思います。今週中なら基本的に空いてますし、
来週以降は駒場に通います。
それではまた。
「ローマの運命も、いつかはこうなるのだよ」−−−−スキピオ