第4幕 | |
第1場 | |
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(白鳥の鳴き声と羽ばたき) |
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ハンス |
ああ、綺麗な白鳥だ |
(星座絵Cyg ON) |
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Cyg |
あなたが夜空を旅している少年ですね |
(白鳥飛び立つ) |
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ご覧なさい。あそこに、勇者ヘルクレスの姿が見えるでしょう |
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(星座絵Her ON) |
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数々の冒険に挑みそれを克服した彼も、最期は哀れでした |
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《M13 写真》 |
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彼の地上での苦悩が浄化されて、結晶になったものです |
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ハンス |
ああ |
第2場 |
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Cyg |
さあ、あそこの竜のところまで送ってあげましょう |
(星座絵 Dra ON) |
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ハンス |
竜だなんて… |
Cyg |
恐れることはありません。あの竜は、天の頂を守っているのです |
ハンス |
天の頂? |
Cyg |
そう。全ての星が、その周りを巡る、星空の中心 |
《北極星を中心とした北天の日周運動の写真》 |
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黄金の竜は、その天の支柱を見張る番人なのです |
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私が送れるのは、ここまでです |
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(Cyg退場) |
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ハンス |
ああ、竜がこっちを、僕を見ている |
Dra |
(肉声で語るのではなく、エフェクタで残響をかけ、念話風に) |
決めよ。進むか、朝日の下に帰すか |
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ハンス |
…僕は…!! |
声 |
(ハンスが言葉を続けるのを遮るように) |