第1幕

第1場

(場内青空投を薄く点灯)

《波を蹴立てて航行するアメリカ太平洋艦隊機動部隊》
(その所属航空母艦 艦内)

(米兵たちがくつろいで話している)

米兵A

欧州戦線では…

米兵B

ベルリン陥落も… こっちはいつまで…

米兵C

(粗野な笑い声) だがな、こんな海で活躍したって…

米兵D

馬ァ鹿、そりゃどこの戦線でも同じだろう…


(一人の兵士、溜息をつき談話室を出る)
(艦橋のタラップへ出る。波の音)

(足音近づく)

戦友

どうしたんだ。嫌に暗いじゃないか

主人公

ランディー…。いつまで続くのかな…

戦友

(少しおどけて) 何だ、ホームシックか?

主人公

いや…。何故ここにいるのかと思ってさ
皆何故戦っているんだ。勲章のためか?

戦友

国のためさ。さもなければ、これが戦争だからさ

主人公

…そうだな

戦友

(しばし沈黙。空を見上げ、努めて明るく)
いい天気だな。俺が何故航空隊を志願したのか教えてやろう
…空は、自由だと思ったからさ
陸軍(Army)でチェスの駒になるのは御免被りたかった
まあ、ここが特別だというわけじゃないが…
それでも、自分一人の生死は自分で切り開ける

主人公

…死ぬのに違いなんてないさ。悲しいことだよ

戦友

そういうお前はどうして航空兵になった?

主人公

そうだな。俺は…

(Monologue) 俺は何故、飛ぶのだろう




《タイトル画面》




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