![]() |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Contact to Me |
|---|
このページの管理者に連絡をとる際はBBSまでどうぞ。 |
ludwigな訳 | ||
|---|---|---|
|
アカウント名の"ludwig"とは一体何処から来ているのだ。 という誰も気にしないかもしれない点に一応答えておきます。Ludwigは、ドイツ語系の男性名としては一般的なもので、 有名なところではNeuschwanstein(新白鳥城)の建設でも知られるバイエルン王ルートヴィヒ二世をはじめ、同名の人は数多くいます。 |
![]() Ludwig van Beethoven 1770-1827 |
|
|
が、ここでは悲運の狂王ではなく、楽聖として今も広く愛されるLudwig van Beethoven(1770-1827)の名前をいただいています。 Beethovenの人生についてここで容量を割いて語るにはきりがありませんし、史実から伝説まで残されたエピソードを聞いたことはあるでしょう。誰しも、 Beethovenの音楽は、学校でも必ずといっていいほど耳にしていることと思います。私は、何よりも彼の音楽に魅せられた讃嘆者の一人です。 私自身は音楽はまったくできないくせに、それはもう、ロマン=ロランがそうだったように傾倒していたりします。 |
||
|
実は、子供のころはBeethovenは嫌いでした。理由はいくつかあります。5番のハ短調交響曲(通称「運命」)の劇的主題が理解できず、どうしても美しいとは思えなかったこと。 また、毎年年末に繰り返される恒例行事としての第九や何故か生じていた「ピアノ曲=エリーゼのために」という認識のために、ミーハーな音楽な気がしたのです。 小学生のころは、玉を転がすようなMozartの方がずっと好きで、ホルン協奏曲などを好んで聞いていました。 |
||
|
Beethovenに再会したのは、高校の頃だったでしょうか。「エグモント」序曲の悲劇をも圧倒する高揚の栄光。 そして、改めて鑑賞したニ短調交響曲(9番)の何と衝撃的だったこと。こんなに力のある音楽を無視してきたのか、と。 「ハ短調交響曲の劇的主題、英雄交響曲の巨人的なうねり、これら偉大な交響曲の連峰の裾野には、霊妙で繊細な弦楽四重奏曲の森。 時に陰を秘め、時に快活に湧き出す泉。その木陰に、畔に、Beethovenはピアノを奏でている。 黙して動かぬ背中と鍵盤をまさぐる指とを、人は室に見たりもする。そして、何処までも高い星空に響くニ短調交響曲。」気がつけば、虜でした。 |
||
|
今、私の魂の波長に最も近い音楽はBeethovenであるといってもいいかも知れません。 確かに、Beethovenは古典派の作曲家です。形式的な構造から自由ではありません。 後のBrahmsの方がずっとRomantikです。Chopinの方がEmotionalです。Ravelの方が自由でしょう。 それでも、Beethovenが魂と人生を注いで削り上げた音楽は、私の心を掴んで離さないのです。そんなわけで、Ludwig、なのです。 |
||
![]() |
ところで、Beethovenの肖像としては、上にあげたKloeberの絵や、音楽室でお馴染みのStielerの絵が有名ですが、
私はこの1803年にHornemanが描いた精悍な青年像が好きだったりするんですが。Beethoven本人も気に入っていたらしく、
仲違いしていた親友Breuningに友情のしるしとしてこの細密画を贈っています。 |
|