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タイトル Immotal Beloved
名前 S.Naitoh (管理者)さん
日付 2003/01/01 04:17:24
「不滅の恋〜ベートーヴェン〜」を初めて見ました。
ずっと、チェックしなければと思ってました。
でも、まずは苦言から。
うーん、『AMAEUS』の1/20くらいの出来損ない…。
映像が安っぽくて、B級っぽさが漂ってます。脚本も、演出もセンスが悪い。
テーマ的にアメリカ好みの「大スペクタクル」じゃないから予算も小さかったのかもしれないけど、
作りこんでさえいてくれれば…。

でも、噂の「耳を押し付けて月光ソナタを弾く」シーンをようやく見ることが出来ました。
もうちょっと表情が差し迫ってればなおよかったけど、確かに絵になります。
残念だったのは、第九初演時、鳴り響く喝采に気づかずまだ内なる曲の最中にいるシーン。
…もっとうまく撮ってくれ…。

しかし、ヨハンナを持ってくるとは、確かに「ドラマティック」です。
斬新で面白くはあった。
何より、「Musste es sein?」「Es muss sein」
…やられました。このシーンだけは、完敗です。
ほんと、このシーンだけで認めます。
一連のあの映像ではこのセンスがもったいない。

『AMADUS』との比較になっちゃいますけど、一つはベートーヴェンと言う存在が
あまり生きて浮き上がってきませんでした。
シンドラーにしても、女性達にしても、インタヴュアーと回想に終始して、
"傍観者"に過ぎるのです。
モーツァルトは、サリエリと言う存在の強烈な視線を通して前面に押し出されていたのに、
ベートーヴェンはかなり主観が弱かったですね。
はるか昔海外ドラマで一度やった『Beethoven Lives Upstairs』の方が印象に残ります。
それと、音楽がBGMに終始していたのも、ちょっと不満です。
逆に、Peter Shafferの脚本の妙とMiros Formanの力量を褒めるべきなんでしょうけど。
一度使われてしまったからこの題材は使えないのかもしれませんが、
もっと力のある映像で見たかった…。

あとは、『Beethoven -Tage aus einem Leben』が見てみたいかな。
実は先日のNHK「その時歴史が動いた」を出張で見逃しているのですが、
だれかビデオを持ってないでしょうか…。

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