| タイトル | 苦い酒 |
|---|---|
| 名前 | S.Naitoh (管理者)さん |
| 日付 | 2002/09/28 05:48:52 |
| 寒くなって毛布にくるまっていたら2時間ほどうたた寝をしていた。 机の脇にはチーズも出したまま。結局1本も空いてない。 一人で何やってるんだろう。 甘口のワイン買ったんだけど、今夜は酒が苦い。 まあ、いいか。 別に何が変わったわけでもない。ただ、自覚しただけ。 むしろ何も変わらなかったこと。 その結果失くしたのか、とうに失くしていたのかは知らない。 そもそも、手にしたことも無いものなど失うことさえできないか。諦めたのはずっと前。 「器用貧乏」らしい。人に言わせると。 何かとそれなりにこなしてしまう反面、これと言って出来ることもない。 ・・・器用か、これが。 真に器用なら、全てを完全に裁いて見せるんだろう。 それなりに器用なら、やるべきことをすっきり選び出して真っ直ぐ生きるんだろう。 結局、全てに絡めとられて何も選べない、何もなせないのはただの不器用じゃないか。 不器用だから、忘れることも歩み寄ることもできずおろおろと呆けていて、 行く場所さえなくなろうとしている。 馬鹿だ、俺。笑うしかない。 「お前は何になりたいのか」 何で広報室にE崎さんがいたのかは知らないし、 W部さんと飲んでるところに一人で捕獲されるのも強烈だったけど、 まあ、いい説教を聞いた("説教たって"穏やかな話だったけど)。 これからの進路のこと、あるいは胸の内のこと、考えなければなるまい。 そうとは誰も知っちゃいなかったけど、誕生日、節目の日、 少しはけじめを考えろってことだったのだろうか。 とりあえず、珍しく一人で飲みたくなった。 そんな夜もある。 | |