（その１）

ここに紹介するのは自宅に在るレストア品で、特に明示のないものはすべて稼動します。 潤沢な開発・生産コストと、その結果である豊かな技術が、時を経て個人に還元されるありがたさを感謝しつつ、趣味として楽しんでいます。

■ ＣＯＭＭＡＮＤ ＳＥＴ 受信機 ＢＣ-４５５-Ｂ

受信周波数／6.0-9.1 MHz
電波形式／AM,CW
用途／航空機搭載用（搭載例）
構成／高周波１段中間周波増幅２段シングルスーパ
中間周波数／２３８０ＫＨｚ
電源／２７．５Ｖｄｃ、１．７Ａ（２次側出力／230-250Vdc 60 mＡ）
製造者／米国ＷｅｓｔｅｒｎＥｌｅｃｔｒｉｃ
回路もシンプルで非常に分かり易い、シャーシは軽量コンパクト
ベークライトパネル部は改造結果(本当の操作パネル)
1944年製造の品(当時の記事)
再生稼動風景

■ ウォーキートーキー ＢＣ-６１１

周波数範囲／＊.0-＊.1 MHz
電波形式／AM
用途／歩兵用（運用スタイル）
構成／受信：高１中／送信２ステージ、プレートスクリーン同時変調
中間周波数／４５５ＫＨｚ
電源／１．５Ｖｄｃ、９０Ｖｄｃ
回路／全体・受信状態・送信状態

電池電源の製作

■ ＢＣ-６５２-Ａ受信機

受信周波数／ ２バンド ２.0-３.５ＭHz ／３.５-６.0ＭHz
電波形式／AM,CW
用途／陸上ビークル搭載用
構成／高周波増幅１段中間周波数増幅３段シングルスーパ
中間周波数／９１５KHz
管球数／受信部 GT管８球、マーカ部 GT管３球
電源／１２Ｖｄｃまたは２４Ｖｄｃ（Ｂ電圧発生は内部のダイナモによる）
標準的な高１中３といえる内部の回路
製造者／米国 General Electric Company
1944年製造の品


■ ＢＣ-１３３５送受信機

送受信周波数／２７-３９Ｍc 間で２ｃｈ
電波形式／FM（ワイド）、出力 ２Ｗ（3A5パラ･プッシュ）
用途／マンパック＆ビークル搭載用
構成／高周波増幅１段,中間周波増幅２段シングルスーパ
中間周波数／4.3MHz
管球数／受信部 ８球、送信部 ８球、定電圧管１球、計17球
電源／１２Ｖｄｃまたは６Ｖｄｃ（Ｂ電圧発生は内部のバイブレータによる）
なかなか楽しい補助回路
1945年製造の品
内部の回路(gif/273KB)
内部の回路(pdf/80KB)
只今、悪戦苦闘中です

■ Ｒ-６４８／ＡＲＲ-４１受信機

受信周波数／190-550 KHz 2.0-25.0 MHz
電波形式／AM,CW
用途／航空機搭載用
構成／ダブルスーパ （コリンズタイプ）
第２中間周波数 ５００ＫＨｚ メカニカルフィルタ
電源／２７．５Ｖｄｃ
製造者／Ｃｏｌｌｉｎｓ Ｒａｄｉｏ Ｃｏｍｐａｎｙ
何と言っても内部のメカが魅力
内部はメンテナンス容易なモジュール方式


■ ＲＴ-６７１／ＰＲＣ４７ 送受信機

主要付属品
送受信周波数／２−１１．９９９ＭＨｚ
電波形式／ＳＳＢ（ＵＳＢ）・CW
出力／１０Ｗ・１００Ｗ切替え
用途／中距離通信
構成／シングルスーパ、中間周波数／５００ＫＨｚ
電源／１１５Ｖ４００Ｈｚ１φまたは２６．５Ｖｄｃ
製造者／Ｃｏｌｌｉｎｓ Ｒａｄｉｏ Ｃｏｍｐａｎｙ


■ ＲＴ-７０A/GRC 送受信機

送受信周波数／４７−５８．４ＭＨｚ
電波形式／ＦＭ、出力／５００ｍＷ
用途／部隊内通信（〜１．６Km）
構成／ダブルスーパ、１９球をコンパクトな機構に収納
中間周波数 第１／15ＭＨｚ、第２／1.4MＨｚ
電源／6.3Ｖdc（ﾌｨﾗﾒﾝﾄ）、９０Ｖｄｃ（+B）
製造者／米国General Motors Ｃｏrporation




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その４（PRC-14・PRC-85K・SEM-35・URC-68・MAB）へ
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